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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

<   2017年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧

最近、塾の強みとは何かを考えていくうち、ある1つの結論に思い当たった。『塾』とは総合病院というような役割だと思っているので、例えば新人の講師たちにカリキュラムを作成させる際には、『処方箋』を作るイメージで作成してほしいと伝えている。処方箋に書かれている内容は要するに『あなたは今どういう病気や症状で、必要な薬はこれとこれとこれです。』

そんなふうにイメージするとカリキュラムは作成しやすい。個別指導は特にこのカリキュラムは子別になるはずである。ただし、俺は担当する生徒数がいため多、予め核となるカリキュラムを作成しておき、指導する子によってちょっとだけ変えることにしている。

ネットが発達し、昔に比べて格段に理解しやすい学習参考書も増えた。じゃあ、子供たちの学力は上がったかと問われれば以前にもまして下がっているといってよい。じゃあ、その原因は何かと言われば
自分で机に向かって勉強する自主学習の時間が減っているように思う。

多分、学力の低いと思われる原因の大半はこれに該当する。さらに、定期テストの結果が悪いとどうせやってもテストの点数は上がらないという負け癖がついてしまい、なおのこと机に向かおうとしない。逆にいえばこの習慣さえ改善してやれれば、ある程度自分から勉強できるようになると思う。

今の世代はネットが発達しているので、その習慣が身についてさえいれば、その先は『スタディサプリ』などでの安価なツールで、大学受験を乗り切れるかもしれない。高校まではやはり自分である程度学習する習慣が身についていなければ、そこから先の大学受験などは苦しいだろう。

加えてもう1つ意識しているのは、
私立中学校に進んだ子たちに負けない学力を扶養することだ。
以前、在籍していた塾では当時の室長から「そこまでやるか」と言われるぐらい特に英語は徹底的にやった。今でも、中3英語については高校英語の範囲にも触れて理解させるようにしている。実際俺は担当はしていないが、私立中の子たちはおそろしいぐらい猛烈なスピードでカリキュラムを進めている(といってもたいていそのスピードの速さについていくことができないため入塾した子たちが大半なのだが。)県立の高校受験をする子でさすがに大学受験まで考えている子は少ないだろうが、せっかく担当することになったのなら俺は英・国・社までなら大学受験を見据えた指導ができるので、高校受験だけのことを考えた指導にするか、大学受験まで考えたうえでの指導にするかは確実に違ってくる(多くの塾はたいてい高校受験までとしているし、そのほうが無難だろうとも思う。大学受験は安易に手を出したら確実に火傷する領域だからだ。)

いま、勉強ができるようになることも大切だと思うが、今年の経験から『万が一生徒が病気などやむをえない理由で退塾せざるをえない状況に直面したとき』1人で勉強できるというような状況を作っておかなければならない。いちばん最初に塾は総合病院のような役割と定義したが、症状が改善したら今後2度と病院に来なくていいような予防をしてあげることも必要なように思う。これがいま一番求められている塾の役割なのだろう。

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by masa717h | 2017-01-31 09:26 | 指導メモ書き | Comments(0)
県立入試の子たちは日曜日に、県立入試と同じ時間帯で進める公立入試のそっくり模試を実施している。この模試の狙いを本番と同じ環境を作り上げ、外部から囲いこむことを最大の目的としているため、生徒には当日を意識させ制服着用で参加させ、当日のうちに5教科全ての採点を記録し帳票を作成して返却するという塾立ち上げの1年目から実施している試験である。ただし、この模試を採用するにあたって今年起こった問題は※『学校選択問題』にどう対処するかということである。

※埼玉県の公立入試は、今年から大きく変わるという意味で象徴的なのが『学校選択』問題と言われる制度です。かんたんに言うと偏差値60を超えるような一部の学校では、従来の入試では差がつかなくなってきているため、問題の難易度を上げてできる生徒とできない生徒をふるいにかけるというものです。それと理科、社会の問題も従来の45分→50分に変更されたため、おそらく問題にも影響が出るとされています。

