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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

カテゴリ:指導雑感( 42 )

もうすぐ2学期期末試験だが、それは高校生とて同じである。うちの塾には昨年の受験生が2人残って今でも週に一度授業をとって通塾している。あとは2人ともよく自習に来る。そのうちの1人は、俺が英語を指導しているハカセ君である。先日の中間テストもハカセ君の結果はクラス1位で、学年では8位だったそうだ。その得点の内訳は

英語表現97点
コミュニケーション英語97点
数学96点

…といった具合に続いていく。そのほかの細かい数字は忘れてしまったので、詳しくは記載できないが、この子の場合、高校に入って大きく伸びたといっていいだろう。information のスペルさえ、書き間違えなければ英語は98点で学年トップだった。こういう結果を見ると、中学から一貫してやってきた俺の指導は間違ってなかったのだろちょっと安心させられる。

そんな結果だから、授業でさぞや定期テスト対策に血眼を上げ時間を割いたのだろうと思われるかもしれないが、そうでもない。せいぜい、定期テスト対策に時間を割いたのは直前のたったの2回である。授業は文法書の解説がメインで、定期テストの勉強はほとんど塾に残って自習しているのだ。この子は中3の1年間で学習体力を身につけたということが大きい。埼玉県は1年生から内申をとても重視するので、その点もあり、チャレンジで上のレベルの県立を目指すのか、それとも中堅のレベルの県立を目指すのかということで一時期かなり揺れていたが、最終的に彼の出した結論は

中堅レベルの高校に進学して、そこでトップを取るということだった

最初のうちは、思い描いていたイメージと違っていたのか、クラスメイトに関する愚痴をよく言っていた。「あいつら、全然勉強してないくせに、それなのにGMARCH行きたいとか言っているんですよ~」

まあ、以前に比べたらGMARCHは優しくなっていると思うが、大学受験の大変さは高校受験の比ではない。多くの子たちは、不安だった受験勉強というものに決着がつき、区切りを迎える。ただ、本当に大変なのは高校に入ってからだ。特に今の時期、私立高校へ心が流される時期だが、確約をとったからといって安心してしまっては、次の高校最初のテストで惨憺たる結果になってしまう。そこで、私立は合格したからといってそうはさせじと大量に課題や宿題を出すところが多い。ただ、それも本人の問題。別に課題はやらなくてもよいわけだし、ストイックに勉強を続けてきたハカセ君でさえ、最初のうちは入学直前になって学校の英検の課題がまだ終わっていないというので、春期の1コマか、2コマはその課題を進めることに時間を割いた。

ただ、この子の場合クラスで1番をとったことが周囲をより勉強させるきっかけになったようだ。「まさかアイツがクラストップかよ!」みたいなまるで漫画版進研ゼミみたいな展開になった。それで周囲もますます勉強するようになったらしい。最近は、クラスメイトの愚痴も聞かなくなった。

中学入試で失敗して不本意な中学に入学することになったとしても、高校入試がうまくいかなくて大学合格実績が全然ない高校に通っていても、とにかく今通っているその学校で定期テストで満点を取り続けるような努力を続ければ、最高峰の大学に合格する可能性は必ず見えてくる。逆にどんな素晴らしい中学校に合格しても、その学校の定期テストで好成績を積み重ねていかない限り、今だけはよくてもそれは昔の勉強の名残または残照に過ぎないのであって、近い将来必ず成績は下がっていく。天才はともかくとして、普通の人間は中間テストや期末テストでの小さなステップの積み重ねでしか向上できない。『これを知らずに塾には通うな』 今井宏

これは、本当にその通りで多くの進学塾は実績を気にするのか、学習相談をする際には、上位へのチャレンジを薦めるであろう。ただ、この子の場合中堅に進学したのなら塾の助けを借りて自分の目標を実現したいというエネルギーが大きいのだと思う。学部さえ気にしなければ、今の努力を続けられれば学校推薦で十分大学に合格できるだろう。

ハカセ君の最近の悩みは模試が思うように得点できないということだ。だからこういうことにしている。
「とにかく今は学校の定期テストを頑張りなさい。そういう努力を積み重ねていけば、模試の成績の向上も早く訪れるはずだよ」

