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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

カテゴリ:講師研修シリーズ( 8 )

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上記の写真は、俺が新しく採用した講師に課すロールプレイの英語課題だ。これ、もとは近隣のM中の定期試験の問題だが、どう考えても中学生が解けるレベルを超えている。長文というより、もはや超長文といった感じの文章。こ

私立中学ならまだ分からなくもないが、明らかに公立中学の子たちがこれを解くのは至難の業といっても過言ではないと思う。これ、まともに勉強したとしても多くの中学生はとあることを見落としてしまっいるため、本来力があるはずの生徒であっても、点数を取り損ねてしまうのである(そのあることはここでは企業秘密ということにしておく。)

中学生がこのレベルの長文を読みこなすことは理想であるが、実際これを教える講師となると話は別。実際に出題されたという経緯もあるので、この長文以外にも文法やさらに英作文などの課題もあり、結構骨の折れる課題だと思う。状況としては模試で偏差値50程度は取れるのに、こういった問題を目にして実際の得点は30点となってしまったような子(ちなみに平均点は三〇点前後である。)に1時間で解説してほしいということをお願いされ、分かったと約束したことという状況を設定して行ってもらう。そのときの生徒役が俺このテストのなかで、色々質問をしながら進めていくという形をとっている。

これまで多くの大学生や新しく採用した講師の方にこの問題に取り組んでもらったがやはり準備の差が如実に出る。しかし、俺はこのテストを見て多くの学生が見落としがちなあることに気付き、試しに1年目に在籍していたNさんにそのことを確認してみたが、やはりそのことができていなかった。ちなみに延べ何十人近く新しく採用した講師の方々にいつもロールプレイ課題として取り組んでもらっているが、それに気づけた講師は今まで誰一人としていない。最後に俺に指摘されて、言われてみて確かに納得なるのだが、よく考えてみたら誰でも気づけることなのである。ただ、それを意識して問題に取り組むかどうかでその差は決定的になってしまう。

ちなみにこのロールプレイは生半可な覚悟がない講師や中途半端な準備であればすぐに見透かすこともできる。授業が上手くいく講師に関しては、必ず少なくとも1時間以上の予習に時間を割いている。こう準備のいった積み重ねが結局はわかりやすさの差になっていくのだとつくづく思う。なかにはろくに準備もせず望んでくる講師もいるが、何度もやらせているうちそういう講師はすぐに見抜けるようになった。
それだけしっかりした準備はとても痛感させられる。正直、予習に賃金は発生しないので、この場面が塾講師の一番つらいところだろう。それでも教えたいと思えるかどうかが、一流の講師とそうでない講師の差になってくるのだろうなと思う。


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by masa717h | 2017-04-27 09:57 | 講師研修シリーズ | Comments(0)
昨日は予ゼミの春期の体験セミナーに浪人生のふりをして参加してみました。確か、俺が通っていた頃の旧校舎は取り壊されて予ゼミの今の校舎の最寄りは新宿になっていますが、とにかく今の予ゼミ生は恵まれているなあと新しいタワーや自習室を見てそう思いました。

俺が受講したかったのは冨田先生の授業です。構文でお世話になった先生でしたが、今になってみればこの先生のオリジナル授業取ってみたかったなあ…と。最も英語の実力のついた今だからこそ、言えるのかもしれませんが。でも、随所にらしさが出ていますね。過去にもカリスマと呼ばれる先生は、とにかく生徒のやる気を喚起するのが上手いという定義を書きましたが、この日話していたのは『序列』のお話。受験生に向けて、ほとんどの子は学校生活という『序列』の中で生きている。そういった中で惰性になっているのではないか。なら大学受験ということを契機にその『序列』をひっくり返してみないか?また私が求めている生徒像はそういった生徒にこそ私のじゅぎょうを受講してほしい。こと英語に関してはほとんどの受験生が間違った勉強を間違いに気づかないまま勉強を続けているため、下克上のチャンスはおおいにある。

いわゆる掴みですね。本当上手いですね。参考にしたいものです。そのセミナーの中で扱ったのが以下の問題、彼の著作の中でも出てくるので公表しても問題ないでしょう。

それから、試験段階以前の話が中心でした。おそらく、彼の著作に『試験勉強という名の知的冒険』の中にある内容を体験授業用に焼き直したのでしょう。まず問題とは何と何でできているかを受験生に質問していくことから始めていきました。
問題=〔手がかり+雑音〕です。