仮に去年まで使っていた従来の模擬試験をAタイプ、今年『学校選択問題』を見据えた難易度を上げた模擬試験をBタイプとします。去年まではAタイプのものを6回実施していたのですが、今年はAタイプのものを3回、Bタイプのものを3回実施する運びになりました。

ここで、気をつけなければならないのは、うちの塾には学校選択問題を採用しない学校を受験する子もいるということです(むしろそっちの方が多いかもしれない。)つまり、旧来の試験が難しいとされ、学校選択問題を採用しない学校は難易度が自然と下がることが必然的に予想できるのですが、それでもあえて難問を解かせるのは意義があることだと思います。以下、研修でも扱ったのですが、とあるブログから引用させてもらいます。

歌舞伎の世界には「間違い稽古」という言葉がある。人は間違いをするものだから、間違いをしないように訓練するだけでなく、間違ったときに芝居の流れを壊さないように、間違いをした後の処理をあらかじめ練習しておくのだそうだ。さすが歴史のある伝統芸能は奥が深い。「人間」というものを分かっている。

「ミス」は「失敗」は起こりうるものだという視点からの指導はとても大切だ。伝統芸能に学んでおきたい。中学生はまだ精神的に幼いので、我々大人より緊張やパニックに弱い。そこを考慮し、できるだけ緊張やパニックに強くしておく訓練も積ませておきたい。試験当日に受けてしまう、いつもと違った「違和感」と戦わせておくのである。私はそういう訓練の一環として、受験直前に、受ける学校と傾向の違う問題をやらせることにしている。傾向の違う問題だけではなく、難易度もとびっきり高い問題の方が効果が高い。とびっきりというのはどれくらいかというと、偏差値55の学校を受ける子に偏差値70の学校の問題をやらせるのである。馬鹿げていると思われるかもしれない。でも私はこれをとても効果が高い訓練だと思っている。


本番で失敗しやすいタイプは、受験する学校に対して学力の余裕がない子と、几帳面な子に多い。私の経験では圧倒的に女子が多い。気合や真面目さが裏目に出るのだろう。そこで生徒たちに、めちゃくちゃに難しい、そういう問題をやらせてみる。はっきりいって手も足も出ない。それでも、取れるところを探し出し、1点でも多く取れるよう四苦八苦させるのである。たいてい弱気な子と真面目な子がまずこれを拒絶する。潜在意識が思いっきり拒否するのだろう。しかしこれは拒絶する子ほどやらせておきたい訓練だ。何回もやらせるわけではないが、こういう訓練をしておくと、傾向が変わっても、当日パニックになっても、リカバーしやすい

「あのねえ、こういう訓練をしておくと当日失敗することが減って、パニックにならないんだよ」という指導者の「暗示」も含めて、直前の「対策」としては不可欠の訓練だと私は考えている

やはりBタイプの問題の1回目は、ほとんどの生徒が数学で壊滅的な点数を取った。過去問をしっかり勉強していたとしても、大問1から私立高校にみられるような複雑な計算が出てきたような時点でびっくりしていたのではないかと思う。それからおそらくその結果を引きずったまま他教科に影響がみられたのも確かです。埼玉の入試の順番は国語→数学→社会→理科→英語という順番で解くため、B問題に初めて対処したとき、おそらく数学がとてつもなく難易度が高く、全然できなかったという子がほとんどで、その影響を少なくとも後の教科にも引きずっていた子が多かった。

数学、英語はその日のうち解説の授業を実施しているのだが、数学は主にN先生。英語の解説授業は俺が受け持っている。Bタイプの問題は本当に難しいので、従来のものに比べると平均点が格段に落ちる。リスニングに10分が割かれ、残りの40分で長文を2題も解かなければいけないので、結構点数を取るのが難しい試験になっている。それでも、しっかり点を取れるところはどこか、考えてほしい。

