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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

<   2017年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

今日で公立中の高校受験生の授業も全て修了する。

二年前在籍生徒〇人から始まったうちの塾(個別指導)は、一年目の高校受験の在籍は4人、1人を除き塾に通ったことがなく、入試直前になって不安だから入塾したという子がほとんどだった。おそらく、その流れはきっと今後も続くだろう。昨今、不況が叫ばれるなかで、本当ならもっと早くと急かしたいところだが、世間では、受験のために通塾させるのが中3の一年だけでいい!という考え方がメジャーな気がする。よほどの好成績をとらせてあげない限り、高校にいっても通塾させるというのは至難の業。保護者の多くが塾に費用を費やすのは1年きりで良い!と思っている。ただし、その1年だけでいいなんて考えを大学受験にも適用させようとすると必ず痛い目に会う。大学受験には高校受験には参加しなかった中学受験組が参加するからだ。そして高校受験においては、モチベーションを高めることで多少の難関を乗り越えられるのだが大学受験はそうはいかない。

よほど高校がしっかりしているなら話は別だが、せめてこの1年学習習慣だけでも、しっかり身につけさせてから卒塾させてやったほうがいいと考えを改めるようになった。それさえ、しっかり身につけておけば、これだけ情報が氾濫している時代だから、後は分かりやすい参考書やネット動画で何とかなってしまうからである。だから、大量に宿題を出すなんてことより、最終的に生徒が自分自身で今の自分の課題はどこで、直前の時期にそのために何をすべきかという自分で自分の処方箋を書けるぐらいにはしておきたい。

二期生の子たちの受験生の在籍総数は8人、そして今年三期生の子たちの受験生の在籍総数は17人である。なぜ、ここまで極端に増えたのか?
1つは、うちの塾が世間にも認知され生徒の口コミなどの評判が広がりだしたこと、もう1つは埼玉の入試制度が大幅に変更されたことだろう。入試科目の制度変更は今後塾にも大きく影響を及ぼすだろう。
個人的には、この入試制度の変更は生徒に実力をつけさせるという意味においてはたいへん良いことだと思っている。実力をしっかり扶養しなければ点をとらせてあげることができないからだ。今までは一部の入試科目においては難易度が高い、低いと言われてきたが、ハイレベルな公立高校は差がつかず、結局最後に内申点という評価に頼らざるをえなかったが、今年からはそうでなくなる。実力によって取れる点数へ大きくシフトしていく。さらに理社の入試制度が10分延長というのも大きい。

世の中には、個別指導用教材を軸にマニュアルを読み上げるだけで授業が成立する塾も存在する。そういった塾が謳っているのは内申点重視。実力養成は添え物程度というような塾だ。今後埼玉の入試制度においては真っ先にそういう塾が淘汰されていくと思う。

今年の埼玉入試は指導者がいちばん試されていたのかもしれない。合格の可能性を高めるためにはどうすべきか、それを常に考えていかなければ入試で結果を出せない。これまでの指導に胡坐をかいてなどいる場合じゃない。自分のなかでは、そういう転換にもあたっていたので、国語なんかは思い切って教材じたいを変えてしまった。今になってその効果は出ていると考えている。

そして、去年の今頃の日記を振り返ってみると、社会のレベルの低さを危惧している内容がある。

本来、個別指導の社会の理想のあり方は、これまでは、最後の総仕上げという意味で問題を演習させていくスタンスだったが、どうもこの発想を変えないとだめなようだ。偏差値55くらいでさまよっている子に対しては、演習のなかで実力をつけていくのが、望ましいがこの代の子たちは、まともな基礎体力すら身についていない。最終的には、自学できるレベルにもっていかないと伸びないだろうな。そんな風に感じる。春の講習が終わったら、それぞれ担当した生徒に、ノートまとめなどの課題を与えるしかない。本当は、通年で取ったほうが絶対に良いのだが、個別の科目はどうしても英数に優先される…

結局北辰の過去問を解かせたところ、理社において去年の段階で偏差値50に達している子がほとんどいなかったんだ。去年の春に在籍していた子たちは、俺がこんなことを書くぐらいだから相当ひどかったんだろう。そこでオーナーが打ち出したのだが、理社の無料の集団授業である。(続く)