例えば懸賞クイズで美味しいのは○○○コーラといって消費者は簡単にペプシという答えを出すことができる。手がかりが明確で、誰か見ても同じ(客観的)という基準で問題が作られているから、企業は知名度を高めたいのと懸賞はがきを用いて顧客情報を入手したいという背景があるので雑音を混ぜる必要はない。しかし、正解者と不正解者を出すふるいにかける入試問題を作るためにはこの雑音(解答者を惑わす情報)を混ぜる必要がある。そこでウォームアップとして出題したのが以下の私立中学の入試問題。よければみなさんもトライしてみてください。

問 日本人はアリのように働くと言われる。しかし、実際の働きアリは一日のうち三分の一だけ働き、後の三分の二は遊んでいるという。アリがどういう遊びをするかというと、巣から出てきて巣の周りを全く無目的にぶらぶらするだけである。遊びの時間にはエサがあっても見向きもしない。(筑波大付属駒場中)

下線部「アリのように働く」とはここではどのように働くことですか、最も適当なものを次の中から1つ選んで、記号で答えなさい。
ア 細かい気遣いをして働くこと
イ 長い時間休むことなく働くこと
ウ みんなで力を合わせて働くこと
エ 将来を考えて計画的に働くこと

さっきで言うところのこの問題の雑音はアリのようにという下線部そのもの。おそらく国語のできない受験生はアリのイメージを勝手に作り上げてしまう。イソップ童話のようなイメージとかで、アリって何って言われてもその問いに対しては万人により解答は異なる。問題をとくとき、これを見てはいけないのである。この問題を解くポイントは以下の逆接がポイントになる。ところで逆接というと、反対の意味というと誰もが言えるだろうがこの接には共通の意味があるということを知っていただろうか?
考えてみれば右の反対は左だということは誰でもいえるが、上でも下でもない理由は何故かといったらたいていの受験生は何も言えないだろうと思う。

日本人はアリのように働くと言われる。しかし、実際の働きアリは一日のうち三分の一だけ働き、後の三分の二は遊んでいるという。アリがどういう遊びをするかというと、巣から出てきて巣の周りを全く無目的にぶらぶらするだけである。遊びの時間にはエサがあっても見向きもしない。

一日の三分の一だけ働くということはここから短い、後の三分の二は長い時間という意味でなくてはいけない。だからこの文章の反対の性質を持っている長いという選択肢を見るとイしかない。これが解答を選ぶ際の根拠となる。根拠がなければその答えは只の勘でしかない。
こういった頭の働かせ方をしっかりできたかというのを確認していくのが国語の読解の作業となる。だから国語が苦手な子の場合、初期の段階では予習よりも復習が大切。先生の解説を聞いて、どのように問題を解くのかということを再現できるようになっているというのが理想の復習方法。

それと勉強の段階について、得点力を高めるという受験勉強は、時系列に従って三段階の勉強を行うことを提示していましたが、これは英語に限った話ではなく全科目共通だと思います。

(1)必要十分な知識を過不足なく手に入れる
(2)その知識を活用して目の前の現象を正しく見る観察力を養う
(3)答えるべき問題を巧みに選択する判断力を養う

この3つを段階的にこなしていくことが成功のカギだと仰っていました。

もう1つは塾でもよく言われている基本の定義について
(1)コンパクトで統一される
(2)例外が少なくあっても対処しやすい
(3)融通が利く

こういったところをしっかり意識して学習すると未知の応用問題と出くわしても問題が解ける応用力が備わるそうです。ただ、
教える側からサイドで見ると観察力って一番教えづらいんですよね
どれだけ知識を詰め込んだとしても、その知識を問われていることを気づけるかが問題を解くカギになってくるわけで合格率を100%にできない原因もここにあるのですよ。このお話、長くなりそうなのでまた明日以降続きを書くことにします。


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by masa717h | 2017-03-30 11:58 | 講師研修シリーズ | Comments(2)
講師研修シリーズと書いてきた個別指導のよい授業とは…を研究してきたシリーズも、今回が栄光と感動の最終回だ。ちゃんとハンカチは持ってきた?え?持ってきてないの?涙で目の前が見えなくなっても知らないよ(笑)

