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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

カテゴリ:教師修行( 5 )

丁度昨年の今頃、担当している生徒の北辰を全員60まで引き上げることを目標にしておきながら未達で終わってしまいました。なんか、そのことがすげー悔しく頭のなかに残っていて、今年の春先ぐらいに、浪人のふりして代ゼミのセミナーで富田先生に受けにいきました。実際、浪人生だったころにこの先生の授業受けていたんですが、ものすごくスピードが速く、板書もちょっと筆記体交じりの癖のある字のため、当時から人気のある先生ではありましたが、単科授業(その先生がテキストを編集されている授業)を取ろうとも思いもしませんでした。ただ、最近になってこの先生の著作の参考書を読んでみると、今まで自分が大学受験レベルのどういう点につまずいていたかはっきりわかりました。

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最近では、主に(学校の)先生向けのセミナーなんかも担当なさっているようです。丁度、受けにいったときにその存在を知っていたので、過去に録画されたビデオ動画ですが、せっかくですので受けにいってきました。『必然性と再現性』というテーマで90分×3コマのコマなのですが、実際の問題。そういえば以前受けにいったときのアリの問題も載録されていました。かいつまんで、要点を説明するなら
答えを教えても意味はない
ということです。まあ、優秀な指導者からしたら当たり前なんですが、なかにはそこがわかっていないアルバイトの学生講師もいえるわけですがら、だから教えるべき内容はそれを教えることによって、他の問題ではない他の問題に対処する能力が高まるように教えてあげる。教える内容は場合によっては他の科目でも、繰り返し現れることがらに限る…といったような内容です。この先生の英語は、単に英語だけにとどまらないので個別で複数科目やっている自分のような人間には、本当に参考になりました。

普遍的なアプローチの仕方を生徒が同じ理屈、同じ考え方で問題を再現できるように研究すること。結論は、これにつきますね。

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夏期講習が近づいていますが、今年は思い切って、講習生や最近担当が自分に変更になった生徒は実験的な意味合いもありますが、思い切って昨年までの夏期の指導とは大胆な変更を行いました。たった、2、3行程度の英文を51個ひたすら和訳させる授業なのですが、偏差値55~60位の子でも、面白いぐらいに誤訳を連発してくれます。昨年は、これを冬ぐらいの時期から始めたのですが、今年はあえて夏のこの時期に始めます。これも、以前の富田先生のセミナーからヒントをえたからです。学習の順番には段階があり、①知識→②観察→③判断の順番だといっていましたが、①の知識とは、英語でいうなら英単語や英熟語をしっかり暗記することにあたります。観察力とは気づく力のこと。そしてこれが一番教えにくい厄介な点なのです。

例えば文法の問題で

We ( ) Kyoto yesterday.
a are b were

なんてあったら文末に過去の単語であるyeserday があるからbということに、気づけること。案外これを長文のなかに混ぜたりすると、見落としてしまう子が実に多い(実際それだけで正答率が3分の1以下に下がってしまう。)

そこで、夏期講習は一部の生徒においては解答のプロセスを
①発見→②知識→③判断の順番で教えることにします。普段の小テストや、範囲の決まっている試験なら力を発揮していくるのに、模試ではいまいちというような子には特に効力があるのではと考えています。

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先日も、北辰の偏差値60前後の子が副詞をかける位置を思いっきり名詞にかけてくれたために、訳がとんでもないことにとてもよい競争が見える…って何だよとつっこみながら副詞の役割再確認。そもそも興味ない…って言われましたけど。富田先生も言われておりましたが、品詞を知らないというのは人類の進化を嫌がる猿と同じだということですね。

因みに自分は高校教育の現場ははっきりいって現状は知らないのでsが、大変なようですね。『真の意味での英語』というのを誰も教えてくれないそうです。中学校では時間がないので、そんなの高校でやれと言い、高校では、そんなもの中学校までで終わっているだろうというこの責任のなすりつけあい。仕方ないから、そのはしょった部分を塾がいまやらざるをえいないようです。( ^)o(^ ) 特に5文型ね。たいていの高校が教えてくれる5文型ってまがい物だったりすることが多いようです。文科省!廃止するとか言ってる場合じゃないぞ。

現時点で俺が英語を教えている生徒は講習生含めて8名。ちなみに偏差値60という数字は社会でも宣言したので、それについてはまた次の機会に。とにかく1人でも、この目標達成に向けて頑張ってもらわねば。


