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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

カテゴリ:指導雑感( 33 )

去年社会を受けた子の成績開示を改めて見てみると、90点台が1名、70点台後半が3名。全体平均は63点だった。
今年の子達は、記述が増えるともう予め読めていたので、記述特訓を集中してやった結果だと思う。全部で8題あったうちの7題は的中している。
ただ、問題はその記述問題を作成するための前段階とな基礎体力(北辰偏差値で言うなら52~53)がないとその状況に達していない子たちの指導が肝となる。

昨年は、無料授業でという方針だったが、あれは将来教職を目指すこたちの集団授業の練習台としての位置づけが強かったので、今回はちょっと事情が違う。1年後の入試で90点台に到達させるための社会の強化指導。ただ、それを通すまでに結構やることが多くでしんどくなっている。まず、カリキュラムを作るところからだな。

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by masa717h | 2017-04-09 20:53 | 指導雑感 | Comments(0)
月曜日から新たに、新学期授業が始まりました。繰り上がりで担当する子もいれば、諸事情により、他教科の担当替えを行った子もいます。
さらに、新規で入ってきた子が何人か。現状では、大学生講師の子達の時間割が決まっていない時期なので、今後何人かは入れ替えを行うのでしょうが、決定すれば一年間面倒を見ていくことになります。4月は色々異動も多い時期ですので、どの塾であっても担当の先生が変わったなんていうのはしきりに起こりうることですね。去年はこの時期は黄金の1週間とし、最初の授業はまずは生徒のモチベーションを高めてあげることから始めるわけですが、自分が体験授業をやった子については、苦手科目を頑張りたい!という意欲を示してきているため、スムーズに授業に入れそうです。

中3の生徒から早速鬼畜と言われました( ^)o(^ )
何と言われようと結構です。それまでは、大学生の優しい講師の先生が担当していたのですが、その講師からどうも自分はなめられているような気がして…と前任の先生に相談された経緯があるのでね。M君、T君の2人は英語を大学生の講師から俺に配置変えしたのですが、俺の作る不規則変化動詞の小テストはまず、アトランダムに自分で原形のスペルのみ書いてもらい、過去形、過去分詞と意味を穴埋めにして出す小テストですので、多分面倒くささ(ノート3冊用意しなさいとか)、宿題の多さ、大変さは他の講師と比べて圧倒的ですし、これを覚えてこなかったり、やってこなかったらがみがみ言いますから。

いっておくが、講師の先生が優しいとか質問に丁寧に対応してくれるなんていうのも大事な要素だとは思うが、受験生にとっていちばん大切なことは
成績を上げられるか否かだからな
それをできる講師こそが、この世界ではよい講師として言われるのだよ。そんなこと、どの塾にいったってそう。俺が担当するからには、目標は去年達成できなかった受け持った生徒の成績全員を北辰偏差値60超えを果たすこと。何としてでも達成してもらいたいと思う。というわけで、昨年とは違った形で色々工夫していきたいと思います。
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by masa717h | 2017-04-06 10:20 | 指導雑感 | Comments(0)
昨日のニュースで首都圏の地域で私立中学が始まったと報道されていましたが、中学受験は丁度このくらいの時期なんですね。3年後のセンター試験がはっきりいってあまりにも方向性が見えてこないため、疑心暗鬼になって大学付属の中学にチャレンジするという気持ちはよくわかります。でも、正直いって3年後のセンター試験どうも記述式を課したいみたいだが、結局採点の関係で現行通りというような形で落ち着きそうな気がします。数年後は間違いなく、英検や※TEAPなどの資格試験が幅を利かせ、大学によっては一定水準の基準を満たしていれば英語の試験免除するというようなことも過言ではない気しますし、現にそういう大学もあります。

※TEAP 上智大学と英検が共同で実施している英語技能検定の1つ。TOEICのような資格試験が読むと聞くだけなのに対し、TEAPはそれに書くや話すといった4技能のフルコールを試しますよといった感じの試験形態になっている。

うちの塾では、中学受験にトライする子はいませんが、昨日から私立の大学受験が始まっています。去年指導した受験生は本命の早稲田が2月14日と遅かったので、2月まで授業を行いましたが、今年俺が担当した大学受験の子の本命は2月4日の国際基督教大です。1月31日をもって授業を終わらせました。たった半年とはいえ、やっぱり最後の授業は感慨深いものがあります。特に大学受験生はね…。