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by masa717h | 2017-02-28 09:43 | 指導メモ書き | Comments(0)
先週末から、対外試合が始まりました。来週ぐらいから、オープン戦に突入していきます。で、気になってくるのが今年のオーダーはどうするんだろうという点。いろいろ、思うことはありますが、去年の開幕時のオーダーを参考までに挙げてみます。

一(中)秋山
二(左)栗山
三(指)メヒア
四(三)中村
五(二)浅村
六(右)坂田
七(一)山川
八(捕)住谷
九(遊)外崎

…いまこうやって考えてみるとかなり攻撃的なオーダー。ちなみにシーズン最終戦が対戦空いてが日ハムー大谷で、今年は開幕に投げられるかはしりませんが、参考になるかなと思い、そのときのオーダーも挙げてみます。怪我人もたくさんいるため、お世辞にもベストオーダーとはいえません。

一(中)秋山
二(三)外崎
三(二)浅村
四(一)メヒア
五(捕)森
六(指)中村
七(左)栗山
八(右)坂田
九(遊)呉

うーん、遊撃手を誰を選ぶのかがポイントになりそうだ。それから、現時点では、森も捕手として育てたいようなので、攻撃的オーダーを組むなら、キャッチャー森と行きたいところだろうが正直これを予想するのは大変そうだ。それでもあえて、考えるとすると

一(右)金子
二(左)栗山
三(二)浅村
四(三)中村
五(指)森
六(一)メヒア
七(中)秋山
八(捕)住谷
九(遊)永江


左右のジグザグを考えるとこんな感じになるかな。盗塁王の金子が出て、栗山がフォローしてやり、右の浅村に続けて、クリーンアップでランナー返せというパターン。秋山の位置がこんなところでいいのかという感じもありますが、俺ならこんなオーダーを組むという感じです。
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by masa717h | 2017-02-27 08:07 | 野球 | Comments(0)
先日、第一教科書さんに言ってきた話にはまだ続きがあって、ICUの特殊な入試の自身の指導への反省として、5教科を見つめなおそうということになり、理科の教材も自身の目利きである教材を購入しました。

ここで、こんなことを書くのも大変恥ずかしいのだけれど、おそらく自分は中学5教科のなかで理科だけが最もできませんでした。それも、定期テストでお話にならない点数をとってしまうレベル。原因はおそらく中1の頃の理科担当の先生。説明はしっかりわかりやすい授業をしてくれとくに寝ていたわけでもないのですが、とにかく定期テストの難易度が半端なく高い。

特に光や力などの物理分野に入ってからは、嬉々として難問を作成してくるそんな先生に教わったからです。優しい先生であれば、定期テストは学校のワークから○○点分出すなんて宣言してくれることもあるのですが、そんなことも全くなく、勉強しても結果が出ずモチベーションを落としたことが原因です。その後、3年間で大きく理科の科目が向上することはありませんでした。

さらに、全国の学力推移調査によれば『埼玉県の公立中学生は理科が全国で一番できない』というレッテルを張られています。ちなみに、埼玉県に昨年度実施された理科は平均が30点台という衝撃的な科目となっています。全国で理科を指導している先生は、ぜひ研究してもらいたいと思います。

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理科嫌いの子を救済する秘密兵器は何かないか探していたところ、これだ!と思ったのがと麦出版さんが出している、この『みるみるわかる新中学理科』です。これ、1年~3年まで全部やれば、からっきし理科がダメな俺でも理科できるんじゃね?と思わせてくれた教材です。

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ページの構成としては、図や表などがまとまっており、大事な用語を確認させたそのすぐ後に、覚えたかどうかを空欄穴埋めでチェックする形になっている。授業で使用するなら、参考書を一緒に作り上げていくようなイメージ。
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計算が必要な単元には、特訓コーナーが設けられており、ひたすら計算が続く。塾用教材のなかでもここまで計算をやらせる教材は多分そう多くない。(もちろん計算だけに特化したようなものもあるけれど)
学校ワークのような豊富な類題や演習もきちんと設けられており、少なくともこの1冊しっかりこなせば、基礎力は全く問題なくなるんじゃないかな。さらに別冊に単元の小テストがまとまった付録もついており、至れりつくせりの教材だと思います。市販の教材にはないであろう、十分な問題量も兼ねています。理科が嫌いな子は多いので、間違いなくこれをしっかりやったら理科嫌いを救済する秘密兵器になるでしょう。


