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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

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# by masa717h | 2017-11-18 10:02 | 北辰
もうすぐ2学期期末試験だが、それは高校生とて同じである。うちの塾には昨年の受験生が2人残って今でも週に一度授業をとって通塾している。あとは2人ともよく自習に来る。そのうちの1人は、俺が英語を指導しているハカセ君である。先日の中間テストもハカセ君の結果はクラス1位で、学年では8位だったそうだ。その得点の内訳は

英語表現97点
コミュニケーション英語97点
数学96点

…といった具合に続いていく。そのほかの細かい数字は忘れてしまったので、詳しくは記載できないが、この子の場合、高校に入って大きく伸びたといっていいだろう。information のスペルさえ、書き間違えなければ英語は98点で学年トップだった。こういう結果を見ると、中学から一貫してやってきた俺の指導は間違ってなかったのだろちょっと安心させられる。

そんな結果だから、授業でさぞや定期テスト対策に血眼を上げ時間を割いたのだろうと思われるかもしれないが、そうでもない。せいぜい、定期テスト対策に時間を割いたのは直前のたったの2回である。授業は文法書の解説がメインで、定期テストの勉強はほとんど塾に残って自習しているのだ。この子は中3の1年間で学習体力を身につけたということが大きい。埼玉県は1年生から内申をとても重視するので、その点もあり、チャレンジで上のレベルの県立を目指すのか、それとも中堅のレベルの県立を目指すのかということで一時期かなり揺れていたが、最終的に彼の出した結論は

中堅レベルの高校に進学して、そこでトップを取るということだった

最初のうちは、思い描いていたイメージと違っていたのか、クラスメイトに関する愚痴をよく言っていた。「あいつら、全然勉強してないくせに、それなのにGMARCH行きたいとか言っているんですよ~」

まあ、以前に比べたらGMARCHは優しくなっていると思うが、大学受験の大変さは高校受験の比ではない。多くの子たちは、不安だった受験勉強というものに決着がつき、区切りを迎える。ただ、本当に大変なのは高校に入ってからだ。特に今の時期、私立高校へ心が流される時期だが、確約をとったからといって安心してしまっては、次の高校最初のテストで惨憺たる結果になってしまう。そこで、私立は合格したからといってそうはさせじと大量に課題や宿題を出すところが多い。ただ、それも本人の問題。別に課題はやらなくてもよいわけだし、ストイックに勉強を続けてきたハカセ君でさえ、最初のうちは入学直前になって学校の英検の課題がまだ終わっていないというので、春期の1コマか、2コマはその課題を進めることに時間を割いた。

ただ、この子の場合クラスで1番をとったことが周囲をより勉強させるきっかけになったようだ。「まさかアイツがクラストップかよ!」みたいなまるで漫画版進研ゼミみたいな展開になった。それで周囲もますます勉強するようになったらしい。最近は、クラスメイトの愚痴も聞かなくなった。

中学入試で失敗して不本意な中学に入学することになったとしても、高校入試がうまくいかなくて大学合格実績が全然ない高校に通っていても、とにかく今通っているその学校で定期テストで満点を取り続けるような努力を続ければ、最高峰の大学に合格する可能性は必ず見えてくる。逆にどんな素晴らしい中学校に合格しても、その学校の定期テストで好成績を積み重ねていかない限り、今だけはよくてもそれは昔の勉強の名残または残照に過ぎないのであって、近い将来必ず成績は下がっていく。天才はともかくとして、普通の人間は中間テストや期末テストでの小さなステップの積み重ねでしか向上できない。『これを知らずに塾には通うな』 今井宏

これは、本当にその通りで多くの進学塾は実績を気にするのか、学習相談をする際には、上位へのチャレンジを薦めるであろう。ただ、この子の場合中堅に進学したのなら塾の助けを借りて自分の目標を実現したいというエネルギーが大きいのだと思う。学部さえ気にしなければ、今の努力を続けられれば学校推薦で十分大学に合格できるだろう。

ハカセ君の最近の悩みは模試が思うように得点できないということだ。だからこういうことにしている。
「とにかく今は学校の定期テストを頑張りなさい。そういう努力を積み重ねていけば、模試の成績の向上も早く訪れるはずだよ」

高1からの通塾はある意味では、生徒の意識の高さを示している。受験の頃とまでは言わないが、ほんの少しの努力の集積がおそらく高2になってとつてもない差を生むのだろう。受験のときに周りが勉強するから、自分も勉強するというのは当たり前。だけど、周りは受験をしていないなか、多くの子たちが塾をやめて開放感に浸っているなか、ストイックに受験レベル並の努力を続けているハカセ君。差がつくのは当然といっていい。通塾する子供本人のモチベーションが一番だけど、高1からの通塾もやはり大事ですね。

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# by masa717h | 2017-11-16 10:35 | 指導雑感 | Comments(0)
2学期以降、英語を担当している子の小テストは全員が日本語→英語の日英変換テストを行っている。一部だけ問題を列挙すると