高1からの通塾はある意味では、生徒の意識の高さを示している。受験の頃とまでは言わないが、ほんの少しの努力の集積がおそらく高2になってとつてもない差を生むのだろう。受験のときに周りが勉強するから、自分も勉強するというのは当たり前。だけど、周りは受験をしていないなか、多くの子たちが塾をやめて開放感に浸っているなか、ストイックに受験レベル並の努力を続けているハカセ君。差がつくのは当然といっていい。通塾する子供本人のモチベーションが一番だけど、高1からの通塾もやはり大事ですね。

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by masa717h | 2017-11-16 10:35 | 指導雑感 | Comments(0)
多くの人は失敗を避けて通ろうとするが、失敗は上達の第一条件である。どんなに力の限りを尽くしても、スポーツや将棋、碁の世界では勝者と敗者が明確に分かれる。負ける確率は50%を下らない。バスケットボール史上思考のプレーヤー、マイケル=ジョーダンは自分の「負け」について次のような名言を述べている。「私は自分のバスケットボールの人生のなかで9000回以上のシュートに失敗した。300近いゲームに負け、26回はそれで試合を決めてくれると信じてもらって投げた最後のシュートを外した。私は人生のなかで何度も何度も失敗している。そしてそれこそが私が成功する理由なのだ」

失敗をしないことが大切なのではない。失敗を覚えていることが大切なのだ。9000回のシュートに失敗し、300近いゲームに負け、特に厳しいのは「シュートを決めてくれよ」ともらった球をいれることができなかったその瞬間。あのマイケル=ジョーダンでさえ入れることのできない球があった。彼がほかのプレーヤーと違っていたのは、それらの失敗の1つ1つを覚えていることだ。

多くの人は失敗を忘れようとする。けれどマイケル=ジョーダンは失敗というマイナス部分を見つめることで、自分の核にすることに成功しているのだ。同じ成績でありながら、さらに伸びる人と伸びない人がいる。両者の大きな違いは、この失敗経験の使い方にある。10のうち9が正解でも、その1つの間違いを見ない人は10のうち、7つ、8つの間違いがあり、しかしその間違いに向き合う(私はこのことを『フェイスする』といっている)人に必ずいつか追い抜かれてしまう。犯した間違いをどこをどう間違えたのか検討しないままに流していると、いつか同じ問題にぶつかったときに同じ間違いを繰り返すことになる。10のうち、9できるからといって、1を見ない人は1しかできないけど、できない9にフェイスする人にうさぎと亀のたとえではないが必ず抜かれる。失敗という壁は、そのままにしておくと、より大きく頑丈になって必ずもう一度目の前に現れる。

なぜなら、逃した壁は自分の最も苦手な部分となって残っているからだ。スタートは同じなのに、伸びる人と伸びない人の違い。それは失敗という一点に真っ向から向き合う、フェイスするかしないだけの違いだ。 (西谷昇二 『突破する言葉』より)

模擬試験の結果ばかりをやたら気にする子が多いのだが、最も大事なことはは解けなかった問題をきちんとストックして入試までに解ける状態にしておくことだ。以前にも、1か月遅れの優等生を目指せという記事を書いたが、今年の生徒達を見ているとプライドは高いが復習がおろそかという子がまだいるのが現実だ。

10月31日のオフの日、あのあと国会図書館に言って、今は絶版となってしまった西谷先生の著書から拾ってきた言葉。あまりに今の生徒たちによく当てはまる言葉だったので、思わずコピーしてしまった。これから先は、模擬試験が連続して多くなっていく。できた!できなかった!と一喜一憂するよりかは、一度でも二度でも解きなおして万が一入試に同じ問題ができたら完璧と言えるぐらいにしておくこと。そういう意味で先週の社会の集団授業は冒頭にこの話を持ってきて集団授業の際に解けなかったが、北辰に同じ問題が出てきたのだから、説得力がましただろう。中学生までにこういった習慣を身につけた子は高校に入っても強い。高校に入って塾には通わないにしてもせめて最低限これぐらいできる子になって卒塾してもらいたい。




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by masa717h | 2017-11-09 11:08 | 指導雑感 | Comments(0)
昨年から塾に通塾してくれたこのブログでのニックネーム通称ハカセ君。塾をとことん活用しまくり、もともとオール3ぐらいの成績だったのが、オール4ぐらいの成績に変化していきました。

