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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

カテゴリ:埼玉入試( 3 )

学校選択と学力検査の2パターン分かれた英語についてまずは学力検査から

共通問題のリスニングは、これまでと難易度などはとくに変化なし、スピードもいたって標準。12分程度のボリュームなので、今後も12~13分はリスニングに費やさないといけない意識は持っておかなければいけない点。

学力検査問題については、ほぼサンプルと同様な形を踏襲している。中三生にスペルテストをしても、曜日、序数、月名、数字など書けない子は結構いるので、学力検査問題はこの手の問題は落とせない問題となる。従来の長文穴埋めは、消滅した形となった。ただ、今年のでき以降では来年以降も出ないとは限らないので準備をしておきたいところ。最初にやらせると、半分もとれないのだが、ある程度慣れてくると、1問ミスぐらいの状態まで英語が苦手な子でも仕上げるからだ。

英問英答の問題が学力検査問題では差がつく鍵になる。この辺りは疑問詞の特訓あたりから入り、長文のなかから英語で答えを探すトレーニングが必要だなと思う。英作文はほぼ例年通りの形となった。これも、英文法の力がついたら少しずつ導入を行い、最終的に5分程度でまとまった形の英文が書けるようにするのが理想的な時間配分。まとまめると
1リスニング 12~13分
2内容穴埋め型問題 3分
3 会話長文 12分
4物語長文 15分
5英作文 5分

偏差値50~55程度の子は、これぐらいの時間配分が目安となる。やはり、英文法や英単語など地道に鍛えて基礎力を底上げしておきたいところ。

学校選択問題については、リスニングは共通だが、大問2から文の長文化がはじまっている。難易度を考えたら数学のように決して難しいということではないのだが、時間配分がしっかりできたかどうかが鍵になっただろう。特に最後の英作文は形式そのものを変えてきたため、学力検査のように5分で済むような形ではなくなってしまった。今後は45~50字程度という語数表現を稼ぐ英文を覚えておいたほうがよい。

今後は、学校選択を受ける子たちには、最低限英検準2級程度の文を読みこなす力が必要だと思われる。長文にも注がやたらと多いので、ある程度注に書かれている英単語であっても知っておかなければならないからだ。直前期の高地トレーニングとしては私立の過去問や英検準2級程度の長文が素材として丁度よいだろう。また、全国高校入試問題などの問題集を使って多読をさせるという手もある。でも、やっはり長文に強くなるためには文法、単語とも基本的なことを徹底させておきたい。数学と同じく英語も夏休みぐらいをめどに履修の文法単元を終わらせ、過去問演習に入るサイクルを早めておきたい。今までは、教科書までの索引検索を基準に問題を作成していたが、今後はそうもいってられなくなってきた。1分間に60字程度の速読力を目安に鍛えていくしかない。
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by masa717h | 2017-03-08 08:53 | 埼玉入試 | Comments(0)
書こうかどうか迷ったけど書いておこう。ちなみに自分は、応用数学の範囲は基本門外漢ですので、あくまでも傍観者的立場としての所感という感じで読んで頂けたらと思います。

学校選択の数学。一目見た印象として、『…これは非道いな(;゚Д゚)と思いました。』…もしも、自分が受験生だったころに、例えば所沢高校を受験すると仮定して、この学校選択問題が採択されていたらと思うと本当にぞっとします。自分が過去の受験生に伝えてきたのは、数学が苦手なら、大問1の計算問題と作図、証明の部分点で60点を目指せということです。埼玉伝統の折り紙問題は正直捨てても構わないというもの。今までなら、そのアドバイスでもよかったのですが、今年はこのアドバイスでは通用しませんね。

…うちの塾の生徒においても、あまりの出来なさ具合にショックを受け、自己採点をする気にすらなれないという子がいました。ちなみにこの子は比較的数学は得意で、北辰の偏差値は安定して60以上は取ってくる子です。はっきりいって、そういった子がふるいにかけられ、もう数学ではほとんど差がつかず、おそらく平均点は30点台になるのではないかと睨んでいます。

埼玉の数学は2限目ですから、精神的に幼い中学生にこのダメージは強烈だったものと思います。1限目に、昨年に比べて難しくなった国語、2限目にえげつなく難しくなっている数学。ここから、次の社会できちんと切り替えて立て直すことができたか?