最終回は、行動について。これも非常に重要だ、行動なきところに結果はないわけで、キミも一連の研修シリーズで学んだことを実際の塾で実践してみよう。もう1つ、この行動について大事なのは『企画力』といってもいいかもしれない。塾や生徒にとって、ためになるイベントを企画するようなことやってみるといい。例えば、俺が今いる塾では、去年から学年に関係なしの、教材をきちんと選定したうえで、その範囲のなかでの漢字100問テストを実施した。やはり、学習の基本は、『読み・書き・計算』。小学生なんかは、これを徹底すれば相当力がつくでしょうね。

俺が中学生に言うセリフは、
漢字に学年が関係あるか?
純粋に覚えたことが知識として還元される、努力が報われる単元だ。実際、これを実施し、去年は俺が担当した2年生のS君が下剋上を果たした
ベスト3に入れば、今日室長から商品を出す許可も得た。数学なら、100マス計算コンテストなんていうのもいい。誰が一番計算が速いか勝負するといった企画なんかもきっと盛り上がると思う。会社が欲しいって思われる人材になるには、こういった企画を実行する力のある人のことだと思う。

こういったイベントも可能な限り企画してみよう。そして、企画したなら実行するためにありとあらゆる手をつくそう。いろんな人の助けを借りながら、実際にやってみるといい。以上で、個別指導のよい授業とはを検証していく講師研修シリーズを修了する。いつか、たいした研修を受けることもなく、いきなり現場に放り出され、試行錯誤していたキミの少しでも助けになれば幸いだ。



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by masa717h | 2016-04-27 01:33 | 講師研修シリーズ | Comments(0)
研修シリーズもあともう少しだ。頑張ろう。


今回は、計画について…だ。公立の中学生を見ていると、そもそもまず計画を立てるということが苦手な子がかなり多いと思われる。さらに、彼らはまず当たり前のように手帳を持っていない。学校から、試験前に計画表は形だけ配られるものの、その進捗はまるっきりチェックなしのぬるいものである。試験前から逆算して、何をいつまでに終わらせるのかはっきりさせておけば、余裕持って取り組めるのに、そういうことすら最初はできないので、手伝ってあげるといい。昨日工夫の章には、○、△、×の記号を使ってワークを進める方法を書き加えておいた。テスト3日前までに学校のワークを3回転終わらせている状態が望ましい。ここまでできて、定期テストで350点取れるレベルになっている。そこから先は講師の力量じゃないかな。

後は授業の計画を立てるときも、しっかり順番を抑えておけば、結果の伸びが全然違う。俺は本職は理科ではないけれど、もし理科の担当で全くできないような生徒を伸ばすプログラムを作るとしたら生物>地学>化学>物理の順番で組んでいくと思う。この配列が意図しているのは、暗記をすれば点数が上がるところを優先してやってしまうことだ。理解しなければ点数が上がらない範囲を後回しに持ってきている。夏季の講習会なんかは、こういう組み方をすると効果を発揮すると思うよ。

たかが、順番と思わいほうがいい。生物。地学が安定して点が取れると学校の定期テストや模擬試験で安定感がまったくかわってくるし、生徒の精神的なゆとりにもつながってくるだろう。同様に、数学も全然できない場合は、しっかりとした教える順番を考えていくといい。計画的な取り組みは意外と見落とされやすい大事なポイントだ。それじゃあ、今日はここまで、この講習シリーズも明日でラストだね。ここまで、しっかり理解して取り組めたなら、もしかしたら時給も上がるんじゃないか?もし、ここに書いたことが新人講師のキミに役に立ちましたといったことがあるのなら、コメントでも書いてくれればうれしい。

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by masa717h | 2016-04-26 00:22 | 講師研修シリーズ | Comments(0)
みなさまのご協力のおかげで、個別指導のランキング1位になれました。やっぱり、ある程度継続してものごとを進めないとこういうことはできないんだね。一応、1位を達成したので、もう少し他の分野にも手を広げてみようと思ったので、今度は参加している幅の広い高校受験学習法について新たに参加することにしました。

ライオンズの記事がもう少し読みたいという方は、週刊のINポイントが100を超えるような状況が続いたら、試合のない時に書こうかなと考えています。引き続き応援のクリックをよろしくお願いします。

4回目は工夫だね。個別指導はこの工夫が特に大事で色んなことができるというのは知っておいてほしい。個別はあくまで、生徒のためになるなら嘘じゃなければ何を教えてもよいということにいなっているからね。ただ、その内容を取捨選択するのが予習なわけだ。俺の授業では、映像をよく使うのが工夫の1つだ。何故なら記憶に残りやすいんだ。例えば、国語の授業で作文のテーマを『郷に入っては郷に従え』という考えに賛成か反対か書かせた後にこんな画像を見せる。