進学先が決定した後も『英語』の授業を取り、今でも自分が授業をしています。もともと、1ランク下げたうえでの受験でしたが、最初の中間テストでは、クラス1位を取得。周りが全然勉強しないくせに、それなのに進路はGMARCHとか言っていてムカつくなんていう愚痴を言っていましたが、どうやらクラス1位を取ってしまったことにより、周りの目の色がこぞって変わったようです。ええ、あいつが1位なの…といった感じに、高校に言ってからも、忠実に教科書の音読を具に実施し、数学の授業はとっていないけれども、数学担当の先生に自分が理解できないところを質問して納得して帰る。よい、塾の使い方をしていると思います。

それと、彼のよい点として、いま卓球部の後輩にあたる子を指導しているのですが、この子の社会がまだ偏差値50に達していないため、よく彼に補修をして社会を教えてくれたりしている点。最近では、社会の先生になりたいと思っていて、周りの講師の先生に、「塾の先生ってどれぐらいもらえるんですか?」という話も訊いてきたとか。

今回の期末テストでも「クラス2位でした。(学年では8位だったそう)といって成績表を見せてくれましたが、英語表現のテスト結果は88点。ちなみに中学時代は社会が抜群にできたので、現代社会はクラストップだったそうです(ただクラス間でテストを作成する教師が違うため、学年の正しい尺度で図れないという問題もありますが、そういうのが公立っぽいですね。)

3単元のSの付け忘れで点を落としたらしく、そこに気づけなかった自分を悔やんでいました。」理系科目の成績も今のところ申し分なく、本人は志望大学はまだ決まっておらず、日東駒専のレベルでも全く構わないと思っているそうなんですが、高校の先生からは国立を勧めれらたそうです。そうだろうなあ。弱点がないもんなあ。ただ、家庭科だけは何か低かったので、高校で最も頑張らなければいけない(というか差がつきやすい)科目は家庭科だ!という話は最初にしたのです。

彼が大学生になったころ、俺の今のポジションを引き継いでくれるといいなあなんて思ったりします。

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by masa717h | 2017-07-17 16:49 | 指導雑感 | Comments(0)
昨日は、先週M中学の子たちが、修学旅行の関係で来れなかったこと。また、先週は急に暑くなりはじめ、熱中症の症状を起こしてしまい、塾を休まざるをえなかった子たちが何人かいたため、その補講を行いました。これまで体調不良で休んでしまった子に関しては補講も行ったので、これで中3生の受講平均出席率は99,9%。今回の授業1人だけ、タイミングが合いませんでした。高い出席率は成績を上げるためには大切なことです。

そして、昨日で全8回の社会集団授業を終えました。うちの塾はS中の子たちが多く在籍しており、そのS中の先生が結構人格の歪んでおられる(平気で定期テストの範囲を歴史全部とかにする)先生のためか、北辰の平均偏差値は高いのです。そのため、去年は理社の偏差値が50に満たない子が圧倒的で、このままで放っておくと大変だから、(無料で)集団授業を開催しようというのが、そもそもの始まりです。

ただし、去年は一学期の時点では、経験も浅く、ちょっと正確的にも問題があるようなM先生に任せきりにしてしまったため、最後にアンケートを実施したのですが、女の子から容赦なく授業がわかりずらいとか評価1とかついてしまったので、そこで2学期から担当が自分へと変更になりました。もともと、集団授業なんて教育実習以来、あまりやる機会もなかったので大丈夫かな?と思いながらも昨年の子たちはそれなりに成果は出せたかなと思っています。(塾生全員の入試の平均点は63点でした。)

そこで、今年もという運びになったのですが、理科の講師が忙しいのもあいまって、昨年の一学期は隔週で理科、社会と教えていたのですが、どうせやるなら一気にやっちまったほうがいいだろうということで今年は社会を一気にやってしまおうという運びになりました。今から思えばこの辺りから、自分が無駄に忙しくさせてしまった原因だったと思います。何せ、昨年とは要求されるレベルが全く違うので、ゼロから教材作成開始です。加えて、なんか川越やら川女やら目指す中2も混ぜてみたら刺激になるんじゃね?とオーナーからそそのかされたのもあって、総数13名に…。4回地理やって、4回歴史でという判断のもとで、やった内容を整理すると

1回目 世界地理分野
2回目 日本地理分野
3回目 統計・時差分野
4回目 地理まとめ(過去問演習) H26年度演習→解説
5回目 歴史分野 古代(原子~奈良)
6回目 歴史分野 中世(奈良~鎌倉)
7回目 歴史分野 中世Ⅱ(室町~戦国)
8回目 歴史分野 近世 江戸時代