いま、担当している生徒の英語はひたすら過去問を解かせていましたが、もうそろそろ埼玉特有の県立長文にも慣れてきたころだから、そろそろ私立のおもいっきり難しい問題をやれせてみるのもいいかもしれない。少なくとも、去年は早稲田大学の入試で『傾向が変わってしまった』という受験生の悲痛な叫びを聞いて、過去問ばかりをやらせれないいというものではないという自身への反省も込めている。本番に強くなるには、こういうことを積み重ねていかなければならないと感じるようになった。


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by masa717h | 2017-01-30 09:44 | 指導メモ書き | Comments(0)
受験生の指導をしている一方で、そろそろ2月の段階で新年度の教材を採択しなければならない。塾にはいろんな教材があるので、事前に北辰の過去問を解かせたうえで、過去の偏差値を出しつつ、基準を決めて昨年度は教材を決めていたが、どうも教材とのレベルの隔離がみられる(特に理社。)理社はけっこう自学で勉強しなさい!というスタイルで放置している塾もけっこうあると思うが、どちらかといえば、うちもそのタイプなんじゃないかと思う。

偏差値50以上ある子が、今年主に使っていた教材が教育開発さんが出されている『マイクリア』という教材を持たせ、問題を基礎的なところのみ厳選し、オーナーもわざわざ進捗管理表まで作っていたのだが、社会が苦手な受験生からしたら、これだけでもやりきれないらしい。『マイクリア』は進学塾なら1冊は置いてある教材だと思う。特に最後の入試の特集はとてもよく練られてあり、直前の仕上げとしては持って来いだと思う。ただし、あくまで自学で勉強するとなるとどうも方向性が違うということで、もしこれを採用するとなると、独自のプリントなどを作成して、ホップステップジャンプの段階で、ジャンプの部分がきつくなっているところの補助が必要なのだが、さすがに自分がそれをやるとなると膨大な時間がかかってしまうため、代替する教材をということになった。そもそも社会はいろんな項目が目まぐるしく変化する筆頭科目である。消費税を計算しなさいという問題が解答を見ると未だに5パーセントのままで計算していたりとか、今年のイギリスEU離脱の影響で、EUの総数が違っていたり、いつの間にやら鎌倉時代の成立が1185年になっていたりする。俺らのころは、いい国作ろうとかいって覚えたのだが、いま教科書を見ると思いっきり成立が1185年になっている。いったい何があったのだろう?

新しい教材の候補になっているのが、教育開発さんが出されている『○○の強化と対策』シリーズ。どちらかといえば、講習向けの教材としてはっきりいって資料集という意味合いが強いのだが、まあ苦手な子がやる分量としては丁度よいのかもしれない。無理のない範囲で自学できる教材として使うことになりそうだ。

来季の国語はいまのところ、今の中2の子たちを2人受け持つことになるので、昨年度から導入した理社出版さんの『国語の苦手な人へ』を使用する。このテキストは今になって、猛烈に結果が出ている。去年指導していた受験生に比べて今年の受験生は説明文でしっかり点を取れるようになった。明らかに教材の差だと思う。新年度の教材の怖いところは、1年間やってみないと判断が下せないところだ。まあ、どんなテキストであれ必ず弱点はあるもの、そこのところを上手に補ってあげるのが塾講師の役割でもある。今年の英語はどちらかといえば、あまりよい結果が出せなかったように思うので、来年は頑張ろう。
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by masa717h | 2017-01-29 19:33 | 指導メモ書き | Comments(0)
もう受験生の指導はオートマ指導からマニュアル指導に切り替える一方で、2月からある生徒の授業をM先生から引き継ぐこととなった。いわゆる学習意欲の低いとみなされている子である。