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by masa717h | 2017-02-26 08:34 | 指導メモ書き | Comments(0)
カツオ君との英語の授業3回目。毎回俺の授業は冒頭に小テストを実施していることにしています。当面は学校のワークを進めるという指針のため、そのワークの巻末から、月名、曜日、序数、数字などのスペルがまとまって記載しているページがあり、これは大事だと思い、約30個の日→英変換の小テストなのですが、これがなかなか書けない。書けなかった回数×10回というペナルティをかしても、ただ面倒くさがってやっつけでやっただけであって、そこに覚えようとする要素が全く抜けているように思えた。


授業の最初にて、『一定以上のレベルに達していなければ、そこから先には進まない』
という約束もしているし、保護者にも電話で『…成果として現れるのはかなり時間を要するが、それでもよいですか?』という確認の電話も行い承知しています、との了承も得ている。※ドラクエの仙人みたいなものである。

※ドラゴンクエストというゲームは、物語のなかで一定以上のレベルに達していないと謎の仙人に「おぬしはパフパフを知っているか?」などと意味不明なことを言われてしまう。再度、一定以上のレベルに達してからもう一度話しかけると「北の祠に勇者の剣があってな…」というゲーム進行のうえで、重要なヒントをもらえる。

そこで、今回の授業は暗記の特訓を施すことにした。こういった暗記が苦手な子の場合は、こういった暗記のさせかたから教えてあげないといけないのである。夏休みに暗記特訓という位置づけで、参考にさせてもらったGOAL通信さんの記事から引用させて頂く。

書きまくること。覚えたければ、書いて書いて書きまくる。暗記が苦手だという生徒たちにアドバイスをするのなら、私はまず書けと言う。懸命に書きながら覚える。苦手だという生徒ほどこの行為が出来ていない。ターゲットを決め、焦点を絞り書きまくる。ノートに落書きを描いてる暇があったら、攻めるべき部分を攻めていく。参考書や要点集とにらめっこしている生徒よ。情報が増えれば増えるほど覚えられなくなるぞ。赤いフィルターも試験直前の再確認で使うもの。まずその前に書きながらインプットする作業を見直そう。

書くという行為には驚くべき効果がある。リストを丸暗記する時も、ただコピーを貼るのではなく手書きのものを作って貼る。書きながら覚えてしまうことも幾つかあるだろう。自分にとって覚えやすいように加工、編集すること。これが大切だ。書く習慣が付いていない生徒たちよ。頭に記録させるには反復と印象付けしかない。覚えられないと言う前に、どうすれば印象として残るか、頭をひねってみよう。


 以下は私的なエピソード。ヒントになるかも知れない。

息子が中学2年のとき、20センチほどの紙(コピー用紙)の束を渡したことがある。暗記すべきことを、とにかく書きまくれと。その後どうしているかと覗いてみたら、小さい字でちびちび書いているので私は怒鳴った。メリハリを付けて豪快に使えと。そして例を示しながら私が伝えたのは以下の言葉だ。
『何をやってる。そんなちびちびやってて覚えられるかよ。紙面一杯に大きく書きなぐれ。単語も漢字もA4一枚に一語、紙面一杯にでっかく書いてみろ。大きい字、小さい字と変化をつけるんだ。もうメチャクチャでいい。丁寧に書く必要もない、どんどん書きなぐれ。ダメなものは何枚書き続けてもいい。100枚一気だって構わないんだぞ。筆圧ももっと強くしろ。覚えられないコンチクショウが憎かったら、下に穴が空くくらい力を込めてみろ。そんな薄い字で暗記できるか。すでに気合で負けている。筆記具も色々あるだろう。太いサインペンでも毛筆でもクレヨンでもいいんだぞ。色だって自由だ。ノートみたいに縦横そろえて書くんじゃない。ただ機械的に書くんじゃなくて、豪快に変化をつけるようにするんだ。そうすれば必ず印象に残る。アンダーライン、囲み、記号なんかもどんどん使え。どれだけ頭に印象付けられるか、インプットのコツはそんなところにある。いいか、書いた紙の山は捨てるなよ。そこにおまえの執念を描いてみろ。それはおまえの記憶との闘いの記録だ。』