主に中1、中2でやる内容ですね。江戸時代は三大改革まで修了したので、もし後期をやるとしたら中2の終盤辺りからやる幕末からですね。もともと中3生は学校でつい最近まで近現代はやっていたはずなので、最初に学校の勉強を疎かにするなと念を押してるんですけどね。

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そして、今回この集団授業の何に一番苦労したかって、毎回生徒達のモチベーションをあげるために、『今週のひとこと』というページを記載して、主に生徒たちに発破をかけるような文章を載せていたのですが、その場面に合うマンガのシーンを切り取ってきたことでしょうか。ちなみにこれは第3回のもの。コツコツ勉強をするのも大事だけれども、結果を出す生徒は狂気のようなものを孕んでいるというお話。定期テスト直前だった中3の生徒にはそうとう効きました。毎回振り返りのシートの質問項目に本日もっとも身になったことは?ということを書かせるのですが、よくこの今週のひとことのことを書いてくれる子が何人かいました。

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メモもがっつり取らせました。個人的には統計・時差分野を扱った第3回が一番内容が濃い回だったと思います。個別指導では、時差計算を正攻法で教えましたが、集団授業では、時差を数直線を用いて計算する方法を教えてみました。それをふまえて、基礎から応用のステップに難易度を上げていく問題を10問出しましたが、全問正解が1名出るなど、今年の子はやはりハイレベルだというのがわかりました。最初のうちは少し困ってたからヒント出したんですが、それでもそれをしっかり使いこなせるようになったという点で素晴らしい。

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都道府県キーワードチェックとかいっておきながら、歴史と関連ある事項は、それもふまえてガッツリ触れておく。これぞ、独学ではそもそも発想が及ばない集団授業の醍醐味。これも地理で扱った内容ですが、こういうのは地歴の融合問題に絶大な効力を発揮します。加えて授業冒頭で、毎回一問一答の確認テストを実施。満点取得者もとても多かった。仮に、忘れていたとしても、夏休みにまた返し縫の要領で確認できる。覚えるスピードも格段に速くなっている。

そして、このタイミングで個別指導に突入できる最大のメリットは
ある程度の知識が身についている状態で記述問題を個別に添削できる点につきる

この点では個別指導スタイルは無敵だと思う。ただ、問題は要求するレベルが高すぎて、ある程度の知識前提でないと効力がまるでなくなってしまうという点。今年は授業の初めに、自分はまずどこまでのランクを目指すのかを初めに書かせている。中3生は全部で11名いるのだが

Aランク(偏差値50突破を目指す)レベルの子が2人
Bランク(偏差値60突破~65)を目指すレベルの子が7人
Cランク(偏差値70突破を目指す)レベルの子が2人

各ランクに応じて、宿題を細かく設定している点も昨年はやらなかった点。こと社会においては、適応できるレベルはその子のレベルによって異なるため、これを決定したり準備するのも結構大変だった。とはいえ、この夏休みでCランクレベルにいけそうな子が5人ぐらいいるんだが…そこで最後の授業の終わりに宣言した。

「一番最初の授業で高い目標を設定すべきだっていう話を最初にしたよね。俺自身が、まずそれをやらないと皆に申し訳がないので、この最後の授業で俺もひとつ目標を宣言させてもらおう。9月最初の北辰テスト。その北辰で塾生偏差値平均60以上ね。いっておくけどこれここにいる全員が本気で勉強して超えられるすごい数字だからね。これができたら間違いなく地域でいちばん社会ができる塾っていわれるぜ。そこでいくつかレベル別に応じてアドバイスするよ…

Cランクを目指している子…正直、君らが70以上の結果を出してもらうのが、一番手っ取り早いんだ。大人になったら、プロジェクトとかでそういう数字を達成するために努力する場面っていのが頻繁にあると思うんだ。だから俺を助けるつもりで勉強してくれ!

Bランクを目指している子…先週、俺の大学受験生の教え子が書いてくれた不合格体験記の一部を読んでもらったのを覚えているかい。あの子が後悔していたのは、中学校のときにもっと勉強しておけばよかたっていうことなんだよ。だから、未来の自分を助けるつもりで勉強してみてくれ!