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by masa717h | 2017-07-15 13:48 | 教師修行 | Comments(0)
昨年の埼玉県の入試社会は50分に変更し、記述が増加したとはいえ、平均点は比較的高かったように思う。ずっとブログを更新していなかったが、集団授業を受け持ったことにより、毎回の準備に忙殺されかなり疲れたことが原因だと思う。昨年もやっていたのだが、今年はある理由があって大変になっている。とはいえ、あと1週間でそれも終わり。今週の土曜日に主要な江戸時代までを解説して1学期の目標進度であった中1、中2の復習部分の解説はなんとかこれでクリアーとなる。あとは夏休みの宿題を考えないといけない。

地理分野は演習中心でやってきたが歴史は講義スタイルにがらりと変えた。次の北辰が7月16日なので、そこまで結果が出ないのがなかなかにつらいところ。理科をやらないという決断をしたうえでの、今回の集団授業だったので、教える内容にはそうとう工夫を凝らしたし、準備にもかなりの時間を割いた。あとは、生徒がどれだけ復習をしてくれるか。まだまだ、温度差を感じるし生徒全員のレベル差を感じるのも事実。特に集団授業の場合はこちらが要求した指示に対し、それを拾えないという子がいるのがまず課題としてある。あとは板書スピードなどの速さの差。これらをどやって埋めるかっていうのが集団授業の醍醐味だな。特に解説授業は、板書が中心でなかなか演習まで持っていけていないので、対策を考えないといけない。
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歴史は、『オリテキSロード』という教材が非常によくまとまっているので、これに赤ペンや蛍光ペンでチェックを入れていきながら進めていくスタイル。僕の予備校の恩師土屋文明先生の影響でしょうね。非常に早口な講師でしたが、やはり伝えたい情報量が多いということの裏返しでしたから、当時はテープレコーダーに録音して必至で講義の復習してましたね。ただ、俺が早口になってしまうとやっぱり指示を聞き漏らす子が出るので、これを使うとそこが1つの課題になっている。
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もう一枚同じプリントが印刷してあって、こちらは復習用(写真はあくまでもイメージです。)要は、メモや記号は汚くてもいいから、とにかく授業は俺のいうことを理解するようにといってある。吹奏楽部などで部活がやたら忙しく、とても毎日勉強しろなんて言ってられないので、復習用として穴埋めをこんな感じで作成したら
①インプットの学習を連続5回繰り返す。(最初はその語句が言えればOK)
②①と同じ作業を繰り返すが、6回目は自信のない漢字を書いてその漢字が正しいかどうかを確認すること。(間違えやすい漢字は授業で指摘し、記号にもしてある。)
③8割から9割程度解答できるようになったら、同じ個所を毎日学習しないこと。1~3日程度の間隔をあけてどのくらい記憶しているかをチェックして、3日間隔をおいて8割程度覚えているのであれば3日間隔で学習を行う。最大4日間隔で行うことが理想。

以下①~③の繰り返し、よく歴史は早く覚えたって忘れちゃうとよく言われますが、忘れないための工夫をすればよいのです。覚えるスピードは速くなっていくから、これなら無理せず高速で大量のプリントをこなせるでしょう。自信がない漢字だけ書けばいいだけなので。なお、この復習法中学受験の予習シリーズなどにも応用可能です。

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あと、なんでこんなに教材作成が大変なのかといえば、昨年もやっていた『今週のひとこと』のコーナーの片隅にその状況に合うようなマンガの1コマを探して載せているからだと思う。これは5教科をあげるために「モチベーション」が大事だと話したあとに、スポーツ選手はケガをしてもそのときは痛くないのだというたとえ話を載せたから。俺の手持ちが野球マンガが多いので、どうしても野球マンガからの抜粋が多くなってしまう(笑)。でも、こんな話をしたらそういえば骨折しながらもホームラン打った栗山を思い出して、栗山の話をしたら今ひとり教え子のなかに熱狂的な栗山ファンの子がいるのでとても喜んでくれた。

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これが先週扱ったやつ。かつての大学受験生の教え子が書いてくれた不合格体験記を読んでもらいつつ、内容には触れなかったけれども、受験は結果ではなく、頑張ったというその過程が大事なのだという俺の裏の意図まで読み取った生徒は今の時点ではほとんどいないだろう。こういうのはたいてい後になって気づく。