昨今、ツイッターとかで大手の個別指導の塾(特にFC)では、よほど講師の力量がない限り大学受験まで面倒みれる講師はほとんど皆無に等しいだろうという呟きを見ているので(確かにその通りだと思う。FCのオーナーは収益としてみれば大学受験は旨みがあるのかもしれないが余程のの覚悟がなければ大学受験に手を出すべきではない。大学に合格させることすら大変な世界なので。)自分は大学生だったころから、大学生だったころから、大学受験の生徒を担当したこともあるため、今から思えば確かにあの大変な世界を1時間自給1000円程度のコマではとてもじゃないが割に合わないだろうと思います(もちろんその辺りは当時の室長さんにカバーして頂きましたが)
去年の大学受験生をもってして、大学受験生の生徒など2度とやりたくないと思いましたが、結局またやるはめになるとはといった感じです。

おりしもそんななかで2年連続で大学受験の生徒を担当することになろうとはといった感じですね。もっとも今年担当した子は去年法政大学に合格した子の妹でお姉ちゃんの紹介でといったことなので。

うちの高校でしっかり勉強すれば『塾や予備校など必要ない!』という方針の私立高校に通っていた子でしたから、体験にきた際に国語(特に現代文の先生がいわゆるハズレらしく)が伸びなくて困っているとのこと。担任の先生に相談しても、参考書や問題集を何度もやりこみなさいと言われやってみたのだけれどもいつも同じところで間違えてしまう…。という状況で、スタートしたのが9月でしてからシチュエーション的には燃えましたよ。でも、そこはしっかりとガッツを持っていた子だったので助かりました。

大学受験は本当に大変な世界で、『わかりやすい授業』ももちろん大切なのだけれども、それ以上に大切になってくるのが『徹底的な反復』。そういえば以前紹介した船口先生の参考書の最後にこんなくだりがありました。あとがきより引用します。

先日、ある生徒が落ち込んだ顔で僕を訪ねてきました。「理科が苦手で、どうしても成績が上がらないんです…。」彼はこう言います。テキストは復習して内容は理解してます」「問題集で演習もしました」「それなのに上がらない」と。
僕は聞きました。「問題集は何回やったの?」「項目にもよりますが、間違ったところは2回、解けたところは1回です」なるほど、そりゃあそうです。それでは成績が上がるわけがありません。

勉強は「繰り返し」で成績が上がっていくものです。かつてある超難関国立公大医学部に現役合格した女の子はこう言いました。「私は『天才」なんかじゃないです。K君みたいに、授業の復習をして、問題集を1回解いただけでできるようになる子もいます。ああいう子は確かに天才です。でも私、理科も数学も10回ぐらい繰り返して、やっとできるようになるんです。だから私は天才じゃありません」。僕は「はっ」としました。彼女はずっと全国模試の成績が1ケタ台だった子です。正直、ここまで繰り返しているとは思っていなかった。でも、彼女は「10回やって」その順位にいたんです。しかも彼女は、周りの友達も成績がいい子はみんな「10回やっている」って言うんです。どうでしょう。みなさんは「天才の勉強法」になっていませんか?才能がないんじゃない。繰り返しが足らないだけです。だからできないと嘆く前に、何度も繰り返す。5回やってダメなら10回やればいい。10回でダメなら15回やればいいんです。ぜったいにあきらめない。それが夢を実現する秘訣です。

これを勘違いして授業そのものを増やしている塾というのも結構あるようですが、それは利益にならないからでしょう。大手塾のなかではいわゆるそういう塾もたくさん存在しています。たくさん授業をとればとるほど収益はでますが、それでは繰り返し反復練習をする時間がなくなってしまうのです。

だから、授業構成を考えた際に現代文の授業を増やせば良いというわけではないとの考えに基づき週に1回の現代文の授業は増加はしませんでした(それでも補習なり後半は予習もしてきてもらい通常の倍のスピードで進めたので終わってみれば去年のお姉ちゃん以上の問題量を扱ったのですが)

その変わりに提唱したのが小論文です。ただし、そこまで書くという行為は要求せず、あるときは本を一冊読み解いていったり、あるときは映画を見せて要約や感想を書き上げてもらったり、小論文の授業は『とにかく次は何をやるんだろう:という予測がつかないようなことを週に2回ほどやってある程度効果は上げることもできたと思っています。大学から先扱うのは『学問』です。嫌なものだななんて思うよりかは、こらからやる先の世界(大学でやるようなこと)もちょっとだけ扱いました。いわゆる教科書至上主義の真逆をいくICUの入試問題を見て、調べていくうちに大学の総長さんは、この入試問題はICUからのメッセージだと思って楽しんで取り組んでほしいというコラムを見たとき、小論文を提唱したことは間違っていないと今でも思っています。