Aランクを目さしている子…ここにいる全員が本気で必死で成績をあげようとしてくるぞ。だから、ここにいる全員を助けるつもりで勉強してくれ! 」

こんな感じの言葉でアドバイスを加えた。さて、このブログで宣言してしまった以上、夏期講習気合い入れて頑張らねば。


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by masa717h | 2017-07-16 22:17 | 指導雑感 | Comments(0)
中学受験をする子を担当して、はや3か月。この辺りで、一番疲れが出てくるタイミングですね。急に環境を変えたりする場合ここら辺りで何等かの身体や精神に疲れが出てくる兆候は多くあります。以前体調不良で、学校・塾ともに欠席になったことがありました。これ、痛いんですよね。塾サイドからしたら、相当に…。ただでさえ、時間がないうえに、夏期のカリキュラムを作成したあとだったので。完全に計画が狂わされました。どこかで取り返さないとと思いつつも、果たして達成できるでしょうか。睡眠時間も、学校や塾の宿題に追われて就寝が12時を回ってしまうことも多々あるそうです。小学生ならせめて8時間ぐらいは寝ないといけない。結局睡眠不足のまま授業を受けてもその吸収は鈍くなってしまうし、そういったことも最近の授業から感じられます。

先日、保護者の方とも面談させてもらいました。改めて、中学受験を決意したきっかけを聞いてみましたが、今年の1月ぐらいに有名子役俳優さんが有名私立中学に合格した辺りから意識するようになったと言ってました。惜しいなあ、俺はてっきり「下克上受験」のドラマに感化されたのか?と最初の授業で訊いたけど、全力で首降ってたけど、たいして違いないと思う。
とはいえ、この子の指導をしていて何が難しいかっていうのは、感情を表に出してくれないことなんですよね。説明をしていても、果たして理解してくれたのか、青のシグナルでそのまま進んでよいのか、それとも、黄色で再度確認しないといけないのか、赤で止まれなのか。そのシグナルが読み取りづらいといったことを伝えました。で、お母さんからの一言として、その分家で感情を爆発させております…とのことでしたね。面談の日は俺の社会の授業があったのですが。社会が一番嫌いで、昨日も泣きながら小テストの勉強をしていました…と。そんなに嫌ならやめたっていいんだよ?中学受験なんてやらなければこんなに苦しむことはないから、塾もやめたっていいんだよ?という問いかけに関しては全力で首を振るようです。それから、どうやったらモチベーションを高められるか(簡単に言うと心に火をつけられるか)ということも訊いてみたんですが、親もよくわかっていないようです。まあ、単純な例としてはこの年頃ぐらいの女の子だったら合格したらジャニーズのコンサートに連れていってあげるといったようなことですかね。まあ、別にジャニーズじゃなても、ディズニーランドでも何でもいいんですが、そういう興味や関心というのもなかなか示してくれないので、結構困っております。

いま、47都道府県と県庁所在地はクリアしたので、次のステップとして山脈・平野・川にトライさせていますが、これがなかなか覚えられないようです。そもそも、覚え方の工夫から教えないといけないかなあなんても思ったりするのですが、なにせこの辺りは高校受験と微妙にずれているだけに難しい。手を広げすぎるもよくないななんて指導者として思います。その日は地理に相当嫌気がさしてきたなんて話をしていたので、思い切って歴史に切り替えました。

それから小学生新聞の話もしました。オーナーの息子さんも、中受などはしていませんが、小学生新聞をきちんと活用することによって、社会だけではなく、国語の力もついたと思うと実感していました。サンプルを提示していた一面の見出しが韓国の朴大統領罷免なんて記事が出ていたので、「中学生に漢字テストを施してもまずこの言葉の正答率は低いんですよね。そもそも弾劾の意味が分かっていない子が圧倒的に多いです」と…。「正直スタートが遅すぎるので、合格を保証することはできません。ただ、今やっている中学受験の柔軟な頭の発送というのは将来センター試験に代わる試験に対処する力にはなりうると思います」といったことは話しました。夏期もがっつりというよりは、各講師に12月から過去問演習に入ると過程した場合夏休みにどれだけ進めておかなければならないかということを逆算した形になっています。結局夏に強化してほしいのは「覚える」ことですから。空いた時間にこれまで進んだテキストの復習と覚える時間を取ること。それから生活リズムを朝方に切り替えることなどを伝えました。それから、中学受験をする理由としてはどうも弱いので、何かやりたいことなどで志望校を選んだほうがよいという話になったのですが、最近では演劇に興味があるようで、演劇部のある学校に行きたいなんて言い出したようで、そこでお母さんが調べ提示してきた高校が自分の母校だったことは内緒にしておきました。