今年の子たちもそうなのだけど、歴史が苦手というよりも興味がないあるいは持てないという子たちが多い気がする。そして、2つの学校に共通していえるのがどちらも学校の先生が嫌いというもの(塾の先生の立場からしたら一番成績をあげにくい困ったパターン)
そのため、歴史の授業の導入の前に全員に「なぜ歴史を学ばなければいけないのか?」をいうのを問うてみた。まあ、これは先生により色々あるだろうが、生徒から返ってきた答えは教養を得るためとか、知っておかなければ困るからとか常識として…なんて答えが多かったかな。

俺が用意した答えは「先人たちの成功や失敗から何を学ぶか」という点だった。そういえば大学生講師だったころに、歴史に興味がなかった子に同じ話をしたのだけれども、その子は随分と感銘受けてたなあ。まあ、自分は一応歴史教員免許を持っている人間なので、やはり歴史を学ぶことは面白いと言わせてあげたい。そんなふうに言わせることができたら、後は勝手に勉強してくれるはずだから。
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by masa717h | 2017-07-03 00:07 | 教師修行 | Comments(2)
今年の埼玉の入試が変わるのはすべて述べてきたとおりだが、その対策としてやらせておきたいのが、全国の高校受験の問題を縦断するような企画。要するに47都道府県の様々な形式で解かせておくのがいちばん力がつくような気がします。特に学校選択問題を受験する子にやらせておきたいのが、お隣東京の自校作成入試…今年の埼玉はまだ試運転というイメージが強くいずれ、埼玉も東京と似たような形式になるのではないかとにらんでいる。それにしても、お隣東京は自校作成という冠がつくだけで、英語、数学も(学習指導要領の範囲内で)ここまで難しくなってしまうのかと驚嘆したものです。その中でも特に目を引くのが日比谷高校。東京のなかではトップクラスで偏差値は70を超えている。

いつも自分が勉強しているブログの中に日比谷高校に言及されておられる興味深い記述が書いてあった。
平成25年度日比谷高校自校作成問題は本当に素晴しい。(日比谷高校のHPから見ることができる)読み進めながら、解きながら、よくぞここまでと驚き、作成された先生に敬意を払わずにはいられない問題であった。共通問題を除く2番以降を40分で解かなければならないというその量の多さに圧倒されるが、そこに気をとられて、この問題の中にある大切なことを見逃してはいけない。ここを逃してしまっている塾の先生はきっと多いにちがいない。「それ」は分かる人にしか分からぬよう潜ませてある。さっと目を通し、一回解いただけでは、私も最初は「それ」に気づかなかった。しかしながら、きちんと解答を作成しようとすると、そこに気づかないと答えが作れないのである。

その証拠に、というわけではないが、日比谷高校の英語の問題は、自身で英文作成を必要とする「半」自由作文形式の問題がやたらと多いのだが、これらが軒並み「省略」となっているだから模範解答は「省略」だらけなのだ。出版社が出す過去問集には解答例が載っているかもしれないが、日比谷高校オフィシャルでは「省略」なのである。これには大きな意味がある(と私は睨んでいる。)この「省略」は思想なのである。日比谷高校が採りたい生徒を採るためには、模範解答例は出すわけにはいかないだろう。私がこの問題を仮に作ったとして、私なら絶対に模範解答例は出さない。そんなことをしたら台無しになってしまう。この入試、試されているのは生徒ではない。生徒達を教えている先生なのである

実際に日比谷高校のH25年度が掲載されている過去問を買ってそれを自分でも解くことにした。確かに分量が多く、自分も1回解いたくらいでは、この秘密に気づくことができなかった。しかし、何度か解いていくうちにおそらく正解は書いていないがこういうことではないかという予測を立てることはできた。まあ、それとなく書くとしたら日比谷高校は間違いなく知識ではなく知恵を試しているといったところか。