個別指導においては、こういう勉強が苦手というより、総じて学習意欲が低いという子については、学生講師では正直厳しいかなという面もある。かくいう自分だって、このタイプは成績を上げるのには、もっとも時間がかかり、下手をすれば現状維持すら難しいというのは、おそらく同業の方ならご理解いただけると思う。この手のタイプには、まずモチベーションを嫌でも高めることから初めていき、自学で勉強する習慣を最初は強制的にでもいいから身に着けてもらわないとなるまい。口で言うのは簡単なのだが、それを実際身につけてもらうまでにはそうとうな労力を要するだろう。

まあいろいろ噂は聞いているが、一番問題なのは豪快な字(雑な字ともいう)を書き、学校のワークで提出はしたものの、字が読みづらいという理由で低評価となったらしい。おそらく中1まで小学校の延長感覚で、ある程度の点は取れたが、中学に入ってから成績を凹ませたというもの。集団塾に通っていたそうだが、とても成績向上の兆しが見えないの退塾したとのこと。学生講師であるM先生が担当していたが、2月から担当を変えるということに。

塾の生命線は、こういう勉強が苦手とする子をどう変えていくかということにある。M先生は、世にいう難関大学に通っている先生だが、説明を聞いているとどうも回りくどかったりすることが多い。この手のタイプは、本当に骨が折れるということを覚悟したうえで望まねばならない。2月になるともうすぐに定期テスト。M先生が書いた報告書を見ていると、暗記を極端に嫌がっているため、改善するとしたらまずはそこからだろうな。
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by masa717h | 2017-01-28 10:08 | 指導メモ書き | Comments(0)
今日で、大学受験生の小論文の授業を終える。そういえば、今まで何やったけってと振り返ってみたが、最初はひたすら本を一緒に読んだり、またあるときは、映画をひたすら見続けてそこから現代にまつわる問題を炙り出したり、はっきりいって、受験には『小論文』は必要ないのだが、あくまで週に2回現代文の成績を底上げするための補佐役として考えていた。だから、小論文の授業においては、直接的とは思えない回りくどいことを半年ではあったが、その時間をたっぷり使ってひたすら周りから有益と思えると疑問に思えるようなことばかりやっていた。以下とあるブログから引用させてもらう

今世間では何でもかんでも「無駄を省く」なんて言っている。塾でもちょっと昔はどこも「無駄のないカリキュラム」「無駄なく効率的に授業を進めます」なんて言っていたが、こと
学力をつけることに関して言えば、「無駄」は省けばいいというものではない
きっと気づいた塾もたくさんあるだろうが、
カリキュラムを効率化し、無駄をどんどん省いたら、生徒達の学力は伸びなくなってしまうものなのである。

今の子どもたちは「若いうちの苦労は買ってでもせよ」とは言われたことがないが、「もっと要領よくやりなさい」というのは必ず言われたことがある。
面倒臭いことをやらずに、簡単に、一気に、手軽に、学力をつける方法が「ある」と思っている。元々子どもなんて面倒臭いことが嫌いなのに、大人の「要領よくやれ」という言葉は、その子どもたちに面倒臭いことから逃げることのお墨付きを与えてしまった上、「実直に、丁寧に、まじめに」がアホみたいに見えるように洗脳してしまった。

だから無理して「無駄は大事なんだぞ」と子どもに言わなければならなくなっているのである。生徒の学力を伸ばしまくっている先生というのは、たいてい、生徒やその親が「何でここまで?」という思うようなところまで教えていたり、させていたりするものだ。

「合格させる」ためには、最後の最後、無駄を削り取った指導や課題が必要になる場合もある。受験のラストスパートあたりはそういうことがとても大切になってくる。しかし、その受験までに学力をしっかり伸ばしておくには、「深みを与える無駄なこと」をどんどんやってやらないといけない。