因みに自分は中学受験をしたわけではありません、進学した高校がたまたま中高一貫との併設していた私立だったというそれだけの話です。

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by masa717h | 2017-07-13 09:52 | 指導雑感 | Comments(0)
結局今年も、前年学校選択制度を採用した全ての学校が今年も学校選択制度を採用するに至り変更はなかった。少なくとも学校選択問題が与えた衝撃は大きかったのだろう。ここ最近、ブログの更新をサボっていたが、なぜかアクセス数が更新していたころより減っておらず、以前今年の入試の時期ぐらいに書いた『学校選択の所感(数学)』が常に定期的にアクセスされている。グーグルで学校選択とか難しいとかでググると上位にこの記事が表示されるので、目を通しやすい位置に来ているということなのだろう。ちなみにもし、自分が数学の指導者だったら…

やはり、以前にも書いたが、従来の進度を講習なりで早め(夏に一通り終わらせてしまい)秋から過去問の演習時間を十分に取りたいところ。今年からは、埼玉の塾では『全国高校入試問題正解』のような通称電話帳を用いての指導が確実に増えるんだろう。ただし、同じ材料を使ったとしても、その効果は調理人である講師の腕次第といったところか。

ところで、学校選択というと皆口をそろえて数学が数学がというのだが…ただ従来の試験では差がつかないとされるうえでの学校選択問題導入だったので、その意味で数学は『受験生の差をつける』という目的は達したといえる。ただし、その目的を達成することはできたといえるのだが、ただし指導者としての口を挟むなら、力みすぎたために、本来公立受験のレベルは学校の範囲を逸脱してはいけないという約束を破っていることになる。それから細かく分析していくと、要は中学の指導範囲でやっているかいないか、また公式の成り立ちの証明など飛ばしてしまうような学校がほとんどではないかというようなところをピンポイントで狙い、さらにそこにやたら高い配点を与えていることも特徴としてあげられる。

大問1 (8)②
11以上の自然数について、「差が2である2つの素数」の間にある自然数は6の倍数です。その理由を説明しなさい。 (7点)

[1963年度立教大学理学部:高1の教科書・問題集で紹介多数]
PとP+2がともに素数で、P>3とする。このときP+1は6の倍数であることを証明せよ。

[2009年度千葉大学]
5以上の素数は、ある自然数nを用いて6n+1または6n-1の形で表されることを示せ。

出典が大学入試となってしまう時点でやはりおかしい。問題作成サイドから言わせれば、教科書の隅から隅まで理解していれば、解けるとでもいいたいのだろうか。数学は今年ほど難しくなることはないだろうが、それでも独学でこれをやれというのなら、学校の先生がよほどしっかりしていない限り厳しいだろう。

一方数学の難しさばかりが騒がれたような気がするが、その一方で元来の差をつけやすくなる問題を作成するというその目的を果たせなかったのが英語だ。数学が40前半(うち、川越や浦和高校みたいな上位が押し上げての形である)だったのに対して、英語は70を超える平均点になってしまった。平均点が70点の入試など聞いたことがない。よって、
今年は英語を以前より大幅に難化させてくることは容易に想像がつく
個人的には、長文を長くするよりかは、従来のような内容要約の穴埋め形式の方が差がつくのではないかと個人的には思っている。かつての早稲田の第一文学部がやってきたようなスタイルによく似ている。塾はこの2教科の強化に特に力を割くのでしょうね。


ただ、本気で学校選択のような上位を目指すのならば夏休みは
理科と社会の安定しやすい科目を盤石にしておくのが一番良いのだと思う
その意味で、今の中3たちには集団授業で社会を鍛えている。夏休みからではなく、夏やすみまでに中1、中2分野の復習を終える算段はついた。あとはどれだけ覚えられるか。今年も勝負の夏が始まる。

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by masa717h | 2017-07-05 15:09 | 指導雑感 | Comments(0)
以前記事にした、怪我や病気のため、決して納得のいく進学先ではなかったF君。ただ、そこから進学しても勉強を続け校内偏差値70を取ったという子に関して、先日面談した際にちょろっと聞こえてきた話だが、いま学校先では『スタディサプリ』を学校に導入して個人のパソコンを用意させて、それで空き時間や自習時間に活用させたいと思っている学校が増えているそう。