その後息子は高校受験までに二千数百枚の紙をすべて使い切った。その紙の山は、書きなぐりと赤マジックに溢れた壮絶なものだった。


そういえば、以前にも社会の用語を「どうしたら覚えられますか?」という質問を受けた際に、上記の手法と全く同じことを伝えた。夏休みにも中三の暗記が苦手だった女子に一時間この方法で授業をしたのだが、その後自分なりの覚えるコツを少しはつかめたのか、クレヨンで公民の重要事項をまとめるなんてことをやっていた。

というわけで、コピー用紙のA4の束を渡して実際にわたして手本を見せる。マジックやクレヨンなどで、高速で単語を書いていき、こんなふうにやって覚えるんだよと伝えていく。慣れてきたら、英語の部分を隠して自分でテストをしてみる。うわー大変だーと言いながらも、目は死んでおらず、真剣に向き合っていた。授業10分前のところで、もう一度再度小テスト。うん、今度は半分程度は正解できていた。解答が全く埋まらなかった70分前に比べたら大きな進歩だと思う。本当に覚えるのが苦手な子たちには、こういうところから教えていかないといけないけない。「マジできつい!」なんて言っていたけれども「でもこれだけやったら自信になるわ!」と前向きな発言だった。

一番最初の授業に話したドラゴンボールの暗示がいきてくる。学力をあげるには時として亀仙人が悟空やクリリンに課したような厳しい修行が必要なのだ。彼に一番欠けていたのがこの点だと思う。来週も同じ小テストから始める。そのときに満点は無理でも、少しでも今週の状態から改善できれば、それは大きな進歩である。


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by masa717h | 2017-02-25 09:26 | Comments(0)
昨日から近隣のM中は、学年末試験が始まった。最近になって、入塾してきた中1のKさん。英語を担当することになったのだが、昨日英語の試験が終わったので、社会が不安だというので、社会を見てあげた。定期テスト一日前(直前)の授業である。

こういうとき、若い先生は、ついつい解説をしたがるのだが、それではその子のためにならない。この直前の時期にやらせることといえば、試験範囲の総合問題をただひたすら解かせるのみである。ただし、問題の解き方は少し工夫させる。以下のような形でやるのが良いと説明を加えた。

まずは何も見ないで、テスト本番のつもりで解いてみる。もちろん、この時点でわからない問題、解答が不安な問題、空欄が埋まらない問題が当然に出てくる。そうしたら次は教科書で、わからない問題や箇所を調べさせて、色を変えて青で書いていく。

そこまで出来たら、今度は解答を見て赤で答え合わせ。答えが合わなかったところのみ解説を加える手法。こうすることによって、自分が何ができて、何ができていないのかがはっきりする。色がついているところだけに重点を置いて再度復習すればよい。ちなみに授業でこれをやると、力がない子は教科書で調べようにもどこに書いてあるのかが分からない子もいるので、そういう場合はこちらが「じゃあ教科書の○○ページから探してごらん」とさりげないヒントだけは与えておく。こちらが答えを言ってしまうより、はるかに勉強になるだろう。

そういえば、二年前に塾の体験に来たS君にこのやり方を事前に指導したあと、その後学校のワークにこのやり方を落とし込み、社会は90点台の常連になった。隣町から新しい塾にやってきたS君は、その後少し悩んだがうちの塾に入塾を決めてくれた。こんなの指導が決めてになったのだと思う。
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by masa717h | 2017-02-24 08:17 | 指導メモ書き | Comments(0)
こういうタイトルでブログを書くと、さも特別なことを書いているのかとアクセス数が急増しそうな気がしないでもないが、同業者なら多くの方が共感する春期講習の悩みの種を書いてみることにします。

春期講習のカリキュラムを作成する時期に来ています。で、この時期いつも思い悩むのが

予習(先取り)と復習の匙加減をどうするか
という点。また、春期は学年の変わり目につき、新たに塾を探しにとりあえず体験してみるということでそういう講習生を入塾につなげなければいけません。そのところで、在籍している生徒(レギュラー生)と同じ授業提案はできないというのが春期のカリキュラム作成においていちばん厄介な点です。

