2か月遅れの優等生を目指せ
とはいえ、学習の基礎がまだまだ出来ていない子たちだから、たぶん解答を見て、間違っていた問題を確認し、悔しがるといったことすら出来ていない子たちがほとんどじゃないかな。俺はいつも、生徒に北辰の結果がよくなかった生徒については、部活になぞらえてこんな話をよくする。
「北辰テストを部活に例えるなら、日曜日に急に申し込まれた強豪校との練習試合みたいなものだ。俺はまだキミに基礎練習しかさせていない。だからボロ負けになってしまうのは当然だよね。それにまずトーナメントとして考えるなら、強豪校を倒すにはまず、定期テストという名の地区大会を勝ちあがってからだよね。」
たいていの場合、部活動に入っている子は、この説明で納得してくれる。
…基礎がほとんど出来ていない子の場合は2か月、ある程度できている子に関しては1か月くらい寝かせておいて、同じ問題が出てきたら完璧といえるぐらいに仕上げること。そうやって徹底的に復習する。2か月たって、もう1回やる。そして、その時の得点なら、立派に「成績優秀者表」に名前が載るという事実に気づいてくれ。
「2か月遅れだけど、成績優秀者」
これは、キミがめっちゃ成長したということだ。
やがて、「2か月遅れ」が「1か月遅れ」に、そしてついに入試直前になって、キミが「成績優秀者」の仲間入りをすることになる。こういうふうに長期プランを建てて実行していこう。
高校受験の指導法ジャンルに幅を広げてから、意外とご近所さんが身近にたくさんいてびっくりしました。
↓北辰を指導している埼玉県の指導者さんも多いですね。
今後も有益な記事を提供するモチベーションになるので、応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村