去年は前日まで授業を行いましたが、今年は3日ほどしっかり学習できる余地を残しました。最後は合格祈願としてキットカットと直筆の手紙を渡して終了。この手紙には、受験生が見たらまあ絶対に泣くであろうということを書いているので、その手紙の中身はいずれ記事にして書きたいと思います。限定記事にて。

2月4日は合格を祈願しつつ、半年間の自分への労いも含めてどこかへ飲みに行こう。
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by masa717h | 2017-02-02 10:13 | 指導雑感 | Comments(0)
九月から現代文を週一のペースでレギュラーで取ったTさん。とにかく、最初にやっていたレベルがあまりにも高すぎたために、要求するハードルを思いっきり下げて、あえてわざと高校受験レベルの段階まで引き下げた段階から始めた。うちの塾は一応、フランチャイズのため、現代文用のテキストもあるのだが、去年は使っていたのだが、やはり解説するとなると、自分が使いずらいという難点があるため、今年は時間の関係も考慮して一切使わなかった。その代わりになるものを…初歩の段階からやるとなって思い立ったのが船口シリーズである。過去お姉ちゃんにも一緒に使用した産物。

『最強の現代文』と言われるこのシリーズは、現代文の苦手な人でも無理なく始めることができ、抽象→具体といった読解問題を解くうえで抑えておかなけれなばらないルールをわかりやすく体系化されている数少ない本である。どうせなら、一貫した考えのほうが混乱も少ないだろうと思い、同氏のセンターシリーズも利用した。去年も早稲田の過去問に手をつける直前までこの船口シリーズをやっていたから、彼女への高速学習が可能だったのである。週に1回現代文を扱い、解法を伝えただけでは、とてもじゃないが半年では間に合わない。そこで、こちらと向こうの都合を合わせてもらい補習をやたらとしつこく繰り返した。意外に思うかもしれないが、大学受験においての個別指導は現代文は特に効果がある。予備校の授業で現代文を履修するとわかる段階までは引き上げられるのだが、できる段階にまで持っていくのが難しい。その点で、個別は記述の添削なり要約の添削なりを繰り返すうちに格段にできる段階まで引き上げることができる(もちろん教える側の力量次第だが。)

補習の日は土曜日が多かった 気がするが、最初のうちは3時間休みなしのぶっ続けで補習をやりとおしたこともある。今年のセンター試験の評論文を難しくなかったと振り返っていた点を考慮すれば、これだけやっただけの価値はあったと思う。

昨日で一通り、過去問を除き文章を読み解く訓練を終わりにしたのだが、振り返ってみると実に七冊分の参考書を終わらせたことになる。一年でならよくあることかもしれないが、予備校や集団授業などでは捌ききれるような量ではなない。今考えてみると、正気の沙汰では思えないぐらいの量を解かせていて、さらに昨日の時点で第一志望の過去問8年分を消化しているので、指導する側としてもこれだけやってもうダメならしょうがねえよ!と開き直れるぐらいの境地でいる。

どんだけ解いたと思ってるんだ!
最後の授業は扱った参考書を全部積み上げてみようか。直前になると受験生は否が応でも不安になるもの。これだけの量を解ききった受験生はそういない。だから自信をもって2月からの一般試験に臨んでもらいたい。
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by masa717h | 2017-01-25 08:59 | 指導雑感 | Comments(0)
今年の春からうちの塾ではホワイトボードを導入した。また集団授業を開催するに当たって、集団塾で使うような本格的なホワイトボードもオーナーが購入した。時折、塾で自習するような子がホワイトボードを使って、数学の関数の図形を実際に書いて問題を解いたりしていたこともあった。先日は受験生の子たちがホワイトボードを使いながら、社会の問題を出し合っていた。そういう一連の動作を見ていると、やはりホワイトボードを導入したことは間違ってはいなかったと思う。実際、以前はミスコピーしたA4の裏紙をボード替わりにしていたのだが、やはりホワイトボードがあるほうが使い勝手が良い。ちなみにこのホワイトボード、家庭に置いても相当な力を発揮する。このブログを読んでくれている保護者の方に成績を伸ばすヒントとして塾の先生が書いてくれた記事から引用する。