新高1の子たちは、任意講座として毎年高校準備講座を提案しています。これは、個別や集団に限らず多くの塾がやられていることでしょう。数学なら3乗公式やたすきがけ英語は文章の読み方の基本として5文型をメインに扱います。5月の連休明けぐらいに中間テストがあると仮定して、そこで点数を取るような授業で、他の中学生についても基本はそこから逆算して春期のカリキュラムを作成していきます。

また個別指導は学習面において、ダントツに秀でているタイプと学校の授業に遅れをとっている両者が混在しているため、やっぱりそういう生徒ごとにまた教科ごとに、予習と復習のバランスをどうしようかということを考えなければなりません。

勉強が苦手や学習に遅れをとっている場合は、復習が中心になりますね。個別指導に在籍している多くの子たちは、このパターンに当てはまるので、大まかには復習中心主義です。例えば、中2の英語ならbe動詞と一般動詞の識別や、不規則変化などの特訓を施し、学校の授業が進まない間に『学校の授業を聞いて理解できる』ような状態まで持っていくのが理想です。教科によって違いこそあれ、北辰のような実力テストにおいて七割は中1、中2の単元(つまり既に出てきた単元)から出され
模試ができない理由は過去に習ったことをわすれているからということを念頭に置いて指導しなければなりません。


逆に教科によっては、めちゃくちゃ得意で学校や北辰で点を取るための武器にしたいというパターンで指導する場合は、ガンガン先取りをやらせるにつきます。こういった子たちにはなるべく早く全ての単元を終わらせて早めに入試問題に取り組める状態を作ってあげるのが良いと思うので、指導の質が変わってきます。

そして忘れてはいけないのが塾を探している講習生の存在です。このタイプの場合、一見復習のほうがよさそうに見えるのですが、あえて次学年の予習にも触れることにしています。それは何故かといえば、連休明けの中間試験はいちばん点数を取らせやすい試験だからです。また、これは保護者の方の多くが短期間で結果を出してほしい(ここでいうと学校の定期テストで点をとれるようにしてほしい)というニーズがあるからです。多分いちばん成果を出しやすいのが数学と社会。数学は試験範囲を逆算していったら、全部の学年が計算メインの試験になるでしょうし、社会は勉強のしかたや姿勢を矯正するなりして、予め範囲になりそうなところを指導しておけば、三か月準備期間があれば十分でしょう。

それともう1つ先取りを行う理由として、当然ですが、塾に来たからには入塾につなげなけれないけません。そこで、化粧品のサンプル品よろしく
学習にはまだ続きがあるんだ!と思わせておきたいのです
復習だけで完結させてしまうと、それで満足してしまいその先の入塾につながりません。だから、講習生にはちょっとだけ物足りなさを味わってもらいます(笑)。

というわけで、この時期は色んな学年のいろんなタイプが混在することになるため、塾の先生は生徒がいち早くどのタイプに属しているかを見極め、適切な処方箋を書き、治療を施すというのがこの時期に求められる役割です。なので、復習メインと予習メインのカリキュラム(はっきりいえば仕事倍増!)の作成に追われることになります、というわけで、カリキュラムこれから作っていきます。

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by masa717h | 2017-02-23 08:50 | 指導メモ書き | Comments(0)
今年のICU入試について、備忘録がてら、指導の反省を残しておきます。三段論法などは目論見通り、敵中したようですが、その他の文章を解いたり指導する視点がどうだったかというとやはり圧倒的に予習にかけられる時間がなかったということかな。とろこでリンカーンといえば、言わずもがな中学生でも知っている例の有名なセリフがありますが、勉強させて頂いている塾の先生のブログから指導に関して大変興味深い内容を書かれていたので引用させてもらいます。