正直いって精神力も求められた試験だったように思います。塾でも、学校選択の対策としての模試も実施しましたが、生徒の1人から実際に受けた印象として、※『サンプル問題』とかけ離れていて、ものすごい違和感を感じたといっていました
大問1から複雑な計算問題だけでなく、文章題が絡む形になっていた点。埼玉伝統の折り紙問題が消滅し、これまでに出題例のない空間図形の難問が出ていましたから…独学で過去問だけをやっていた子にはつらかったでしょうね。(今後やはり不安だからという理由で塾通いをするニーズは間違いなく高まると思います。あれだけ難しくなると独学で何とかなるとは思えなくなってくる。)

※埼玉の県教育委員会が今年は、こんな問題になるよーというイメージを告知したもの。大問1の計算問題が私立のように複雑なものとなり、応用力を試すという印象は残った。

それから、インパクトのある出題として、二次方程式の解の公式を変形して解けといった問題(ちなみにこれは共通問題)。東大の有名な数学の問題に円周率が3,05より大きいことを証明せよという問題がありますが、それと似た匂いを感じますね。つまり作題者は、中学で習う有名な定理や公式において、どうしてそうなるのかきちんと理解して使ってるよね?というようなことを問いたいのでしょう。今後教える側は直前にそういう原理・原則の確認をしていかないといけないのでしょう。



塾でできる対策として効果があったのが『間違い稽古』のトレーニング。直前の模試で、その練習を積んだ生徒はダメージが少なかったように思います。逆にできるだけ実力をつけてから受けたいという感じで、極端に模試を受ける回数を減らしていた子は不安していた点が露呈した感じになりました。過去に書いた記事から引用します。

歌舞伎の世界には「間違い稽古」という言葉がある。人は間違いをするものだから、間違いをしないように訓練するだけでなく、間違ったときに芝居の流れを壊さないように、間違いをした後の処理をあらかじめ練習しておくのだそうだ。さすが歴史のある伝統芸能は奥が深い。「人間」というものを分かっている。

「ミス」は「失敗」は起こりうるものだという視点からの指導はとても大切だ。伝統芸能に学んでおきたい。中学生はまだ精神的に幼いので、我々大人より緊張やパニックに弱い。そこを考慮し、できるだけ緊張やパニックに強くしておく訓練も積ませておきたい。試験当日に受けてしまう、いつもと違った「違和感」と戦わせておくのである。私はそういう訓練の一環として、受験直前に、受ける学校と傾向の違う問題をやらせることにしている。傾向の違う問題だけではなく、難易度もとびっきり高い問題の方が効果が高い。とびっきりというのはどれくらいかというと、偏差値55の学校を受ける子に偏差値70の学校の問題をやらせるのである。馬鹿げていると思われるかもしれない。でも私はこれをとても効果が高い訓練だと思っている。


本番で失敗しやすいタイプは、受験する学校に対して学力の余裕がない子と、几帳面な子に多い。私の経験では圧倒的に女子が多い。気合や真面目さが裏目に出るのだろう。そこで生徒たちに、めちゃくちゃに難しい、そういう問題をやらせてみる。はっきりいって手も足も出ない。それでも、取れるところを探し出し、1点でも多く取れるよう四苦八苦させるのである。たいてい弱気な子と真面目な子がまずこれを拒絶する。潜在意識が思いっきり拒否するのだろう。しかしこれは拒絶する子ほどやらせておきたい訓練だ。何回もやらせるわけではないが、こういう訓練をしておくと、傾向が変わっても、当日パニックになっても、リカバーしやすい

「あのねえ、こういう訓練をしておくと当日失敗することが減って、パニックにならないんだよ」という指導者の「暗示」も含めて、直前の「対策」としては不可欠の訓練だと私は考えている

やはりBタイプ(学校選択型)の問題の1回目は、ほとんどの生徒が数学で壊滅的な点数を取った。過去問をしっかり勉強していたとしても、大問1から私立高校にみられるような複雑な計算が出てきたような時点でびっくりしていたのではないかと思う。それからおそらくその結果を引きずったまま他教科に影響がみられたのも確かです。埼玉の入試の順番は国語→数学→社会→理科→英語という順番で解くため、B問題に初めて対処したとき、おそらく数学がとてつもなく難易度が高く、全然できなかったという子がほとんどで、その影響を少なくとも後の教科にも引きずっていた子が多かった。

こと、今年の学校選択の数学に関しては出題者の力みがあちこちに見られた印象を受ける。正直、今年はメンタルが試された試験だったかもしれない。埼玉県の入試は県教育委員会と学校教師や塾講師たちとの闘いでもある。少なくとも平成1桁のこらから過去問の推移を知っている人間としては、あの頃とは全く別物に代わってしまった。
来年以降の受験生にいえるのは、学校選択の問題を受けるのであれば、志望校を早く決め、学校範囲を夏休みぐらいをめどに全課程を修了させ、秋から全国や私立の難問を解かせていくことにしないと、直前の模試の結果を見てやっぱり学校選択の問題に決めた。などとやっていっては手遅れになります。比較的数学の得意な指導者の方から言わせたらこんな問題難しくないといえるのかもしれませんが、数学が苦手な受験生があれを解くのは至難の業です。比較的レベルが高い層が受ける試験にも関わらず、今回の数学の平均が30点台になったとしても納得がいきます。

学校選択問題を採択した高校が発表された際に、所沢高校と川越南高校については、この二校も採用するんだと当初違和感を覚えたものです。ここまで難しくなってしまうと、今度はこれまでとは逆の意味で差がつかなくなってしまう。なにごとも初年度の年は色々と混乱がつきまとうものです。今年の結果をふまえて、来年以降学校選択問題を採択する問題が減るのか増えるのか。今後注目しておきたい点です。

