職業病
「…ちょっと183買ってくるわ」
もうこれだけで会話が成立する。あと内務の仕事もしているので、ついつい家の電話をとる時も出だしにありがとうございます…なんて言いそうになってしまう。
…塾の講師の職業病は何か、それはふらっとブック○フに立ち寄って、ついつい使える参考書がないか学習参考書を探してしまうことだろう。今市販されている中学校の教材はお世辞にもあまり良いといったものは少なく、ブックオ○でゆとり教育より一昔前の時代の参考書が置いてあったりすると、ついつい購入しようか悩んでしまう。…そして、これはよさそうだと判断して買おうか躊躇していると、きっと同業者に先を越されてしまう。…最近はブッ○オフにいくことが増えたが、教材の目利きという点でかなり肥えてきた。実は先月、購入を検討していた社会の電話帳のような分厚さの全国入試問題正解のさらに、問題が細分化され、テーマ別に絞ったものがあり、購入を検討していたが、どうやら同業者の方に先を越されてしまったようだ。一見、素晴らしいと思える教材が108円で平気で売られていたりするから不思議だ。