ただし、これの問題点は
自分をきちんと管理できる能力がなければ宝の持ち腐れになってしまうということ。
F君の通っている高校では、このスタディサプリを活用している子はほとんどいないそう。まあ、確かに月額1000円程度の安さが魅力で、わざわざ塾や予備校に行かなくても大学に合格できる、『神授業、見放題』がキャッチフレーズだそうだが、そもそもこのフレーズの使い方が疑問。大学受験においては、わかりやすい授業ももちろん大切だと思うが、それ以上にわかったことを使いこなせるといった徹底した演習が必要なのだ。これは東進も同様だと思う。いま、大学受験というと東進が主流だで、うちの若い講師のなかにも東進の映像授業を受けていたが、みな自己管理がしっかりできており、必要以上の映像を取ることなく、最低限必要なもののみ活用していたそう。結構営業的な校舎はたくさん授業を取らせようとしてくなんて話も聞く…。

ところで、最近スタディ・サプリと似たものであるN予備校の活用を開始してみた。月額1000円だが、こちらも基本的には『スタディ・サプリ』と考えは変わらない。ただ、こちらの母体は代ゼミの先生が主体である。アプリを上手に使っており、参考書や掲示板を利用してわからないところを質問しあえるなんていうのもいい。いま、書店にいけば参考書のコーナーはほとんどが東進で埋め尽くされている。かつて勢いのあった代ゼミのシリーズは片隅においやられてしまったのが、代ゼミ出身の自分にはちょっと切なかった。

代ゼミの講師たちがやっているこのN予備校の授業。実際、中学数学の復習なんていうのは自分にも手を出せる分野なので、そういったところから視聴していったが大変分かりやすい。ただ、もう少しメジャーな講師が降りてきたら、『スタディサプリ』など軽く凌駕し駆逐するぐらいの勢いが出てくると思う。かつて自分が大学生だったころに、代ゼミのTVネットというのがあったが、あのころは西きょうじや今井宏といったかつての代ゼミの看板講師が教えていた。

今、佐藤慎二先生や船口先生が降りてきたらなあなんて思うこともあるのだけれども、今いる講師の先生も抜群に分かりやすい。代ゼミには是非勢いを取り戻してほしい。塾の先生になるにあたって色んな影響を受けたので。







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by masa717h | 2017-06-10 12:36 | 指導雑感 | Comments(0)
今日の記事はかなり愚痴っぽい記事です。予めご了承ください。

近隣のS中は昨日が中間試験だった。昨日の科目は国語、英語、社会の3科目。で、昨日塾に問題を持ってきてくれた子がいたので、問題を見せてもらったのだが、どう考えても点数を取らせる気ないだろうというテスト。実際社会を教えている俺からしたら平均点30点くらいになるんじゃないかというテストになっている。時事問題から容赦なし、眞子さまを聞くならまだしも、その眞子さまがつい最近まで滞在していた国はどこかと嫌な形で問題を出してくる。試験範囲表もコメントが年号を見ておきなさい、今まで言われてきたことを思い出しなさいの2つ。その今まで言われたことも中途半端な知識ならないほうがましですといった傲慢ともとれるようなコメント。

範囲は歴史全部。どう考えても直前の2週間勉強すれば何とかなるというものではない。それを見越して集団授業では1か月前からスタートを切り、歴史対策補足のプリントを用意してあげた。まずその先生が使用している年号のプリントを100個ぐらいあるものをゴロ合わせを全部作ってあげ、まずは基礎固めとして覚えておくよう指示。学校ワークにおけるものがないので、塾用教材でそれに代替するものを用意し、古代については標準~まとめの問題。近代以降は基本問題~実践問題を段階的に難易度が高くなるように配置した。これで標準的な問題集2冊分ぐらいはこなしたような分量である。
少なくともこれをしっかりやり込めば全ての時代の軸を1本通したことになる。さらに、こちらで予想問題を作成し、試験直前の自習会のときに、やりにくるように指示する。難易度はそうとうに高く、まともにやったら30点ぐらいになるように想定して作った。実際解いてくれた子からはあの先生が作る問題に似ている。かなり意地悪に出来ているという声ももらった。実際S中の子たちはレベルも高く、北辰でも偏差値65以上の数値をとってこれる子が何人かいるし、きちんと鍛えてあげれば70も夢ではないと思う。それなのに、社会が難しかった。メンタルがやられたなどと言ってくる始末。

中3の一番大切なこの時期に問題集3冊を完璧に仕上げた子が、30点を取るようなテストを作ってどうする。北辰より難易度を上げてどうしたいというのだろうか(北辰の形を踏襲するまだわかるが、明らかに逸れている)こうしたテストをやると、一番危険なのが
生徒たちの学習意欲が低下してしまうことなのだ
こんなテストを繰り返していたら
「どうせ勉強しても仕方ない」
という意識を生徒に植え付けてしまう。そして現にそうなっている。いくら勉強しても社会はよい点数が取れない。そうなってしまうと、勉強するのがつらくなってしまう。