国語の授業の基本は、考えることだから、賛成の意見や失敗談があるなかで、最後に司会者が『堂々と地元の言葉を使ったらいい』とまとめている。合格点に達していない場合は、もう一度書き直しさせるが、具体例にきっと深みが増すと思う。

あまり関心はできないけど、生徒に教材のマニュアルを読み上げるだけで授業が成立する塾もなかには存在する。だけど、この工夫の部分は、アイデア次第で想定していたよりもはるかに高い効果を出すこともできる教えていて一番楽しい部分だ。
何も、ただ生徒と与えられた教材だけ使って、ノートに板書させて…みたいな考え方だけでは、発想もつかないだろう。こういったアイデア1つで、苦手意識を抱える生徒を楽しいと思えるきっかけになってくれればそれでいいのだ。

そうそう、それから生徒に問題集を解かせるときもちょっとした工夫で見違えるくらい伸びることがあるよ。
例えば、問題によって○、△、×の記号を使うこんな方法がある。記号の使い方は
○…1回で解法が理解でき、問題なく正解できた。次やったとしても確実に正解できる。
△…講師に質問しながら何とか理解できた、または計算やスペルミスなど解法はわかっていたが、間違えてしまった問題。
×…手が出なかった。どう考えればいいかわからない問題など。

こういう記号を使って、生徒に問題の復習を作業として落とし込んでおけば、2回目をやるときは△と×だけやればよいことになる。
小中学生は、こういった効率的なことをきちんと定着させるように持っていけば、ある段階までは、確実に上がるんだよ。

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by masa717h | 2016-04-25 12:36 | 講師研修シリーズ | Comments(0)

それじゃあ、今日は記録について語っていくことにしよう。そういえば、大学ノートは持ってきた?よし、そしたら表表紙にタイトルを書こう。タイトルは『教わりノート』と書いて、西暦と今日の日付を入れる。2016年4月24日だね。

これは、俺が大手企業に勤めていたときの社会人1年目に受けた研修と全く同じものをちょっとだけアレンジを加えているんだ。大手の企業は新人1年目の研修に費用をいくら書けるか知ってる?大げさに聞こえるかもしれないけど、1000万円近くかけるらしいよ。塾の先生の場合は、たいていの場合は3年か4年でやめてしまうこと前提だから、どうも『いかに金をかけずに新人を育てるか』みたいな考え方をしていて、授業だけ見学させたら後は、実践の現場に放り出すっていことがほとんどなんじゃないかな。

さて、それじゃあこのノートに何を書いていくかだけど、基本的には日記として授業をやってみた感想などを書いておくといい。だから、自然と『指導報告書』とは書き方が異なるからね。え?指導報告書に何を書けばいいのかって。そうだな、薬の処方箋を書くようなイメージで書いてみて、その患者(生徒)が今どういう状態で、改善のためには、どのような治療や投薬(教材)を使うのが良いのか、そうすると、生徒がつまずいているところがあったら、そのことをメインに書きだしていってみよう。そして、教材の中からそれを解決する薬を見つけていくように書いていくといい。決して自分の感想なんかは書かないでね。

逆に日記に書くのは、自分の指導についての反省や感想など、うまくいったことや、失敗してしまったこと、その日の感情なんかを書いておくといい。それからその失敗を次しないためにはどういうふうにするのがいいのかというのを毎回の授業で書き連ねていくんだ。…ちなみに、これは塾の授業に限ったことでなくても構わない。他のアルバイトなんかでも、こういうことをしておくといいよ。え?これ以外にアルバイトしていないの?そうなんだ。でも、考え方が偏屈になってしまいがちだから、なるべく教育とは全然関係のないアルバイトをしておくといいよ。もし、先生になりたいっていうならなおさら。

…そうやって毎回の授業の感想や反省を書き連ねていくうちに、失敗してしまったことは先輩の講師の方に相談してみたり、改善策として、うまくいったことがあれば、そのノートに書いておくといい。そうやっていくうちに知らず知らずの間に授業が上手くなっていくはずだから…

じゃあ、今日はここまでにしよう。明日は野球の記事を書くから、更新はその次の日になる。でも、キミが早く続きを知りたいというなら、下のバナーをクリックして、INポイントの個別指導のランキングが1位になった場合にのみ、特別に続きを書くよ(続く)

