三色読書
ところで、昔伊藤家の食卓という番組で紹介されていたが4色ボールペンで読む読書術というもので実際筆者と対話するという意味で能動的な読書が流行ったことがある。その方法とは誰にでも実践できる簡単なものである。手元に4色ボールペンと本を1冊(ここでは汚せる本が前提です。借り物などはいけません。)を用意して、
1 客観的に最も重要と思える部分を赤で線を引く
2 客観的にまあ重要と思える部分を青で線を引く
3 主観的に面白いと判断した箇所を緑で線を引く
この3つのルールを守るだけ。で、このお盆休みに試しにじゃあ自分がやってみるかと思い立ちまずは手元に本を1冊用意。
4色ボールペンではなく、蛍光ペンで代用してみました。同じ本を2冊用意して親子で比べてみるのも面白そうですね。よく、保護者の方がうちの子は本を読まないなんて話をよく聞きますが、解決策としては親子で供に本を読む時間を作るのが一番よいです。あと、ジャンルはあくまで子供が選んだ本がよいと思います。そういったなかで印つけながら読んでいくと、自分と他者が一致しているかしていないかで、子供に読解力がない場合はどこが大事なのかというのがよくわかってくると思います。最初のうちは、間違っていてもいいからがんがん印をつけていく感じで。これを続けて慣れていけば逆説のあととか、そういったところが大事なのかとそのうち無意識にわかるようになってくるはず。
で、よく考えたらこれ評論の構造分析にそのままアレンジできることに気づいた。とはいえ、一部の塾や予備校の先生なんかは既にやっている人も多分いるはずです。
筆者の主張 ピンクの蛍光ペン
一般論 水色の蛍光ペン
具体例 黄緑の蛍光ペン
というわけで、こういう使い分けができると、文の構造を見抜きやすくなる。もちろん実際の試験で蛍光ペンは使えないけれども、自分なりの記号を作っておけばよい。点線や波線に置き換えれば色分けできなくても問題ない。読解の授業の初歩としては、まずはこういうことができる子を育てるということなんだろうなと、何も書きこまない子たちを見て思ってしまった。
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