だから、このブログでいうのなら、俺の授業はきっと「深みを与える無駄なこと」だったのだろう。それでも、過去問を解いていくと、特にべつだん計算していたわけでもないのに、面白いように小論文で扱ったテーマが次から次へと出てきたから不思議だ。現代文を解く上で必要な背景知識もふんだんに取り入れたので、ある程度テーマが明確な現代文を解きやすくなったとも言っていた。本来、ICUの入試のは、帰国生入試でない限り小論文は必要としないのだが、なんとなくあの過去問に目を通した際、これどちらかといえば小論文に近いよなと咄嗟にではあったが、何となく感覚的にそんなことを思った。今ひたすら過去問を解かせているが、文書量の多さに戸惑い、最後の壁に苦しんでいる。それでも、小論文はストイックなまでに無駄を貫く。半年間進めてきた無駄な授業ではあったが、実は生徒が学問とは楽しいものだと思ってくれること。そういう意欲が生まれれるとこちらが何も言わずと成績を伸びていく。その後授業がなくなっても、研究する意識だけはしっかり持ち続けられるだろう。AO入試や小論文入試の子たちが、一般入試の子たちに比べて高い成績を維持するのは、そういったことからなんだと思う。
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by masa717h | 2017-01-27 08:56 | 指導メモ書き | Comments(0)
高校受験も残りあと1か月となった。今年の受験生を振り返ると、何かと男の子に支持された年でもあった。今更、若さや顔で勝負するような年でもないとわかっているぶんだけ、話術や雑学、それから教務については学生だったころよりも格段に向上しているように思うが、これから先生徒との年齢が離れていくぶんだけ熱や勢いを持ち続けるのは正直難しい面もある。ただ、今年は担当した男のたちがその点を見事にカバーしてくれた。

埼玉の入試は、今年大きく変革するぶんだけ、いま中2の子たちの反動がもうそろそろ起きそうな気がしないでもない。受験学年だけがやたら多くなっているのは、今後もこの流れは続くとよいだろう。継続については、難しい子がほとんだと思う。俺からも執拗に継続を迫ることもないと思う。もし、意欲があるのなら歓迎するが、春まで教えて卒業という流れが自然な気がする。

直前期の指導は、もう今更新しいも何もなくひたすら過去問かそれに準ずる模試をまず説いてもらい、残りの時間で解説。英語は長文問題が多いので、その日のうちに全訳作成を指示することが多い。どの子の正答率もだいぶ向上してきたし、勉強に向き合う姿勢も(本当なら最初からそれをやれよ!と言いたいところだが)板についてきたし、中3の多くの子たちは1人で勉強をしないさいという状態になっても大丈夫だと思う。後は模試で時間戦略の確認ぐらい。ぐらつくことなく、ここでしっかり結果を出してほしい。今年は、学校選択関係なく難問の模試をあえてやらせる方針にしているため、模試の結果にもばらつきが生じている。

…あと直前期になって、駆け込み寺でドラマチックな大学受験をやるのだけはもう嫌だ。高校受験はモチベーションで何とかなる部分も多いのだが、そのノリを大学受験に持ち込もうとしてはいけない。合格した高校受験生に伝えておきたいのは、もし大学受験を考えているのなら、大学受験という世界は生半可な世界ではないということだ。だから、それだけの備えをしておきなさいときちんと伝えておくことにしている。できることなら来年は高校受験だけに専念したいものだ。といっても塾立ち上げの際に、卒業していった子たちが今度は大学受験生として戻ってきそうだが…頼むから来るなら早くといった感じだ。

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by masa717h | 2017-01-26 15:42 | 指導メモ書き | Comments(0)
九月から現代文を週一のペースでレギュラーで取ったTさん。とにかく、最初にやっていたレベルがあまりにも高すぎたために、要求するハードルを思いっきり下げて、あえてわざと高校受験レベルの段階まで引き下げた段階から始めた。うちの塾は一応、フランチャイズのため、現代文用のテキストもあるのだが、去年は使っていたのだが、やはり解説するとなると、自分が使いずらいという難点があるため、今年は時間の関係も考慮して一切使わなかった。その代わりになるものを…初歩の段階からやるとなって思い立ったのが船口シリーズである。過去お姉ちゃんにも一緒に使用した産物。