あまり家庭に馴染みがないと思うが、ホームセンターなどで売っている、あのホワイトボードである。今は通販などでも扱っているが、45センチ×60センチ程度のものがいいだろう。私が使用したものは、床と天井を2本の突っ張り支柱で支え、中央部にボードを提げるというものだった、いわゆる間仕切りとして使うもので、網もセットになっているものだ。

これを壁を背にセットする。場所はリビングや、食卓テーブルのそばがいい。子供の目に触れやすい位置が理想だ。ホワイトボードというと、伝言やメモのイメージがあるが、実際用途は無限大にある。私はまず、子供たちに 「学習目標」 を書かせることから始めた。本人に書かせ、それが毎日目にとまる。食事をする時、テレビを見る時、いつもその公約がそばで睨んでいる。また、テストの前には 「目標点」 を教科別、合計と、すべて書かせた。そして返却されるたびに、その脇に実際の得点を書き込んでいく。すべて本人に書かせるのである。これは非常に効果があったと思う。到達、未達、いずれにせよ、本人の管理で本人が家族に公開する。やらないとまずいという、追い込まれた環境を作ること。反省があれば、次へのステップになるだろう。成功ならば、努力の成果として記される。

 だから私は次の試験まで、いつもその結果は消さずにいた。成績が伸びない子は、結果がいつも一過性なのだ。だからその時反省しても、すぐに忘れてしまう。ならば見える場所に、長期間結果を掲示し続ければいい。それを見るたびに、子供は考えるのである。しかも毎日。

ボードには親のコメントもよく書いた。勉強法・注意事項・格言・励ましの言葉など、下校してすぐ見れるように午前中に書いた。初めはすぐ気付かなかったものの、やがて、帰るとすぐ見てくれるようになった。課題のプリントや、メモなどもマグネットで貼り、次第に連絡ボードとしての機能が増してくる。テストの直前には、もうボードは活字と貼り紙だらけで、もの凄いことになっていた。いずれにしても、この場合は、子供の目線に掲示することに大きな意味がある。意図的にチラチラと見させるのである。親が振り、食卓でその内容を題材にしてもいい。
私もよくやった。

ボードの使い方として、他にもこんなことが出来る。新聞の切り抜き、雑誌の記事などの、学びに関するものをどんどん貼っていく。欄外のボードにコメントを書き添え、とにかく読ませ、後に感想や意見を聴き取る時間を設ける。また私は、よくボードに問題を書いた。漢字や言葉についてのもの、用語問題、時事、公式、単熟語、図形問題など、常に何かを仕掛けていた。下校後、本人が解答を書き込み、夜立ち会いながら答え合わせをする。かなり効果のある作業だったと思う。

ボードはクイズ番組の時には紙がわりになる。慣れてくると、問題が放送されるや、自分からボードに向かうようになる。図形問題など、書いては消し、悩みながら答えを導き出すものには紙よりも便利であろう。ある日曜に兄弟でボードと向き合い、何かやっていた。問題を出し合い、勝負していたのだが、もうこうなると「ホワイトボード」はただの伝言メモではない。知恵を探る、ひとつの道具である。使い方は色々あるだろう。私はよく「お前、この字読めるか」「この言葉の意味、知ってるか」などと殴り書きしたものだ。紙に小さく書くよりも、視覚に訴えることで、印象にも残る。また、ボードに書かせるという行為は、足を運ばせ、発表させることに繋がる。ちょうど教室で前に出て、黒板に答えを書くように。そして何よりも、構えずに楽しみながら出来る点がいい。

 宣言や目標の掲示、成績結果の記録、コメントや問題の書き込み、さらには貼り紙としての機能。成功も失敗も常に見えるという、考えさせる環境を、ボードは可能にする。成績を上げたいのなら、一度試してみよう。家庭がより刺激的になると同時に、きっと子供の活動も意識も変わっていくと思う。

こんなふうに考えれば活用の仕方はいろいろある。以前の記事に書いたことはあるが、覚えなければならない図形の合同や証明の条件、又文法の活用表など初めに覚えさせたい事柄を書いて、その文字をちょっとずつ消していきながら、何度も口に唱えさせ反復する。授業では、黒、赤、青の3色マーカーが用意されているので、数学の図形で色を塗ったり、国語の対立構造を色分けしながら教えていくのにはとても便利だ。
間違いなくホワイトボードは以前に比べて成績を向上させる道具になっている。
 


