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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

個別指導講師の集団授業 歴史の効果的な学習法って?

昨年の埼玉県の入試社会は50分に変更し、記述が増加したとはいえ、平均点は比較的高かったように思う。ずっとブログを更新していなかったが、集団授業を受け持ったことにより、毎回の準備に忙殺されかなり疲れたことが原因だと思う。昨年もやっていたのだが、今年はある理由があって大変になっている。とはいえ、あと1週間でそれも終わり。今週の土曜日に主要な江戸時代までを解説して1学期の目標進度であった中1、中2の復習部分の解説はなんとかこれでクリアーとなる。あとは夏休みの宿題を考えないといけない。

地理分野は演習中心でやってきたが歴史は講義スタイルにがらりと変えた。次の北辰が7月16日なので、そこまで結果が出ないのがなかなかにつらいところ。理科をやらないという決断をしたうえでの、今回の集団授業だったので、教える内容にはそうとう工夫を凝らしたし、準備にもかなりの時間を割いた。あとは、生徒がどれだけ復習をしてくれるか。まだまだ、温度差を感じるし生徒全員のレベル差を感じるのも事実。特に集団授業の場合はこちらが要求した指示に対し、それを拾えないという子がいるのがまず課題としてある。あとは板書スピードなどの速さの差。これらをどやって埋めるかっていうのが集団授業の醍醐味だな。特に解説授業は、板書が中心でなかなか演習まで持っていけていないので、対策を考えないといけない。
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歴史は、『オリテキSロード』という教材が非常によくまとまっているので、これに赤ペンや蛍光ペンでチェックを入れていきながら進めていくスタイル。僕の予備校の恩師土屋文明先生の影響でしょうね。非常に早口な講師でしたが、やはり伝えたい情報量が多いということの裏返しでしたから、当時はテープレコーダーに録音して必至で講義の復習してましたね。ただ、俺が早口になってしまうとやっぱり指示を聞き漏らす子が出るので、これを使うとそこが1つの課題になっている。
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もう一枚同じプリントが印刷してあって、こちらは復習用(写真はあくまでもイメージです。)要は、メモや記号は汚くてもいいから、とにかく授業は俺のいうことを理解するようにといってある。吹奏楽部などで部活がやたら忙しく、とても毎日勉強しろなんて言ってられないので、復習用として穴埋めをこんな感じで作成したら
①インプットの学習を連続5回繰り返す。(最初はその語句が言えればOK)
②①と同じ作業を繰り返すが、6回目は自信のない漢字を書いてその漢字が正しいかどうかを確認すること。(間違えやすい漢字は授業で指摘し、記号にもしてある。)
③8割から9割程度解答できるようになったら、同じ個所を毎日学習しないこと。1~3日程度の間隔をあけてどのくらい記憶しているかをチェックして、3日間隔をおいて8割程度覚えているのであれば3日間隔で学習を行う。最大4日間隔で行うことが理想。

以下①~③の繰り返し、よく歴史は早く覚えたって忘れちゃうとよく言われますが、忘れないための工夫をすればよいのです。覚えるスピードは速くなっていくから、これなら無理せず高速で大量のプリントをこなせるでしょう。自信がない漢字だけ書けばいいだけなので。なお、この復習法中学受験の予習シリーズなどにも応用可能です。

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あと、なんでこんなに教材作成が大変なのかといえば、昨年もやっていた『今週のひとこと』のコーナーの片隅にその状況に合うようなマンガの1コマを探して載せているからだと思う。これは5教科をあげるために「モチベーション」が大事だと話したあとに、スポーツ選手はケガをしてもそのときは痛くないのだというたとえ話を載せたから。俺の手持ちが野球マンガが多いので、どうしても野球マンガからの抜粋が多くなってしまう(笑)。でも、こんな話をしたらそういえば骨折しながらもホームラン打った栗山を思い出して、栗山の話をしたら今ひとり教え子のなかに熱狂的な栗山ファンの子がいるのでとても喜んでくれた。

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これが先週扱ったやつ。かつての大学受験生の教え子が書いてくれた不合格体験記を読んでもらいつつ、内容には触れなかったけれども、受験は結果ではなく、頑張ったというその過程が大事なのだという俺の裏の意図まで読み取った生徒は今の時点ではほとんどいないだろう。こういうのはたいてい後になって気づく。

今年の子たちもそうなのだけど、歴史が苦手というよりも興味がないあるいは持てないという子たちが多い気がする。そして、2つの学校に共通していえるのがどちらも学校の先生が嫌いというもの(塾の先生の立場からしたら一番成績をあげにくい困ったパターン)
そのため、歴史の授業の導入の前に全員に「なぜ歴史を学ばなければいけないのか?」をいうのを問うてみた。まあ、これは先生により色々あるだろうが、生徒から返ってきた答えは教養を得るためとか、知っておかなければ困るからとか常識として…なんて答えが多かったかな。

俺が用意した答えは「先人たちの成功や失敗から何を学ぶか」という点だった。そういえば大学生講師だったころに、歴史に興味がなかった子に同じ話をしたのだけれども、その子は随分と感銘受けてたなあ。まあ、自分は一応歴史教員免許を持っている人間なので、やはり歴史を学ぶことは面白いと言わせてあげたい。そんなふうに言わせることができたら、後は勝手に勉強してくれるはずだから。
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by masa717h | 2017-07-03 00:07 | 教師修行 | Comments(2)
Commented by peach-winwin at 2017-07-05 15:48
こんにちは。
アメブロに移動してからご無沙汰になっております・・・
先生、お忙しいようですね!

①~③の繰り返しをすればおのずと定着するでしょうね!
今、社会と理科の暗記ものは自宅学習なのですが、根気がいりますね!特に興味のない分野は「全然頭に入って来ない ( ノω-、)」と言ってモチベーション下がります。
先生が仰るように学ぶ意味ですね。
娘もきっと覚えなきゃいけないからとかそんな理由を持っていそうです(;・∀・)
Commented by masa717h at 2017-07-06 00:02
そういえば以前歴史の授業が始まる前に『どうしたら歴史に興味を持つことができますか?』と質問されたことがあります。地理の場合は旅行なんでしょうが、歴史の場合は…まさかタイムマシンとか乗るとかいかないですしねえ…基本的には建前上の答えだと思っているので、とくには細かくは触れませんでした。今は歴史の授業も進めてきたので、「先生の授業は面白いんだけど、覚えられない~」なんて言ってきます。夏休みはとにかく暗記特訓ですね。このブログにも色々暗記の工夫を書いていこうと思います。