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by masa717h | 2017-03-05 09:17 | 埼玉入試 | Comments(0)
センター試験と同じように、今年の入試を踏まえて来年以降の受験生にどう指導していくか備忘録として各教科の書評を残しておきたいと思います。一応、実施された教科順にまずは国語から。(ちなみに比較的苦手な子たちをメインに考えているので、満点を取るとめには…みたいな話ではありません。)

国語の今年の問題を見た印象は、漢字や文法、古文は比較的優しめに作られていると思うが、読解分野で大きく差がつくことになりそうな印象がある。毎年のことながら、国語は時間配分が勝負になるため、比較的こういうところに問題を抱えている子については、必ず小説文を最後に取り組むようにしなさいとアドバイスを加えるようにしている。なぜか、この小説の部分で作題者は、あえて受験生に時間をかけさせる罠を潜ませているからである。今回は比喩表現を探して抜き出しなさいという問題がそれにあたる。俺はこれを通称『宝探し』問題と命名しているが、まず比喩表現が直喩と暗喩があり、今回は暗喩が使われている点。そもそもこの2つの比喩表現をしっかり理解していないともうお話にならない。理解していたとしても、傍線部から相当離れていた位置に置いてあるため、見つかったとしてもそうとう時間がかかった受験生は多かったはず。

説明文のテーマも、今年は『芸術論』であり、受験生には正直とっつきにくい話だったと思う。これも指定された条件を使い、語句を解答する問題があるのだが、傍線から相当離れた位置にあるため、きちんと文全体を俯瞰できていないと厳しい。

知識問題については、品詞の識別で最も出やすい『ない』の識別が出た。ないの識別については、入試に出やすい識別問題NO1なので、しっかり対策をしていれば問題ないのだが、ただ上辺だけの知識では答えられない問題になっている。この点についてちょっとだけ補足を加える。

次の傍線部『ない』と同じ品詞であるものを、ア~エの中から1つ選び、その記号を書きなさい。

清(きよ)が物をくれるときには、必ずおやじも兄もいないときに限る。俺は何が嫌いだといって、人に隠れて自分だけ得をするほど嫌いなことはアない。兄とはむろん中がよくイないけれども、兄に隠して清から菓子や色鉛筆をもらいたくはウない。なぜ、俺一人にくれて、兄さんにはやらエないのかと清にきくことがある。

正解はエ。この答えは助動詞が答えになるのだけれども、学校の文法とかで習う有名な『ないをぬに置き換えることができれば助動詞』という知識だけでは解けない良問

少なくとも、自分が受験生だったころは、それしか識別法をしらなかった。ちなみにH21年度も全く同じパターンで『ない』の識別が出ている(レギュラー授業で俺と一緒に国語をやった子は解法を扱った。)

この問題、まずやらなければいけないのが傍線部の文節分け。スラッシュを入れて区切ると…必ず/おやじも/兄も/いないときに/限る。
まず助動詞の重要な文法事項として助動詞は付属語ということを抑えておかないといけない。その他も同様に文節わけしていくと、イのよくない以外はないでくぎれる。ないで意味が通るのは形容詞だ。1文節の中に自立語は1つだけであり、文節分けとは自立語が来るたびにそこで文を切るという行為であることは意外と知られていない文法の盲点だと思う。イは直前に『は』を入れて意味が通るので、正確に言うなら補助形容詞。文節わけは、中1でやる文法の基本事項だが、こういう問題を解くためには、こういったことを伝えていかないといけない。

古文の難易度は標準~やや易といった感じ。漢文が絡んでくるパターンだったが、冬期など直前の古文は過去問を用いて漢文のルールについても触れているし、高校受験の漢文はどのみち返り点と一・二点の使い分けぐらいしか問題のパターンが作れないので直前の時期にこれはしっかり伝えておくことにしたい。

作文は、ほぼ例年通り、今年も去年に引き続き資料を見て意見を述べるパターン。埼玉の作文は、過去問を分析すると
A:単純に賛成か反対かの意見を述べるパターン
B:グラフから読みとったことをまとめ、考察を述べるパターン
C:比較的まとまった文を読み、それに対して思ったことや気づいたことを述べるパターン
の3つに分類され、A~Cの順で難易度が高い。国語を講習のみで取ってくる子に関してはA、Bだけにポイントを絞って作文を10~13分程度で仕上げることを目標にしてきたし、今後も作文指導についてのスタイルは変えなくて問題ない。

後は説明文の6点配点のところで部分点をどれだけ積み上げられたか、例え、6点満点は無理でも、ポイントをしっかり満たしていれば3点にはなる。最終的には、しっかり解き切れたか、空欄を作らなかったという点で国語は10点程度の差になるということは今後の受験生にも認識させておこう。

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by masa717h | 2017-03-04 09:35 | 埼玉入試 | Comments(0)