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by masa717h | 2017-01-15 10:45 | 指導雑感 | Comments(0)
今日はセンター試験。うちの塾からセンター試験を受けている生徒はK君とTさんの2名。過去に大学受験を経験した生徒は、去年のTさんの姉のみで彼女が一期生となる(ちなみに法政大学に進学した。)彼と彼女には、国語を指導した。センター入試においては、最もずっこけやすい科目だと思う。ただ、2人に共通しているのは、ここで終わりではなくおそらくセンターはそこまで意味あるテストとも思ってないので、2人ともいい意味で開き直ってしっかり結果を出してきそうな予感はする。T君は強気に、漢文まで全て使っての受験。Tさんは、直前まで古文を使うか悩んでいたがちょっと弱気になて、現代文のみでの受験。この期に及んでいまさら俺が口を挟むことではないので放任した。確実にいえるのは、一日目で文系科目は全て終わるので燃え尽き症候群にはならないだろう。

あくまで2人の目標は来月の2次試験…昨日はTさんの小論文の授業だったが、特にセンターを意識したような問題を解かせることはしなかった。(ただし平日に補習を実施し、そのときは過去問から良問を選んで解かせた。)Tさんの第一志望のICUの受験が2月4日なので、その直前までの授業をどうしようか悩んだが、今年は直前の前日の授業はしないことにした。今まで受かってほしいと思う生徒に前日に授業をして経験上、合格した試しがないからだ。ならば、2月の3日間は自習期間にして、一月までの授業と補習で伝えたい知識を全て詰め込むことにした。

2人とも素直で自分をしっかり持っている子だった。毎回授業冒頭に漢字の小テストをやらせているのだが、2人とも満点か9割を下回ることはなかった。それだけ日々の授業の準備をしっかりしていたんだろう。こういう小さな一歩は間違いなく積み重ねていけば合格に直結する。

K君は主に講習のみしか授業はしていないが、授業の説明をしっかり頷きながら聞き、授業の笑うところではしっかり笑ってくれ、授業のメリハリをしっかり理解してくれる子だった。(例外なくこういう子は成績を伸ばす。)
直前は古文の授業も実施したが、知識の吸収、理解度ともに申し分なく、最後は早稲田大学の古文の問題を解かせたが、作題者の問題の意図をしっかり理解したうえで、合格点といえるような点数を取っていた。

一方のTさんは姉の紹介で、本格的に現代文を始めたのは9月からだった。夏休みの終わりに体験授業を実施し、夏休みにICUのオープンキャンバスに参加し、そこであの大学のカリキュラムに一目惚れしたとのこと、そこで過去問を買ったが人文・社会科学は今まで見たことのない文の長さと難易度だったこと。学校の先生に相談したら、ICUは特殊なところだから志望校変更を考えなさいもしくは然るべきところに行きなさいといって見放されたらしい。以前に姉の授業をしている際に妹は塾に来ないの?と聞いたことがあるが、学校の授業を大切にする子なんで…と完全に入塾する可能性など皆無だと思っていた。

体験授業をする際に、何で現代文の体験なんて夏休みが終わりかけた今更になって受講したの?と聞いたら、「私中学生のころから現代文が出来ないんですぅ(≧◇≦)」)と泣きついてきた。原因は姉から譲ってもらったという問題集。さして力がないのに難しい問題に手を出しすぎなのだ。高校受験のレベルから掘り下げて補習を実施した。これまで偏差値50という数字を超えたことがなかったそうだが、直近の模試では偏差値56ぐらいの数字に上がったそうだ。もとより帰国子女なので、英語はできる。…ただし感覚で解いているので、論理力が試される問題に極めて弱い。本来国語の科目は論理力を試しているのだけれど…英語の感覚で現代文を解いたら通じないという状況だったのだろう。

ICUの入試問題を初めて目にしたときに、『これは大変な学校を受ける子を引き受けてしまったなあ』と純粋に思った。人文・社会科学といわれる科目だが、何せ問題の分量がA410枚ほどあり、そして問題の量も総数40問と果てしなく多い。普通の受験生がもともに解いたらまず合格点に達するのは不可能と思える問題。そして、この学校過去問に解答や問題を省略されていることに、何か裏があると思い、授業提唱を考えた際に、最も必要なのは『小論文』だなと直感で感じ、小論文を週に2回受講してもらうことにした。まあ、実際小論文は主に背景知識を伝えるためのものだが、俺が意図したのは学問を楽しいと思ってもらうことにある。そんな中で、ICUのことを調べているうち総長さんが『入試は受験生へのメッセージ。ICUの問題を通して役に立つことを学んだ。楽しかったと思ってほしい』という記事を見かけて、俺の考えたことは間違ってなかったと再確認できた。

