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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

2017年 03月 03日 ( 1 )

去年の今ごろ、塾の講師を集めて研修を実施した。テーマは『埼玉の入試傾向の変化』について。
そのとき伝えたのは、今年の埼玉の入試はめちゃくちゃ難しくなるということだった。そもそも学校選択を導入した理由は、従来の試験では、公立トップ校を目指す生徒は、内申点のみでしか差がつかなくなってきたということと、中堅程度の公立では逆にレベルが高すぎて白紙解答が多くなってしまっている点。

今回の入試改革は、その二つを何とか改善しようとして作成された経緯がある。加えて去年の数学の問題を見るとわかるのだがこれまで埼玉の入試の伝統であった折り紙の問題の大問が格下げされた。あれは、今考えてみたらもうそろそろ、折り紙の問題を終わりにしますよ、というサインだったのだろう。そういった経緯から考察すると、思いっきり難化させて差がつく問題を作りたがる作成者側の意図が読みとれる。理社の試験時間延長についても同様だ。これまで、時間配分の面から解けない問題や時間がかかる問題は潔くあきらめ『捨てる』という技術も大事だった。しかし、今後の入試は培ってきた実力がはっきりとした差になって現れる試験になっていく。今後もこの流れは変わらないだろう。

今日みた、5教科の問題をざっと俯瞰してみたところ、理科を除き(理科は去年がやりすぎったのだと思う)全体的に難化している印象を受ける。試験問題の傾向が変わり、正直とまどいの多かった受験生も多くいたことと思う。この点では、模試でやってきた『間違い稽古』のトレーニングがいきてくる。

今年の問題で、いちばん衝撃的だったのが英語(学校選択の問題)
大学入試においても、最近は年々問題文が長文化している傾向にあるが、埼玉の入試もそういった事情をくみ取ってか、長文の分量が長くなっている。今後は長い長文をしっかり読めるように生徒を育てていけないといけない。もう1つ注目しておきたいのが、英作文の変化について。従来の埼玉の試験は5文以上の英語を書きなさいというものだったのだが、それが45~50字程度でまとめなさいというものに変化していた。これは育伸の模試にもなかった。ここまで難化するとは想定していなかったのだろう。今後は、行数を稼ぐということよりも、どうやって語数を稼ぐかということを念頭に置いて指導しないといけない。我々指導者は、問題を俯瞰できるので、自分が当事者なら例えばon the other handを使って対比を用いて語数を稼ぐなんてことを考えるのだが、受験生はそこまでの考えは及ばないだろう。

明日以降は、自分が担当している教科ごとの詳細は触れておくことにするが、いずれにせよ今後『実力をつける』という視点で指導しなければいけないだろう。ただ、この変化は非常に良いことだと思う。これだけ塾が乱立している時代だけに内申点確保メイン、実力養成は添え物などといった視点で、個別指導教材のみを使い学生講師がマニュアルを読み上げるだけで授業が成立してしまうような塾は今後この極端な変化に対応しきれず淘汰されていくことになる。

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by masa717h | 2017-03-03 08:24 | 指導メモ書き | Comments(0)