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埼玉県立入試 平均点からの考察と今後

昨年から埼玉で実施された※学校選択問題。先日今年実施された入試の平均点が出た。ちなみに県の予想と合わせて結果を検証してみようと思う。

※今年から埼玉で実施された入試の総称。要するに浦和や川越などの比較的レベルの高い(偏差値60が基準)高校については、英語・数学の問題は難度の高い応用問題を実施するというもの。

まずは県が予想した平均点から 県予想平均
国語 55
社会 55
数学 48
理科 50
英語 48

県予想の平均としてはこれぐらいになるだろうという実施で、今回は上位2割の子たちが抜けての平均なので、英語、数学に限って言うならば昨年までの数字はあてにならない。以下が今年の実際の平均
国語 55
社会 60.6
数学 44
理科 48
英語 52

…概ね県の予測通りといったところか。これぐらいの得点になるだろうという形で想定して作っているのでしょう。では、学校選択の問題はどうか。

数学 60
英語 65

…ん?なんかおかしい数字があるぞ。あんな宛にもならないサンプル問題を提示しておいて実際の得点は…

数学 43.2
英語 71.9

埼玉県の今回の数学を作った作題者に問いたい。きちんと、中学校で解ける知識を前提として受験生が50分で解き切ることができる問題を想定して作題されているのか?と…。今回の数学の結果はおそらくいろんな方面の方々からお叱りやクレームを受けるレベルだと思う。

多くの塾の先生方はあの問題を見て、おそらくは平均は50を切り、30点台になったとしてもおかしくはないと指摘している。そういった意味で、いかに埼玉の今回の学校選択に関しては受験生泣かせの問題が理解できていないということになる。自分は数学は門外漢だが、あの問題は本来教科書範囲から出題するという県立入試の定石の約束をも破ってしまっている。だから、あの問題が解けるのは私立の入試問題の難問やを解きまくったような子や塾で高校数学を先取りしていた子たちだ。

少なくとも県立の過去問や、宛にもならないサンプルとそれと似たような私立の問題を探して対策をした塾や独学でそういう対策をしてきた子は門前払いになった可能性が否めない。数学の講師の方とも話したが、今年の特徴的な出題として解の公式の導出なんて、多くの学校の先生が飛ばしたり省略したりすることも多いと聞く。ここから先はただの憶測だと思って読んでください。

浦和や川越のような上位校は、埼玉の県の予測に近いかもしれないが、おそらく所沢や川越南を受験した子たちの数学は、10点や20点台で続出したであろう。もはや数学では差がつかなかったと思われる。例年の所沢の合格のボーダーラインは350だったが。今年は英語、数学の難化を受け300点ラインまで下がっている。

昨年は3月の時点で、すでに学校選択を実施する20校が既に決まっていたのに対し、今年の埼玉は現状まで学校選択を課す学校すら決まっていない。ただ平均点が出たので、週明けぐらいに動きはあるかもしれない。昨年の時点で疑問に思ったのは川越南や、所沢高校(要するに偏差値60のボーダーぎりぎりの学校)も入るのかということだったので。特にこの2校が来年も学校選択問題を採択してくるのかが非常に気になるところだ。あの問題を解くには北辰の偏差値が安定して65はないと厳しいと思うの。ただ一度決めてしまった以上はそう簡単に降りることはできずに今年も採択してくることも十分に考えられる。

英語も平均は比較的高くなっているが、県の見解によれば得点に開きが出ているとのこと。5教科もあれば中には苦手科目は英語な子もいるため、そういった子にはきつかったかもしれない。特徴的だったのが英作文だが、ただ配点が10点とリスニング(28点)に比べてそこまで高くないので、今後難化するとしたらこの辺りかもしれない。いずれにせよ、今後学校選択を実施するなら早期の対策が必要不可欠といいたいのに、その肝心の実施採択校が出てこないことには対策の立てようもないので、今年の学校選択実施採択校を早く決定してもらいたいものである。


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by masa717h | 2017-04-30 10:39 | 指導メモ書き | Comments(0)