M君の第一志望の明治大学の法学部も何だかやたらと特徴的な問題だった。問題の全てが『法律』に絡む問題。考えてみれば法学部なのだから当たり前なのかもしれないが、やはりこんな問題を出すからには何かしらの意図があるはずだ。春に感じたのはおそらく『法律を学ぶ準備ができているか』。過去問を通じて明治大学にはそんなふうなメッセージを発しているかのように感じだ。

大学受験生を受け持つ覚悟は高校受験の比ではない。2人とも公立中学から私立高校に進んだ子たちだけれども、大学受験の戦いには、高校受験をパスした中高一貫の子たちとも戦わなければいけない。何せ中学から5年間で、高校までの履修範囲を全て終わらせてしまうところがほとんどだから、その手ごわさを俺はよく知っている。高校受験が『学力の県大会』なら、大学受験は『学力の全国大会』だ。K君には、講習期間で約30の文章を、Tさんにはこの半年で100近くになる文章を解かせ解説した。普通はここまでしないというできない。それでも、大学受験生徒を指導されていて結果を出している塾の先生のブログを見ていると、時に狂気のようなものを感じずにはいられないのだ。

2人にとって、センター試験は一つの区切り。K君の授業はすでに終えたが、残り少なくなったTさんの授業で毎回力をつけるために、何をやろうかと考える日々もあと少しで終わる。去年はおそらく、あとたった数点の差で負けた(第一志望の早稲田には届かせてあげられなかった。)そういった失敗や反省を踏まえて、今年の大学受験生には指導してきた。センター以降が勝負の期間になる。





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by masa717h | 2017-01-14 11:54 | 指導雑感 | Comments(0)
昨日の続きになるのだが、人材難に悩んでいたM塾さんは、それだったら発想を変えて、教材に先生をやらせてしまうという考えに至ったのがあの教材を見ていると何となくわかる。当時のM塾さんの講師はほとんどが、主婦と専門学校の学生だったそうだ。知恵や工夫といったものは、不自由からひねり出される。その点でこの教材は実に画期的だったといえる。

M塾さんの出した傑作『フォレスタ』、俗にこれを皮切りに個別指導塾には、個別指導教材が席巻されていくことになるのだが、この画期的な教材のいちばん優れているところは無理なく誰にでも指導ができる教材といったところにある。しかし、以前にも書いたがどんな教材にも弱点はある。では、この個別指導教材の弱点とはなんだろうか。それは「生徒の学力を上げる」というよりも、「いかに指導しやすいか」ということに力が置かれすぎているところにある。「素人でも指導できます」というのが、こうした個別指導教材の売りなのだろうが、裏を返せば「素人が指導できる問題だけに絞っている」とも言い換えることができる。

だから、この教材よく見てみると、難し問題、教えづらい問題、思考力を必要とする問題、ややこしい問題、長い文章題など講師側に予習が必要な問題は、微妙なラインでカットされている。つまり、「基礎中心」の問題編成になっている。さて、ここでいう基礎とは中学の補習塾が使うという意味合いで使われる基礎である。フォレスタシリーズで塾で謳われている宣伝文句は『学校の定期テストで80点を目指す子の目安として』使わせる教材。

一般的に、標準レベルの問題を多く出してくれる、意地悪な先生でなければ学校の定期テストで例え躓いてしまっていたとしても、そこまでのレベルにまでは回復できる。実際、世間で言われている多くの個別指導のイメージはいわゆる評定2ぐらいで学校の授業に躓いてしまっていた子に対してのリハビリ教材として使うのが理想的な使い方。しかし、問題は成績のよい学校の授業で100点を目指していたり、実力テストで偏差値70を目指すような子たちにはもっとレベルの高い教材が必要。とりわけ、M塾さんにはこの辺りにからくりが施してあって、初めから指導する対象のレベルを前述したような子だけに絞っているのである。学校のテストで80点超えが目標、成績を2から4にしたい。そういった目標なら、このフォレスタシリーズで、例え教える側に力がなかったとしても、その目標に教材だけで到達できるのだろうが、その先を目指す生徒がいることも忘れてはならない。その生徒には、このフォレスタシリーズだけでは、決してそこから上のラインに到達できないのである。