そんな生徒は間違いなく、これと同じ理屈で問題を解いている。東大へ進学する生徒が多いのも納得しました。ちなみにこのH25年度いま教えている高校2年生にも解かせたのですがボロボロでした。できることなら入試直前にやらせてみたいけれど、レベルが高すぎてうちの子たちには難しいかな。ちょっと悩みながら直前の伸びを見てどうするか考えることにしよう。
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by masa717h | 2016-10-21 08:43 | 教師修行 | Comments(0)
塾講師になってからの1年目は、実際現場で塾の講師が書いていただいた色々なブログを読み漁っていたけれども、ブログの内容を読むだけで、指導に対してのの肝や力量を推し量ることができる。だけど、昨日みたいに朴先生に実際にお会いして、ノウハウを教授し教えあっていけるほうが、自身の講師としての成長は格段に早い。そして、奈良にある私塾を経営されている、とある先生が書かれたブログの内容に大変興味深い記述を見つけた。『SHIDOSO教育研究所』という理念だ。以下は、そのブログの内容から転載させていただく。

ブログのプロフィールのところにも書いてあるが、私は『SHIDOSO教育研究所』という名称の私教育の教育研究機関を作りたいと思っている。「私教育の研究機関」というのは、簡単に言えば、塾の先生が集い、生徒を伸ばすためのノウハウや技術、教材や指導法の研究する場所である。全国に散らばった、人知れず行われている素晴らしい技術を共有しあって、自らの指導技術を高める会にしたい。

本当は昨年の秋くらいから少しずつ活動を始めたかったのであるが、いくつか理由があってストップしていた。ストップしていた一つ目の理由は、言い出しっぺの私が自分の塾も軌道に乗せられていない状態では会自体が説得力に欠けるような気がしたからである。まずは早く自分の塾を軌道に乗せてしまわなければならない。幸い、こちらの方は目処がつきつつある。

二つ目の理由は、組織の骨格について、もっとしっかり考えておかなければならないと気づいたことにある。私はこの研究所を作って、別にお金儲けをしたいと考えているわけではなく、子ども達によりよい指導を行っていくために、自分自身が勉強する「場」を作りたかったのである。すべての始まりはそこにある。

しかしながら、組織、あるいはサークルを作る場合は、世間にしっかり主旨説明を行わなければならない。そのあたりが甘いとあらぬ批判も招くだろう。そういうことには十分配慮しなければならない。また私が作りたいのは、お互いが切磋琢磨する「研究会」なのであるが、中には、自分からは「発信」せず、人から「ノウハウ」だけを安易に吸収しようとする人も出てくるだろうと思う。

そんな人に限って「あの会はイマイチ」とか「言うほどノウハウがない」なんて言ったりすることも多い。そんなことを言われたらたまらない。そういう人にはいてほしくない。腕がないくせに、ケチをつけることで自らをアピールしようとする困った人はどこにでもいる。そういう方がおられると頑張りたい人のテンションは下がる。そういう人、つまり「発信せず、ノウハウをちゃっかりパクっていくくせに批判はしたがる人」にはご遠慮いただくような規約を作らなければならない。もちろん建設的な「批判」は歓迎だ。それは「会」に敬意を払い、「人」に敬意を払えるということが前提である。

この「会」には上も下もない。誰がエライとかそういうのはない。素晴らしい腕を持ち、素晴らしい実践報告をする人は尊敬されるだろうが、組織的な上下はない。『SHIDOSO教育研究所』の「SHIDOSO」とは「私度僧」のことである。古代から中世にかけ、出家するには試験を受け、合格し、朝廷の許可を受けて後、得度を許された。つまり「僧」は公務員であった。「私度僧」とは、許可を受けず、勝手に得度した「僧」のことである。そこから名前を取った。

国や文部科学省のお墨付きなどないところで、懸命に子どもの指導を行う自分たちを「私度僧」になぞらえたのである。空海もかつては私度僧であった。ロマン溢れる?名称であると勝手に思っている(笑)
『SHIDOSO教育研究所』は、年に数度集まり、用意したレポートを報告しあい、情報を集め、話をし、交流を深めつつ、普段の活動はネットを使っての情報交換で行うというような会にしたい。