『最強の現代文』と言われるこのシリーズは、現代文の苦手な人でも無理なく始めることができ、抽象→具体といった読解問題を解くうえで抑えておかなけれなばらないルールをわかりやすく体系化されている数少ない本である。どうせなら、一貫した考えのほうが混乱も少ないだろうと思い、同氏のセンターシリーズも利用した。去年も早稲田の過去問に手をつける直前までこの船口シリーズをやっていたから、彼女への高速学習が可能だったのである。週に1回現代文を扱い、解法を伝えただけでは、とてもじゃないが半年では間に合わない。そこで、こちらと向こうの都合を合わせてもらい補習をやたらとしつこく繰り返した。意外に思うかもしれないが、大学受験においての個別指導は現代文は特に効果がある。予備校の授業で現代文を履修するとわかる段階までは引き上げられるのだが、できる段階にまで持っていくのが難しい。その点で、個別は記述の添削なり要約の添削なりを繰り返すうちに格段にできる段階まで引き上げることができる(もちろん教える側の力量次第だが。)

補習の日は土曜日が多かった 気がするが、最初のうちは3時間休みなしのぶっ続けで補習をやりとおしたこともある。今年のセンター試験の評論文を難しくなかったと振り返っていた点を考慮すれば、これだけやっただけの価値はあったと思う。

昨日で一通り、過去問を除き文章を読み解く訓練を終わりにしたのだが、振り返ってみると実に七冊分の参考書を終わらせたことになる。一年でならよくあることかもしれないが、予備校や集団授業などでは捌ききれるような量ではなない。今考えてみると、正気の沙汰では思えないぐらいの量を解かせていて、さらに昨日の時点で第一志望の過去問8年分を消化しているので、指導する側としてもこれだけやってもうダメならしょうがねえよ!と開き直れるぐらいの境地でいる。

どんだけ解いたと思ってるんだ!
最後の授業は扱った参考書を全部積み上げてみようか。直前になると受験生は否が応でも不安になるもの。これだけの量を解ききった受験生はそういない。だから自信をもって2月からの一般試験に臨んでもらいたい。
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by masa717h | 2017-01-25 08:59 | 指導雑感 | Comments(0)
個人的に今年なんだか出そうな気がする入試問題のベスト4を書いてみたいと思います。あくまで自身の主観で選んでいますから、外れても責任は問いません。参考までにどうぞって感じです。

第4位…北海道新幹線開通に拘わる北海道の地理問題(埼玉限定)

第四位は、あくまで埼玉県限定ですが、新幹線開通にまつわる北海道の地域(地理)問題。過去問を分析していると、何だか埼玉はやたら新しい新幹線が好きらしく、過去に九州新幹線や北陸新幹線ができるたびにその地域に関連あることを聞いてきます。大宮はピンポイントで、まさか灯台下暗しで埼玉のことをあまり聞いてくるはなく(手前味噌の問題は少ない)やはり北海道の地理が中心となって攻めてこられる可能性が高い。過去の北辰(四月)にも出題されていたので、今年も間違いなくやってくるだろうなあという感じ。

第3位…あの震災を忘れまじ的な熊本にまつわる問題

第3位は、熊本にまつわる問題です。あの震災を忘れないで!的な意味でも聞かれてくる可能性高いなと思います。シラス台地とカルデラ辺りが混同しているような受験生がたくさんいそうだ。九州に絡めて出てくる可能性もあります。

第2位…イギリス事実上EU離脱表明

第2位は、今年起きた衝撃的な世界のニュースで間違いなくトップだと思います。教科書作る人書き替えなきゃダメじゃん!ってぐらいの衝撃的できごとでした。EUの問題はたくさん出てますしね。写真を見せてユーロを答えさせたり、関税がかからないという貿易のメリットがあったり、ただ新傾向の問題として出るなら、なぜイギリスはEUを脱退したのかといったことが焦点になるような問題が出そうです。あくまでお人的な勘でしかありませんが。