(1)久美はいま、英語をとても上手に話すことができる。私たちも彼女のようにたくさん練習をしなければならない。(canを使って)

(2)外はとても暗くなりました。私は心細くかんじました。それで、私はホテルへ歩いて帰りました。

(3)私はきのう、通りでベティー(Betty)を見かけました。彼女は友達と歩いていました。楽しそうにおしゃべりをしていました。

…指定された範囲の中から、全部で10個問題を出している。2学期の一番最初にやったころの熟語の日→英変換よりも格段に難易度が高くなっている。これがスラスラ書けるようならいくら難しくなったとはいえ、学校選択の英作文も無難にこなせるだろう。

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材料として使っているのは、夏休みに長文を読みこなす橋渡しとしての構文読解。一定の基準を設け、一定の基準に達していなければ、範囲を広げて小テストを課すため、最初は10個くらいが範囲だが、不合格になると15個に増える。子供たちはブツブツ言いながらもしっかり取り組んでくれている。昨年は英熟語の文章を50個日→英変換だったのだが、複文に増えているのでこちらのほうが明らかに大変だ。51個と一見覚えられそうと錯覚させておいて、実際覚える文の量は100を超えている。ただ、これにしっかり取り組んでいる子はいろんなことに気づいてくれるのである。先日はある女の子からこんな質問を受けた。

生徒「先生(3)なんですけど、yesterdayみたいな副詞は、通常文末に来るって学校の先生に教えてもらいました。ただ、この文章はyesterdayが文末に来ていません。どっちが正しいのですか?」

俺「それは情報構造っていってね、英語ってふつう強調して伝えたいものを一番後ろに持ってくるの。だから、ベティに会ったのは昨日なのよ!って強調したければyestedayが後ろ。ベティに会った場所が通りなのよ!って強調したければon the streetって語句が後ろに来るの。どっちでも正解なんだけど、学校の先生がそういったのなら定期テストではyesterdayを後ろに持ってくるほうが無難だね。」

いきなり予期せぬ質問をされたので、ふと情報構造なんて言葉を口に出してしまったが、こういうことをしっかり理解しておくと、今後4文型→3文型への書き換えも自然と理解できるだろう。実際、この子は学校の先生の説明と自分が覚えた例文に違和感を感じて質問してくれたわけだが、俺の対応でこれで1つ発見をしてくれたわけである。2学期以降はこういう『観察力』を高めることに焦点を置いて授業をしているわけだから、俺の狙いと生徒の質問が一致してくれた瞬間だった。
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# by masa717h | 2017-11-15 10:16 | 指導メモ書き | Comments(0)
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# by masa717h | 2017-11-13 09:23 | 北辰
先週の土曜日にて後期全8回の集団授業が終わった。後期の社会は理科と並行して開催という形だったが、少なくとも前期から受講し続けた子、後期から新たに受講することになった子の合計で全8名となったわけだが、前期の手段授業が13人いたこと(うち2人は中2で後期の内容は公民メインなので召集はしなかった。)を考えたら、いろいろ反省しなければ点は多くある。ただ、その点をふまえて、後期は教材の選定から授業内容も改善を加えていったので、後期授業のほうが格段に生徒を伸ばしてあげられることができたと思う。理科の授後期から業が始まったので、妥当に考えたらそちらに流れるだろう。それでも社会を受講してくれたわけだから、受講した子の意欲、出席率はとても高かったように思う。全8回の授業で欠席は1人・1回(家族の用事によるもの)だけだった。来年度も、もし自分が社会の集団授業を担当することになったら、どういった点を治す必要があるか、今年改善した点もふまえて改めて整理しておこう。

1学期の主な目的は、基礎力の確立。社会でいうところの基礎力とは単純に一問一答がベース。集団授業の場合は、まず各自で自分の目指すレベルを決めてもらって、それに応じて毎回課題をやってきてもらうという設定にした。Aレベルならまず偏差値50以上、Bレベルなら偏差値60を超えるレベル、Cレベルなら偏差値70以上と3段階に分けた。Aランクは北辰で落とせない問題だけにまず絞って実施し、Bランクは少し意地悪をして課題をきつめに出した。70以上を目指すなら、これぐらいできて当然といった各レベルの量を1週間でやってこれる量に調整する。毎回Tシートと称して、提出を義務づけたのだが、これはよくなかった。後期は課題だけは書いておき、後は個人のスタイルに任せる放任にした。

前期授業に関して反省する点をいうならば、とにかくはりきりすぎて分量を詰め込みすぎた点だ。授業延長も多かったし、かなり長い時間授業を伸ばしてしまったこともあった。8回で地理・歴史の中1・中2分野の北辰主要単元をやるのだが、やるとしたら次年度はもう少し工夫の余地がある。地理→歴史の順番は変えないが、中2の子たちに気を使ってしまい、歴史の演習時間を多めに設定できなかったところも反省としてあげられる。教科書を使えば、条件は同じであるから、もう少し演習の時間をとったほうがよかった。後は、近現代までを実施できなかった点か。これも、このタイミングをどこかでとらないといけない。