テストの意図がわからない。定期テストの意味とは何か。公立中学は「私学」とは違う。「私学」におけるテストではない。
定期テストとは、生徒の定着度を図ることが目的だと理解している。授業でやったことが理解できているかを、教師、生徒、保護者が把握するためのテストだ。それが定期テストの意味。

だから、絶対評価に変えたはずなのに。絶対評価の意味分かっているんだろうか。相対的な位置づけではなく、その生徒個人の能力でどこまで定着したかで評価するのが絶対評価。そうした文科省の意図から著しくかい離した試験内容。教師は公務員のはず。文科省の下で働いているなら、その範疇から外れるテストを作ってはいけない。それが嫌なら塾業界に来るか、私学に転職することだ。
ただ、生徒や保護者の前では学校批判に当たるのでこんなことは口が裂けても言えませんが、このブログの中だけに留めておきます。

全ては自分の力不足、指導力不足です。生徒の結果や平均点は出ていませんが、まだ次があります。この経験を糧に次の期末ではしっかり点を取らせてあげられるように自己研鑽に励みたいと思います。



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by masa717h | 2017-06-09 09:30 | 指導雑感 | Comments(0)
今の時期塾講師は夏期講習のカリキュラムの作成期間に追われるわけですが、先月から入塾してきた中学受験を目指す子(とりあえずおとなしいのでリカちゃんと仮名をふっておきます。理由は理科が好きだから(笑)。週一で月4回でこの子のカリキュラムを逆算して考えていくと…どう考えても1月本番だと過去問演習が間に合わないので、夏に少しだけ増加授業を提唱する。正直な話増加授業で増やしたとしても多分4コマぐらい。本番までに欠席でもしようものならアウトという超ギリギリなカリュキュラム。この際志望校は1つだけのほうが対処しやすい。

中学受験を指導していて一番難しいのは
小学生がこんな難しい問題や分量を解くなんてかわいそうだ!
という先入観ですね。これを拭い去らないと、中学受験ではなかなかよい先生にはなれません。まさに大学生だったころの自分がそうでしたから、そのため毎回毎回出す宿題や量がえでつないことになってます。まあ、他の講師が全て大学生講師というのもあるのだけれども、宿題量は俺がダントツ。やはり、まだ教えて1年満たない講師ばかりなので、先が見えないのでしょう。

ところで、夏期に歴史を教える材料、何かないかなーなんて探しているうちに面白いものを見つけました。



YOU TUBE にあったマンガ 『日本の歴史』…どこかで見たことあるぞと思っていたら、それもそのはず。これ、俺が中学の頃に社会の先生が見せてくれたやつだ!と…正直、中学校の社会は、中1、中2とどちらも先生に恵まれなかった覚えがありますが、この歴史のビデオだけは見ていた覚えがあります。今見返しても、かなり深いところまでつっこんでいて、中学受験の入門としても自信もって紹介できます。かなり細かく単元分けしているので、既に学習をある程度終えている子は苦手な時代や分野をピックアップしてみるのもありですね。ただし、若干古いため、一部に今の歴史供述とずれている箇所がある点がありますが、名作はいつまでたっても色あせないものですね。中学生も歴史が苦手な子たちはこういうところからアプローチをしたいと思います。

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by masa717h | 2017-06-02 15:03 | 指導雑感 | Comments(2)
去年社会を受けた子の成績開示を改めて見てみると、90点台が1名、70点台後半が3名。全体平均は63点だった。
今年の子達は、記述が増えるともう予め読めていたので、記述特訓を集中してやった結果だと思う。全部で8題あったうちの7題は的中している。
ただ、問題はその記述問題を作成するための前段階とな基礎体力(北辰偏差値で言うなら52~53)がないとその状況に達していない子たちの指導が肝となる。

昨年は、無料授業でという方針だったが、あれは将来教職を目指すこたちの集団授業の練習台としての位置づけが強かったので、今回はちょっと事情が違う。1年後の入試で90点台に到達させるための社会の強化指導。ただ、それを通すまでに結構やることが多くでしんどくなっている。まず、カリキュラムを作るところからだな。

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by masa717h | 2017-04-09 20:53 | 指導雑感 | Comments(0)