ブログやネット上でも勉強はできるが、「会う」ということはその何倍も勉強できるものである。両方を大切な会にしたいと思っている。

「市販の教材で一番個別指導に向いた教材は何か」

「塾生の遅刻を減らす効果的な実践」

「クラスをまとめる小ネタ20選」

「完了時制をうまく理解させる導入法」

「生徒が燃える小テストレイアウト法」

「授業時間が5分余ったときのショートスピーチ集」

なんてことを話し合い、共有し、教育論から日々の実践小ネタ集までを集められればよいと思う。

この会を通じて何より自分自身がもっともっとよい先生になりたい。


mixi内にはすでに『SHIDOSO教育研究所』の名で、コミュニティを立ててあります。以下はその案内文です。


■■■■■■SHIDOSO教育研究所■■■■■■

学習塾、予備校など、私教育に携わる指導者が集い、指導力を研磨する研究会です。あくまでも自塾、あるいは自身の「教務力」「指導力」の向上を目指し、共に刺激し合い、切磋琢磨することを目的とする会です。経営のノウハウ等の情報交換をする場ではありません。

mixi上での情報交換、議論に始まり、年に一、二度は顔を合わせ、親交を深め、切磋琢磨できればと考えています。 あくまでも、刺激し合い、切磋琢磨し合うことを目的としますので、安易にノウハウだけをつまみたい人、また謙虚に学ぶ姿勢の無い人には合わない会になると思います。 また、会に所属する人は皆、「学ぼうとする人」として対等です。自塾の規模やキャリアといったことでの上下はありません。周りから自然と敬意を払われる人は出てくるでしょうが、それはその人のお力と人となり故です。
【管理人より】
SHIDOSOは「シドーソー」ではなく、「シドソー」と読みます。 「私度僧」という言葉から名づけました。古代から中世にかけ、出家得度するには朝廷の課す試験に合格し、許可を得なければなりませんでした。つまり「僧」は今でいう公務員でした。
一方、朝廷の許可を得ず、仏道修行に励む仏道修行者達は「私度僧」と呼ばれました。空海も私度僧上がりであったといいます。私教育に携わる自分達を「私度僧」になぞらえました。誇りを持って「私教育」に携わる人達の会にしたいと考えています。


…mixiにて、このコミュニティを探したのだが、ついぞ見かけることができなかった。実際、この記事を書かれた方の私塾にもぜひ訪れてみたいのだが、なにせ奈良は遠い。そして、最近はブログの記事が滞ってしまっていることもあり、この会がどうなったのかは分からない。でも、こういう考えは、とても賛同できるものがある。

ここから壮大な目をもって、よい先生になりたいと常々思っている自身や、後輩講師のためにも、こんな機会に積極的に参加したいしさえてあげたいと思っている。ただ、この構想だと範囲が広すぎることになるので、まずは関東支部を形成するのが一番良いのではないろうか。せっかく色んな経験をしてきた朴先生と知り合いになれたのもある。どこまで、形にできるかはわからないけれども、こんな構想を取り入れて塾講師としてステップアップしてみたいと思っている。

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by masa717h | 2016-05-27 08:28 | 教師修行 | Comments(0)
自身の教師修行になるだろうと考え、塾講師の先生として、しっかりした考えを持っている朴先生にお願いして、お互い国語の授業をやってみようという流れになったいわば『授業交流戦』。先週と同じカフェにて、実際にお互いの授業をやりあいました。とりあえず、実際にやってみてあのとき思い浮かばなかった感想などを日記として残しておくことにしよう。

朴先生のちょっとした移動のトラブルもあって、定刻よりも少し遅れてのスタートとなった
なお、先攻は、朴先生。今回、体験授業が決まったにあたって、わざわざ手紙まで書いてくれた。いつもブログを拝見しているとわかるんだが、優しさが文面から読み取れる。

朴先生が、手元から取り出したのは1枚のA4のプリント。『言葉』について書かれていた文章題。まずは、これを解いてほしいといことらしい。さっそく、15分くらいかけて解いてみる。そして、見直しを促され答え合わせ。ちなみに朴先生は、国語の一番最初にいつもこの問題を解かせることから始めるそうですが、
俺が朴先生が受けた生徒の中では歴代最低点だったそうです。
内容は中1ですと言われあはっ(*^▽^*)って感じでした。
国語の問題をいつも予習するときには、あまり制限時間を気にせず解くからよくよく解説を聞いたときに見落としていたポイントがいくつかありました。深読みしすぎとフォローされましたが、全部丸がついたら、そもそもこの企画やる必要ないですしね。

というわけで、朴先生の解説開始。国語ができるようになるためにと銘打たれたノートに、何が必要かを丁寧に導入していました。後でノートを見返した際に思ったのですが、中学生に理解できるようとてもわかりやすくまとまっています。