フランチャイズの他塾がこのフォレスタシリーズを一括で購入して授業を進めましょうなんていう会議のネタにはなったのだが、もう1つこの教材、ある教科においては致命的な弱点を抱えているのである。(続く)

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by masa717h | 2016-12-14 08:48 | 指導雑感 | Comments(0)
大学生のアルバイト講師だったころと比べて、塾の仕事に復帰するにあたって1つだけ強い違和感を覚えたことがある。それは、今個別指導教材がものすごく充実しているということだ。ずっと以前にその話をオーナーに聞かせてもらったことがある。いま、中学生用の個別指導教材で最も売れているのが、M塾さんが出されている『フォレスタ』といわれる出版物だ。フォレスタステップや、フォレスタゴールなどと呼ばれているシリーズ化されているが、これに追随するような形でI社さんのキーステップや、どこの会社だったが度忘れしてしまったが、『スパイラル』や『パーソナル』などといった名作が生まれたのにはこれにある背景がある。

もともと、フォレスタが生まれる背景はM塾さんの拠点の新潟にその発端があるといっても過言ではない。今でも多くの個別指導のオーナーさんが抱えているのが十分な講師の人数の確保だろう。もともと、個別指導の先生はその大半がアルバイト講師だと思う。そうなると人員の確保に常に頭を抱えることになる。加えて、そのレベルも高いならよいのだが、どうも最近の講師を観ていてもおせじにも大学生だとしても、中学生の基礎的な知識に関しても危うかったりすることもある。もちろん、研修なりなんなりを施し鍛えればよいのだろが、長期的な視野で観ると彼らのほとんどは大学4年生で卒業を迎えてしまう。個別指導は長い間、安定を保ち続けられないここに最大の課題がある。彼らの制限時間という範囲があるため、入れ替わりの時期になってしまえば、評判が落ちてしまうことになる。

M塾さんの本社は新潟であり、特に人材を抱えるのが困難という状況があったそうで、そういった意味で苦心の末開発されたのがこの『フォレスタ』シリーズなのだろう。その教材を初めて観たときは衝撃だった。英語が苦手な子が単元にありがちな問題にbe動詞と、一般動詞の混同が見受けられるのだが、その解決だけに腐心しているようなページを観たときに思わず唸ってしまった。頭の中をどう動かせばよいのか?といったことが教材に示している。自分も、塾にこの教材は置いてあるので、英語が苦手な子や、中3から来た子で、いまいち得点が伸びない子は、このページをメインにやらせることが多い。実際、この問題に取り組めばある程度得点力の向上が見込めるだろう。

実際、この教材の影響力はすさまじく、他塾のフランチャイズであっても、このフォレスタ教材を一括で購入し、指導していきましょうと会議のネタにもなったほどだ。確かにこの『フォレスタ』シリーズは素晴らしい。苦手な子や躓いてしまった子がきちんと得点力向上が見込めるように様々なしかけが施されている。しかし、この話を聞いて果たしてこの教材『全員に配布してよいものなのか?』という点である。ここに個別指導教材の弱点がある。この話長くなりそうなので、また明日続きを書くことにしたい。


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by masa717h | 2016-12-13 11:28 | 指導雑感 | Comments(0)
先週の土曜日に第2回目の社会の集団授業を行った。今回テーマにしたのは公民の範囲。生徒の立場になった際、公民の難しさは使われている言葉が普段聞きなれるようなものでないため、聞きなれない用語のオンパレードなのである。草案、法規、更迭、上告、控訴などなどこの事例には枚挙に暇がない。そのため、用語の定義を植え付けることも含めて、1時間のみのため、憲法に関わる条文と新しい人権をメインに授業を行っていった。今回は演習スタイルをやめて、取り入れたのは穴埋め形式のプリントである。全開どうも自分は速く字を書くとお世辞にも綺麗な字とはいえないため、予めゆっくり板書する時間をとっておき、それを生徒に板書させるスタイルをとった。このスタイルをとると生徒の情報処理の速さがよくわかる。スピードが遅い子供はたいてい時間内に解き終わらない子である。次回はこの差を埋めるべく、何か速く書けた子には課題を与えたい。…最後に一番懸念しているのは、こういう無料授業を欠席したあとで、その後何のフォローもしてこない子である。余所のブログなどを見るとたとえ、学校公開で欠席したとしても北辰前日ということもあり駆け付けた子が沢山いたなんてことが書かれていて羨ましいなどと思ってしまう。しかし、あくまで自分が教えなければいけないのは今目の前にいるあの子たちなのだ。はっきりいって、今回までにやっぱりそのあとのフォローを自分からしに来た奴はゼロである。はっきりいって無料授業が招く弊害といってもいいかもしれない。