第1位…日本憲法選挙権の歴史

第一位は、選挙権制度が改正に伴い、歴史的な視点から選挙制度を振り返ってみようとうようなテーマ史。公民と融合させる手もあり、これはもう全国至るところで出てくるでしょう。選挙権はもともと直接国税を何円以上かから、完全普通選挙までの流れまで抑えておく、記述の場合も完全普通選挙とは何かの短文記述でしょうかね。公民と絡むと一票の格差問題まで広く問われそうです。今年間違いなく、これは出る可能性が高いと断言できる分野です。

…気が早いけど、来年は何が出るかなどと考えると沖縄関連の問題が問われそうな気がします。

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by masa717h | 2017-01-24 11:00 | 指導メモ書き | Comments(0)
最近、僕の周りで何かと『下克上受験』のことを話題にされている方が多く(少なくともブログの記事にされていた方が四名いました。)、おおこれがドラマ効果ってやつか…確かに原作は読んだことあるけれど、こういうので何かますます刺激を受けた家庭が中学受験とかにチャレンジするのかなあなどと思います。…まあ、ドラマの時間帯は仕事してて見れないので、ツタヤで借りれる時期が来たら、のんびり見てみようと思います。

原作は読みましたが、指導者の視点として見てもたいへん勉強になることがあります(特に国語)。大学受験にはたくさんの参考書が出回っていますが、その中で、たくさんのレベルの方に合わせてたいへん著書を出版されまくっていて、どこが入り口がわからなくなっている先生の教え方が好きではありません。現役のときにその参考書で勉強したことがあるが全く伸びなかった記憶がある。(誰のことかは察してください。)

ちなみに僕が教えるまで現代文の成績が一向に伸びる気配がなかったTさんも僕が教えるまでその著者の本で勉強していたとのことでした。ちなみにその著者は小学生向けの著書も出版されているのですが、下克上受験のくだりにこんなことが書いてあります。

私たちは理論編をじっくり読み、国語学習の扉を開けた。国語の文章には説明文、物語文、随筆という3つのジャンルがあることを知った。そして、その解き方にはいくつかのルールがあることも知った。受験勉強を初めてからまだそれほど多くのテキストに取り組んだわけではないが
どのテキストも著者が賢すぎると思う。なるべくやさしく解説しているつもりなのだろうが、その基準が高すぎるのだ。著者の当たり前は、読者である私の当たり前ではないことが多すぎるのだ。
例えばこの国語のテキストの場合、解説に‹本文ℓ36「言えるだろう、と」があるので、その直前までが答え。›という記載がある。この「ℓ36」は著者にとって常識なのだろう。また大卒の親にとっても常識なのだろう、しかし、中しょつの私の場合はどこにもこの説明が書いていないために延々と悩み、時間ばかりが過ぎていく。「三六行目」と一度だけでも注意書きをしてくれるだけでずいぶん楽になるのだが、そういう親がいることはまったく想定外なのだろう、
すべての参考書。問題集に共通することだが、著者の常識のレベルが高すぎるのだ。
もともとの力が高校受験レベルだったために、大学受験レベルの標準問題に躓き、何度も間違えてしまっていたというTさんが伸び悩んだ原因がよくわかります。もともと読解力レベルの高い子が確認のために使うのならよいかもしれないけど、そうでない場合はこの参考書は避けたほうが良いということなんでしょう。

さて、僕のなかで下克上受験がドラマ化されたならこの話もドラマ化してほしいという本が森絵都さんが書いた『みかづき』という本です。たいへん興味深い内容で、とても面白く400数ページあるお話ですが、一日で一気に読み終えることができました。