俺自身も、読解問題を解かせる前に、そもそも何故解けないのかと、国語を解く際に最初伝えていたのですが、自分と朴先生の決定的に違っていたのは、問題を解く際にこのルール集に沿って問題を確認させていたかという点。この辺りは、俺が気づいていなかったところ。この板書については、きちんと後輩の指導をする際に十分に伝えられると思うし、後輩の講師たちも吸収してくれるだろう。

後は、朴先生の授業を見て思ったのは、
指示を出すことが徹底されている。だから、眠くなったりしないのだと思う。

授業とは言い換えれば、受業なのだと改めて思わせてくれる。朴先生から出される指示が実に明確で洗練されていたため、ノートをとっているときにストレスを感じるようなことは全くといっていいほどなかった。お互い、代ゼミ出身者なので、結構代ゼミの講師の影響を受けているなあと感じることはあるけれど。代ゼミの基本理念は『親身の指導』。朴先生の授業を見ていて、それを感じます。こういう指導が受けられる生徒は、幸せだろうなあと思う。最後のほう、解説が少し中途半端になってしまったけど、残りは次回扱うとし、一旦休憩して攻守交替。

一点して、今度は俺の授業へシフト。今回何を扱うかのテーマは、完全に自由にした。まあ、あえて設定するなら、何故国語が大事なのかということ。テーマは自由にしたほうが、きっとお互いによいところが出ると思うし、俺が教えている本来塾の個別指導というものは(あくまで生徒のためという前提があれば)何を教えても自由である。学生のころ、在籍していた塾では嘘さえつかなきゃ何やってもいいよとふつうに言われたので、いまでもそういった名残は残っている。

因みに、今回俺がセレクトした文章は、以前ブログでも紹介してことのある森 達也さんが書かれた『世界を信じるためのメソッド』という本から第1章のみをコピーして抜粋した。なお、設問は一切扱わない授業である。純粋に本を読むことのみを焦点とした授業、テーマは『メディアリテラシー』。主に中1、中2向けに扱う内容。読書嫌いの子たちに読書のとっかかりを与えてあげるような本である。因みに朴先生にはあのとき伝えてなかったが、この本、NHKの高校通信講座の現代文の材料にもなっている本である。朴先生は、思考力を伸ばすという意味ではとてもよいという評価をいただいた。これはもう大学生だった頃から変わっていない信念だな。

基本的に俺は、国語力とは『粘り強く思考する力』だと思っている。だから、この文章を採用した理由は、筆者が読者にとことん考えることを要求してくるから。だから、きっとこの授業は生徒の頭を良くする授業なのだと思う(また1回しか実際に授業をやってはいないけれども、やはり感触はよかった。それから、俺と朴先生の授業で違うなあと感じたのは音読について。

朴先生の授業は、先生が文章を読み解説するというスタイルだったが、俺の場合は、生徒と一緒に文章を読んでいくという授業構成をとっている。これは、英語にも数学にも言えるのだけれども、勉強が苦手な子はそもそも声を出して読むと、変なところで区切ってしまったりすることが多い。それから、意味がとれてないと変なアクセントだったりするので、そこはしっかり指摘してあげる。スラスラ読めることって、意外と見落としがちな大事な点だと思う。

俺は最後の方に、某国民的アニメの有名なセリフ「真実はいつも1つ!」とよく言い放っている、こんな名探偵(誰かはあえて言わない)のセリフを拝借して、そのセリフを少し作り変えて「真実はいつも1つなのか?」という目を持つことが大事なのだというこの本の主題を伝え、少し時間が余ってしまったが、ちょうどきりのよい時間だったために終了とした。なかなか勉強になる有意義な時間だった。

最後は、お互いの近況や考えなどを話してお開き。まあ、そのことについては近いうちに別に日記としてあげたいと思う。
ちなみに、次の授業の日程は正確にはまだ決まっていない。その前に少し寄り道を差し挟みたいので、プロ野球の観戦を誘ってみたところ、ノリノリで応じてくれた。野球とはあまり接点がなかったそうなので、実はそこから次の授業への伏線となるよなことを仕込んでみようと思っている。因みに次のテーマは小論文にしようと思っている。去年1年間で全く指導経験もなく、そもそも書いたことすらなかった小論文。でも、1年間の指導を通じてとても俺自身がとても勉強になった科目。そこに伏線として野球を加えたい。(続く)





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by masa717h | 2016-05-26 01:06 | 教師修行 | Comments(0)