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by masa717h | 2016-11-08 22:47 | 指導雑感 | Comments(0)
昨日受けた質問。

Q:公民の教科書を読んだのですが、生存権と社会権の違いがいまいちわかりません。
定期テスト直前のS中の中3生から受けた質問。たいてい、数学やら理科やらの質問は多いが、文系教科の質問も増えてきた。これも結構なハイレベルな質問だと思う。社会権は社会と言っているだけあって、世の中に広く関わっている、労働に関わるような形がこっち。一方生存権は、人が生きていくといううえで欠かせないというのが判断の基準。公衆衛生だったりとかがその例。ちょっと漠然とした説明になったかなと思いましが、きちんと理解してくれたようです。

このブログ記事を塾のことにすると、どうしても反応が薄いのですが、以前『保護者との関わりと退塾について』という記事を書いたところ、かなり反応がありました。今回は、それの延長線上にあたる内容です。うちの塾は個別指導ですが、まあ個別指導に限らず秋は退塾が最も重なる時期だと思います。たいていは、夏休みにやったことの手ごたえが得られないから…他に2学期に扱う内容が急に難しくなるというのもその一因でしょう。その坂が一気にきつくなるのが特に中1かな。英語なんかでいうと、簡単に得点ができていた教科が急に難しくなって平均点が一気に下がる。先日書いた定期テストの作法のようなお稽古ごとを積んでいなければどうしても苦しくなってしまう。

学生の頃にも、1人退塾を経験しており、あのときの退塾理由は単純に『成績不振』。それから保護者ともうまく連携が取れていなかったということもありますね。あのときは、ただ、伏線となるできごとはあったので、もう少しはやく教室長に相談できていればと本気で思っていたものです。しかし、今年も自分と関わりのある生徒で2人ほど退塾者を出しましたが、学生だった頃とはその理由が異なっています。

1人は、『経済上の理由』によるもの。個別指導は一般的には集団塾の倍以上の料金がかかります。経理の面まで担当はしていませんが、経済的な事情で講習などの増加授業が取れないということがネックにあったのかもしれません。とても素直に先生のいうことをよく聞いて、せっかく成績が上がりだしてきた兆しが見えてきたのにというタイミングでの退塾でした。
それでも、教育にはある程度お金のかかるものだと思うし、高校生なんかはその経済上の負担がわかっているから、それも含めて成績をあげようと頑張ってくれています。そして、もう1人は『健康上の理由によるもの』です。

その生徒は、中3から高2まで継続で授業に通ってくれた生徒です。ある意味すごい塾のバロメーターって中学生で『進路』が決定して継続して通う生徒がどの程度いるかというのも塾の強さを図る尺度だと思っています。僕が大学生アルバイト講師だった頃は、これができませんでした。もし、大学受験を視野に入れているとしたら、大学受験は高校受験とは比べものにならないぐらい難しい。もし、高校受験の延長感覚で大学受験をするというのなら必ず手痛い傷を負うことになるから、高1のうちからしっかりやっておいたほうがよいよ!と脅し、そもそも開校したのが11月だったので、成績を期待した倍以上の成果を出し、保護者ともきちんと信頼関係を構築したうえで、ただ唯一偏頭痛などの持病を持っていたため、心配していた身体の弱さがここに着て露呈してしまいました。

もともと高校へは、部活をやりにいくために入学したと考えていて、関東大会の常連といった強豪の部活。この夏休みに体調を崩してしまい、そのほとんどが振替授業になってしまった。最近は週に1回の通塾であっても通塾するのがすごく辛くなってしまった。このまま、過度な振替で先生に迷惑をかけてしまうぐらいなら部活一本に絞って塾をやめたほうがいい…。その考えを受け入れるしかありませんでした。

一般的に退塾は一方的な『悪』だとされています。やる気がないとか、先生の言ったことを守らないといったような退塾なら別に意にも介しませんが、上記2つの例は今年自分が経験した講師の力だけではどうにもならない退塾です。こういう退塾を経験してしまうと、時折ふとため息がでてしまうようなどうしようもない無力感に襲われるのです。

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by masa717h | 2016-10-12 09:07 | 指導雑感 | Comments(0)