1学期から2学期にかけてもう1つ大きかったのはフリーマーケットアプリであるメルカリの存在を知ったことだ。今まで、ブックオフでしか北辰の過去問は手に入らなかったが、これにより比較的簡素な値段で過去3年分の北辰を入手できた。H25、26、27と揃えてみてわかったのは今の40分で解くという形式に変わったのはH26年度からだ。それ以前は30分で実施という短いものだった。昨年から50分に試験時間が変更されたことを考えたら揃えるのはこのH26年度以降の問題で十分だ。

夏期講習の期間で既にできるようになっている子たちには、地理・歴史の記述式問題の演習をやらせた。夏休みは時間が十分にあるので2分野にわたって、この演習をやってもらう。この記述が部分点から満点答案が作れると、北辰の点数の伸びが大幅に変わってくる。さらに余裕があるので、公民の先取りもやってしまう。苦手な子たちが一問一答の範囲を少し広げてそれをひたすらトレーニングしてもらう。理科・社会も章テストを進めるシステムを夏休み明けに作ったので、来年はこの時点から進められる。仮に講習を受講できない子がいるとしても、こういった形で自習の指示が出しやすくなった。

毎回9月の成績は素晴らしくよいのだが、10月になり範囲に公民が入るとガタンと下がってしまう子もいるので、先に公民のちょっとした難しさに慣れてもらう。ただ範囲も狭いし出されるテーマもだいたい決まっているので、ここで下地を作っておくと定期テストにも結果が反映されやすいようだ。これは社会が苦手な子にこそさせておきたいテーマかもしれない。

昨年から想定していたことだが、記述問題の配点の割合は全体の40%だが、その全8問のうち、7題は講習で扱ったのと同じ問題が的中したわけだから、ここで記述が解けるレベルにまで生徒を高めるのが前期の集団授業の目的。一方で、できない子たちは一問一答を使って、とにかく社会で足を引っ張らない程度(偏差値50)のレベルにまで最低限引き上げておくことができない子たちの目的。毎回、授業の振り返りを書いてもらうプリントに目を通すとやはり、普段偏差値が低く出てしまう子ほどトンチンカンなことを書いていた。

もう1つ俺が気にしなければいけないのはホワイトボードに書く字について。どうしてもスピードを重視して殴り書きで書いてしまがちで、改めて自分の字を見ると(ひでーなこの字)と思うことがあったので、ホワイトボードに丁寧に字を書く方法をネットで調べてみた。そこで解決策として考えたのが1ホワイトボードの隅にマグネットを置いてそのマグネットと平行になる字を書くことを意識したこと 2細いペンだと書きづらいので太いペンを用意しておくことだった。

この2つを意識するようになったことで、ホワイトボードの読みやすさは改善できたと思う。
後期授業の時点で社会が苦手だった子たちが偏差値50を超えた結果が出たのは朗報だった。これで十分説明が理解する体力もついてきたわけだから、少しづつ後期の授業は問題の解法や考え方に焦点を当てて解説していった。正誤問題やグラフの読み取りや記述の仕方など、前期に教えてあげたことが生きてくるわけだが、前期に出ていない子については最初の授業でガイダンスをやり、しばらくインターバルが空いた子にもどんなことをやっていたか思い出せたと思う。毎回の一問一答の満点取得者がだいたい1名か2名に限られていたので、次年度はもう少し工夫しておきたい。こういったことがしっかり取り組めるようになるだけで成長のスピードが違ってくる。

後期授業から毎回授業の冒頭でトピックを示していたったので、授業の理解はすんなり頭の中に入っていっただろう。この集団授業の主な目的は、北辰の成績UPが目的なので、学校の授業との兼ね合いがとても難しく、おそらくこのタイミングで終えたのも、最後の内申に関わる学校の定期テストに集中してもらいたいということで当時の自分が考えていたのだろう。ただ、定期テスト対策として前回の定期テストはそれでしっかり結果を出せている子も多いので、もう1,2回ぐらいあってもよかったというのが正直な本音。特に経済分野について解説する時間がななくなってしまった。来週の金曜日に北辰の結果がおそらく却ってくるはずだが、このときの結果が自己ベストではなく、12月の結果で自己ベストとなるような構成になってもらいたいのが、後は生徒の自学次第ということになってしまった。最後は自習問題を無理のない範囲で大量に載せてあるので、これをしっかりやりきった生徒は北辰でも入試でも対応しきれるぐらいの学力はつくだろう。学校ワークは繰り返し解く力は十分に備わっている子たちだ。あの子たちの結果を見ながら今後集団授業のやり方・進め方を再度見つめなおしてみることにしたい。間違いなく上がっている子がほとんどだと思うが、では全員を伸ばせたかというと少し疑問が残ってしまうので。後は冬期講習で残った公民記述と分野融合がメイン。去年の子たちの入試平均が60点代なので、今年の子たちのレベルを考えて70点代ぐらいまでには引き上げたい。

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# by masa717h | 2017-11-12 21:22 | 教師修行 | Comments(0)