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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

春季講習終了+黄金の1週間+一万時間の法則

昨日で、春期講習が終了。とりあえず、こちらで軽く今後の課題や反省を上げておく。

英語については、不規則変化動詞を覚えさせたかったが、今までパソコンの教材に頼りすぎていたのが反省点。これについては、きちんと修正し、不規則変化動詞の原形でけ書いておいて、ついでにing形まで確認させる形の小テストを作ってみた。定着率がいまいちの子がいるので、今後もしつこく継続しよう。春のテーマは時制のため、まだ学校でやっていない現在完了の理解があいまいな子も結構いる。ただ、これについては、学校がまたカバーしてくれるから、その間に中2の重要単元をやっておく。特に不定詞と動名詞は、1か月ぐらい猶予があるから、その間にがっつりやっておきたいところ。

国語、短期での提唱しかできないことがよくわかった。短期で成果が出るのは、作文と古文、文法、漢字などその他の知識は短期の取り組みでは成果が出ない。読解については、言わずもがな。これを伸ばしたければ、やはりある程度の期間が必要だと考えている。

社会、北辰偏差値が50に満たない子がほとんどなので、歴史や地理の重要事項を教科書を使い調べさせることから始めた。後は、今後どれだけ復習したかによって生徒に差が出るだろう。時間のある子は一度受けた北辰を解きなおさせたが、まだ劇的には上がっていない。
暗記用に原本をもう一部コピーしたいと申し出て、オリジナルのものに教科書やゴロ合わせなどを書き足していった生徒がいちばん伸びそうな気がする。講習を受けた生徒と受けなかった生徒でどれだけ差がつくか、注目しておきたい。

今日から、また通常授業が始まる。この1週間で、新しく授業を受けるという生徒がいるので、塾の先生にとって、初回の授業は、ある意味で重要な意義を持つ。特に集団塾の場合はそうだろう。何事もはじめが肝心。自分のペースに持っていかなければなるまい。そういう意味で、この1週間は黄金の1週間。最近、俺は初めて自分の授業を受ける生徒には、こんな話をしている。

『一万時間の法則』…ビジネス書に書いてあるようなことだが、要は物事を極めたければ、それに1万時間費やしなさいという話。いきなり、こんな漠然の話をしても、生徒はピンと来ない。例えば、英検1級を取りたいと思い立つ。そして、それを何年かけて習得したいかと思うので、1日にかける時間は変わってくる。10年計画なら2、5時間、5年計画なら、5、6時間、2年計画なら、13、6時間…。365日、あるいは366日一日もさぼらずにそれぐらい時間をかければ、その知識の習得は可能だと思う。そして、最後に三角ベースという物事を極めた人たちのオーラを感じてもらうべく、『探偵ナイトスクープ』の動画を見せる。YOUTUBEに上がっている、三角ベース日本一というタイトルで、当時社会人最強と言われていた野村シダックスとガチンコ勝負をするというもの。もちろん、生徒にはあの先生、初回授業はほとんど雑談だったなと捉えられるんだろうが、もちろんわざとやっている。初回授業で、こういう暗示をかけておくと、えてして伸びるスピードも速い。そして、うちの塾には、自分がどれだけ努力しているかを可視化できるようにしているので、自習にも貪欲になる。特に俺の場合は受験学年が多いからな。春先に不安そうな顔をしている生徒が、1年でどれだけ自信に満ちた顔にできるか。今年もまずは、最初の一歩を踏み出してもらう。


by masa717h | 2016-04-07 09:31 | 指導メモ書き

by masa717h