ブログトップ

野球好き塾講師のブログ

yoyuuha.exblog.jp

TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

高校生の通塾

もうすぐ2学期期末試験だが、それは高校生とて同じである。うちの塾には昨年の受験生が2人残って今でも週に一度授業をとって通塾している。あとは2人ともよく自習に来る。そのうちの1人は、俺が英語を指導しているハカセ君である。先日の中間テストもハカセ君の結果はクラス1位で、学年では8位だったそうだ。その得点の内訳は

英語表現97点
コミュニケーション英語97点
数学96点

…といった具合に続いていく。そのほかの細かい数字は忘れてしまったので、詳しくは記載できないが、この子の場合、高校に入って大きく伸びたといっていいだろう。information のスペルさえ、書き間違えなければ英語は98点で学年トップだった。こういう結果を見ると、中学から一貫してやってきた俺の指導は間違ってなかったのだろちょっと安心させられる。

そんな結果だから、授業でさぞや定期テスト対策に血眼を上げ時間を割いたのだろうと思われるかもしれないが、そうでもない。せいぜい、定期テスト対策に時間を割いたのは直前のたったの2回である。授業は文法書の解説がメインで、定期テストの勉強はほとんど塾に残って自習しているのだ。この子は中3の1年間で学習体力を身につけたということが大きい。埼玉県は1年生から内申をとても重視するので、その点もあり、チャレンジで上のレベルの県立を目指すのか、それとも中堅のレベルの県立を目指すのかということで一時期かなり揺れていたが、最終的に彼の出した結論は

中堅レベルの高校に進学して、そこでトップを取るということだった

最初のうちは、思い描いていたイメージと違っていたのか、クラスメイトに関する愚痴をよく言っていた。「あいつら、全然勉強してないくせに、それなのにGMARCH行きたいとか言っているんですよ~」

まあ、以前に比べたらGMARCHは優しくなっていると思うが、大学受験の大変さは高校受験の比ではない。多くの子たちは、不安だった受験勉強というものに決着がつき、区切りを迎える。ただ、本当に大変なのは高校に入ってからだ。特に今の時期、私立高校へ心が流される時期だが、確約をとったからといって安心してしまっては、次の高校最初のテストで惨憺たる結果になってしまう。そこで、私立は合格したからといってそうはさせじと大量に課題や宿題を出すところが多い。ただ、それも本人の問題。別に課題はやらなくてもよいわけだし、ストイックに勉強を続けてきたハカセ君でさえ、最初のうちは入学直前になって学校の英検の課題がまだ終わっていないというので、春期の1コマか、2コマはその課題を進めることに時間を割いた。

ただ、この子の場合クラスで1番をとったことが周囲をより勉強させるきっかけになったようだ。「まさかアイツがクラストップかよ!」みたいなまるで漫画版進研ゼミみたいな展開になった。それで周囲もますます勉強するようになったらしい。最近は、クラスメイトの愚痴も聞かなくなった。

中学入試で失敗して不本意な中学に入学することになったとしても、高校入試がうまくいかなくて大学合格実績が全然ない高校に通っていても、とにかく今通っているその学校で定期テストで満点を取り続けるような努力を続ければ、最高峰の大学に合格する可能性は必ず見えてくる。逆にどんな素晴らしい中学校に合格しても、その学校の定期テストで好成績を積み重ねていかない限り、今だけはよくてもそれは昔の勉強の名残または残照に過ぎないのであって、近い将来必ず成績は下がっていく。天才はともかくとして、普通の人間は中間テストや期末テストでの小さなステップの積み重ねでしか向上できない。『これを知らずに塾には通うな』 今井宏

これは、本当にその通りで多くの進学塾は実績を気にするのか、学習相談をする際には、上位へのチャレンジを薦めるであろう。ただ、この子の場合中堅に進学したのなら塾の助けを借りて自分の目標を実現したいというエネルギーが大きいのだと思う。学部さえ気にしなければ、今の努力を続けられれば学校推薦で十分大学に合格できるだろう。

ハカセ君の最近の悩みは模試が思うように得点できないということだ。だからこういうことにしている。
「とにかく今は学校の定期テストを頑張りなさい。そういう努力を積み重ねていけば、模試の成績の向上も早く訪れるはずだよ」

高1からの通塾はある意味では、生徒の意識の高さを示している。受験の頃とまでは言わないが、ほんの少しの努力の集積がおそらく高2になってとつてもない差を生むのだろう。受験のときに周りが勉強するから、自分も勉強するというのは当たり前。だけど、周りは受験をしていないなか、多くの子たちが塾をやめて開放感に浸っているなか、ストイックに受験レベル並の努力を続けているハカセ君。差がつくのは当然といっていい。通塾する子供本人のモチベーションが一番だけど、高1からの通塾もやはり大事ですね。

↓いつもご訪問ありがとうございます。参考になった、勉強になったという方は下記バナーをポチッと押していってください。可能な限り毎日記事を更新するモチベーションになるのでよろしくよろしくお願いします。<m(__)m>

にほんブログ村


[PR]
by masa717h | 2017-11-16 10:35 | 指導雑感 | Comments(0)