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by masa717h | 2016-04-24 18:39 | 講師研修シリーズ | Comments(0)
『行動のかきくけこ』は覚えたね。

それじゃあ。1つずつ掘り下げてみていこう。1回目のテーマは『観察』だ。教務において観察は一番中核に来る事項だ。要するに一番大事なんだ

例えば、キミの塾でも研修と称して先輩の講師の授業を見学させてもらえることは多いだろう。たいていの塾でも、ここまでは絶対にやっていると思う。でも、そのときただ授業を『見学』するのか『観察』するのかで、今後の伸びは決定的に違ってくるよ。なお、これから語る個別指導の授業は、基本先生1人に対して生徒2人の個別指導のことを想定して書いていくことにしよう。

まずは、基本だけど授業の見学に対してのアポを取ろう。そうすれば優しい先輩講師だったら、その日扱う単元のコピーなんかを渡してくれるかもしれない。そして、自分も事前に授業の組み立てを考えてみよう。そして、授業が始まったら導入解説から、演習に入るまでの時間を必ず計っておこう。おそらく優秀な先生ほど、この導入解説がコンパクトで、自分が予期していた時間よりもずっと短くて驚くんじゃないかな。
それから、互いの生徒の演習と解説が入れ替わるタイミングを必ず抑えておこう。演習→解説→演習のテンポがどれくらいかっていうのは最初はなかなかつかめない。1対2は最初は慣れないとなかなかできないから、そういった工夫がどこにあるかよく見ておこう。

そして、生徒にも注目しておこう。アポを取った先生に担当する生徒がどんな生徒なのか情報を集めるのもいいと思う。そして、その際演習している際は、生徒がどんな様子で問題を解いているのかもよく観察しておこう。癖があったりしないかな、問題を解くスピードはどれくらいか、…細かく見ていると色んなことに気づくと思うんだ。

きっと、感想を求められたりすると思うから、その際に気づいたことを先輩講師なんかにいろいろと言ってみるといい。
ただ、単純に授業をみて見学するか、観察するかというのでは全然違うからね。まずはこの辺りを意識してみるといい。そうしたら次は『記録』だね。じゃあ、今日はここまで。

あ、明日までに大学ノートを1冊用意しておいてね。その理由は明日説明するから。(続く)

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by masa717h | 2016-04-23 00:24 | 講師研修シリーズ | Comments(0)
俺は塾の講師という存在は、教育の世界に身を置くやくざのようなものだと思っている。さして、免許が必要でもなく、ある程度の学力がある大学生なら誰でも簡単にはじめられてしまうのが塾講師だ。手塚治虫の漫画ブラックジャックは、手術をする際たいていは、法外な値段を請求する。何だか、個別指導がこれに似たような形になっているかもしれない。

「…どうして、こんなになるまで放っておいたんだ。平均点が取れるまでに回復するには○○万円必要です。」

…うーん、こんな感じだろうか。もちろん、そんな値段を請求するからには、塾の講師はブラックジャックみたいにその授業の力量は超一流でなければならないと思うが、これが新人のデビューしたての講師だと話が変わってくる。
この記事は、個別指導の講師としてデビューしたものの、ロクな研修も受けさせてもらえず、いきなり現場に放り出され、藁をもすがる思いで必死にグーグルに個別指導、よい授業と打ったらたまたまヒットしたのを見つけたそんなキミのために特別に書くことにする。もし、この記事を目にされたベテランの講師の方も何か思うようなことやもっとこうしたほうがいいという意見があれば遠慮なくおっしゃってほしい。

俺自身も、講師の研修を担当する立場にあるが、そもそも最初から『わかりやすい』授業の技術なんて期待していない。むしろ、最初に必要なのは熱意と心構えだ。根性論じゃないかと反論されそうになるかもしれないが、これがないとまあ塾の講師は長く務まらない。決して時給が割合高くて、個別なら何とかなるだろうなどと安易な考え方では、きっとあっという間にやめたくなってしまうだろう。そしてまず心構えとして、次のかきくけこの五文字をよく覚えておくことだ。俺はこれを『行動のかきくけこ』と呼んでいる。

か…観察
き…記録
く…工夫
け…計画
こ…行動

とりあえず、心構えとして覚えてもらいたいことは以上だ。明日から一日ずつ、この五文字を掘り下げて追っていくことにしよう。(続く)

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by masa717h | 2016-04-22 00:28 | 講師研修シリーズ | Comments(0)