親子3代にわたっての『塾』にまつわるお話なので、塾教育に携わっている方は是非読んでもらいたいと思います。仮にドラマ化するとしたら、完全に朝ドラだろうなーとは思うけど。昭和から平成まで、時代に合わせて『塾』とは文部科学省の方針と裏腹にどんな変化をしてきたかということが書いてあります。教師を目指している先生には、研修の材料として読ませたいぐらいのレベルの本です。

主人公の吾郎は、もともと用務員室の守り神と言われ、勉強がわからない子の補佐役でした。そこに目をつけてやってきたのが、千明という謎の女性。自分の娘を刺客として送り込み、吾郎塾を始めないかと誘われたのが事の始まり。昭和30年代後半から立ち上げた塾の規模はどんどん拡大していき、できない子の視点でモノをとらえていた吾郎と、できる子の視点でモノをとらえていた千明に決定的な亀裂が生じ始める…
塾という視点でこの物語は親子3代にわたって語られているのですが、塾の先生はこれを反面教師としてとらえなければいけないなーと思える箇所がたくさんあります。

勉強の苦手な子たちが、何かをきっかけに勉強が得意になっていくと、その集団や環境において、何かの起爆剤となり劇的な化学変化が起こる作用が非常に大きいのです。大手塾の一部は、この話や千明のように出来る子だけに焦点を当てて伸ばしていく塾が見受けられますが、元来塾が目指さなければいけないポジションは吾郎のように、お預かりした『生徒全員』を伸ばすことでしょう。生半可な難易度ではありませんが、やはりこういう意識がなければ壮大な目標は達成できない。でも、それを達成しようと考えるとどうしても行きつくのは勉強がもともと得意ではなかった子や苦手な子です。こういう子ができるようになっていくと、不思議とクラスや全体が伸びていくのですよね。

ゆとり教育や、公立中学に絶対評価が導入されたころの観点というのも多少歪んだ視点でとらえられているのも面白い。そりゃ、私立志向になるものこの本を読んでいるとある意味では当たり前なのかなーと思ってしまう。

石原都知事がやったみたいに、他の地域も学区選択制にすればいいいのにね。僕の中学校はかつて『所沢の学習院』とまで呼ばれ、県立の最難関の川越、川女、有名私立に進学していった子たちさがたくさんいた学年だった。(相対評価のおかげでよい成績をとるのにものすごく苦労した)今になって思い返してみれば、それだけ指導した先生方が優秀だったのだろう。

久々に読み応えのある面白い小説でした。興味の湧いた方は是非手に取って読んでみてくだい。

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by masa717h | 2017-01-23 09:54 | 読んだ本、参考書など | Comments(0)
ここ最近ずっと受験についてのことを書いてきたの、たまには他の話題を書こうと思います。以前、生徒に見せた予告犯、自分としては評価は高いんだけれども、いろいろな点で一流とまでは言えないまでも、準一流との評価ですが、実はこの映画WOWWOWで一年後の世界を描いた続編があるというので、ツタヤでレンタルして正月に一気に見ました。あらすじは以前にざっと書きましたが、現職の裁判官が、『公開裁判』という形で、現実に扱いきれないような裁判を展開していき、最終てきに、この公開裁判の目的が明らかになるといった感じです。

自身の感想としてはさもありなんといった感じで、映画よりもリアリティある話になっています。生徒が気になるといった続きを見たいと連呼しているので、別に見せてもいいのだけれども、見せるとなるとドラマだから連続して結構時間とらなければいけないんだよなあー。何の予備知識もなしに見て中学生に理解できるかな?ってぐらい話の展開がちょっと難しいので補足を加えるために、ちょっと仕込みをしたほうがいいかもしれないな。『司法の闇』というのがテーマになっているので、少し公民的なお話をしなければいけないかも。明日その子の授業があるので、まず第一話を見せて様子を見ることにしよう。






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by masa717h | 2017-01-22 10:20 | 映画 | Comments(0)