意外と効果ある映画要約
もう一人のTさんも、まだ点数を確認していないが、今回は国語いけました!と豪語していた。T君は体調を崩し、直前に授業を休まれてしまったぶんだけ、文法などの細かいことが確認できなかったが、Tさんは、直前に文法、古文などの分野を叩きこんだので、おそらく自己ベストを出すのではないだろうか。
まだ、実際にテストを分析するまでには至っていないが、もしこれが学校ワークと同じ問題ということでないのなら、相当に書く力が身に付いたことになる。別に、記述式解答の特訓をやったわけでもない。思いあたる節が一つだけある。映画の要約と感想を考えて書いてもらったことだと思う。
実際、記述答案を書くとなると、生徒の多くが問題を目の前にしたとき、自分で難しいという判断をして書くことそのものを遮断してしまう。つまり、自分で『こんなん、やっても難しい。無理!』という判断を自分で下してしまうのである。
ところが、映画要約はそうはいかない。たいてい、面白かったなどで済まさず、俺から「ただ面白かったっていうだけじゃ、小学生レベルだよね。何がどう面白かったのか、その面白さを友達に伝えなきゃいけないとして、ネタバレしない程度にあらすじをノートにまとめてみて」という課題を課す。映画はさっき見たばかりなので、おそらく書くということに対しての抵抗が少ないんだろう。必死にあらすじを思いおこしながら、二人ともノートにさっきまで見た映画のあらすじを必死で書いていた。
とどのつまり、国語の力を上げるには、読書感想文を書いてみるとか、そういったところに基本があるんだろうなあなんてつくづく思ってしまった。今の子たちは、情報がたくさんあふれていてあまり名作と言われてきた映画をそこまで見てないんだろうなあなん思うこともある。なので、中2生については、テスト終わった後もこの映画要約と感想もう少し続けようと思う。もちろん、見せる側自身が映画のことをもう少し幅広く知らないといけないのだけれどね。
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