「人民の人民による人民のための政府」について、数年前生徒から受けた質問。

まず、上記の文を3つに分解すると

「1 人民の」 「2 人民による」 「3 人民のための」 政府

ということになる。


ここからが生徒の質問。


2番目の「人民による政府」の意味は分かる。受動態表現になっているので、能動態に直せば良い。
つまりは「人民が政府を作る」ということである。


3番目の「人民のための政府」の意味も分かる。つまりは、政府を作る「目的」は「人民のためだ」ということだろう。ここまでは問題ない。


さて、ところが1番目の「人民の政府」の意味が分からない。一見すると、3番目の「人民のための政府」と同じ意味のように感じる。これはどういう意味なのか。

そんな質問だ。


学問を社会科学、人文科学、自然科学の3つに分類するという説には反論する学者も多いが、いずれにせよ学問間の統合が必要だという意見には多くの学者が賛成しているようだ。中学生の9科目は、専門家の方からすれば、確かに「学問」と呼べるようなものではないかもしれない。しかし、そうした中高生を指導する際にも、1つの科目からのアプローチだけでなく、他の科目へ視点を移すことによって解決できる問題もある。

普段、理科で受けた質問が社会へ派生したり、国語で受けた質問が英語へ派生したり・・・
こうした瞬間が知的好奇心に満ちた生徒には最も楽しい瞬間のようだ。

さて、上記の問題。「人民の政府」とはどういう意味なのか。これは、社会科の知識や国語科の知識で考えても解答は出てこない。この疑問に答えるポイントは英語になる。


「人民の政府」を英語に直すと「government of the people」。次にポイントである「of」を辞書や文法書で調べてみる。「ジーニアス」(旧版)を調べてみると、「of」の14番目に目的格関係という用法がある。例文が付いている。
a statement of the facts(事実の陳述)は、S states the facts.の名詞化表現と説明されている。

同じように考えると、government of the peopleという名詞表現は、govern the peopleという表現に直すことが出来る。つまり「人民の政府」とは「人民を統治する」という意味になる。


結局リンカーンの演説は「人民を人民の手によって人民のために統治するのが政治」と考えるのが分かりやすい。(文芸評論家:丸谷才一説)

ここから分かるように、人民とは統治される主体でもあり客体でもある。
しかし、それを敢えて「人民の」と訳した背景は、戦後民主主義が密接に関係している。(元東京大学教授、現拓殖大教授:藤岡信勝説)


こうした事実からも分かるように、戦後民主主義は謝った理解の下で行われてきた面も否定できない。
また、「of」の本来の意味を分かっていながら、教科書ではあえて「人民の」と訳させた文部省の責任もある。
・・・政治の話をすると長くなるのでこの辺でやめておきます。


とにかく、社会で出た質問から上手に英語学習や国語文法に誘導し、科目ごとの知識と関連を指導していく。
このことを常日頃意識している。
通常授業ではカリキュラムや教室のコントロールがあるので、あまり極端な脱線はできないが、自習時の高校生からの質問に対しては、出来る限り他の科目を混ぜ合わせて、いろいろな側面から指導できるように心掛けている。
ICUの入試について、今後もしそこを目指す子がいるなら、あの過去問を見てヒントにしてほしいのは、
中学からの5教科を根本から見つめなおせ
ということなのでしょう。言い換えれば科目間に国境は存在しないということ。アトラスなんて、そのさいたるもので、数学や理科の知識のない自分にとっては、そこまで踏み込んだ知識を伝えてあげられなかった。

こういった知識を扶養するためには、やはり短期間では限界がある。常日頃からこういったことを心がけるといっても、おそらくこれかなり綿密に予習していかないとそこまでは派生できないだろう。自身の忙しさというのも、今回反省しなければならないという点で挙げておきます。とりあえず、比較的余裕おあるこの時期に自身の自戒の念も込めて、理系の科目をもう一度見直しておこうと思います。


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by masa717h | 2017-02-22 08:31 | 指導メモ書き | Comments(0)
半年間指導してきた教え子Tさんに先週連絡を入れて、最終的な結果を聞きました。結論は併願先の私大に1つ合格して、他は…という状態だったので、すごく落ち込んだ様子で塾にやってきたのが見てとれたので、少しカウンセリングの時間を取りたいなと思っていました。ICUの受験で英語の長文がよもや分量が増えていて時間配分を大幅に狂わされたこと、人文化社会科学は予想に反して、知識問題が増えていたこと、アトラスの時間に極度の緊張からか、鼻血を出してしまいったことなど言葉を絞り出すようにいろいろと話を聞いていました。ずっと、聞き約に徹していて、なかなかこういうとき咄嗟にうまい言葉がでてこないものなので、それとなくこのブログの存在を伝えておいたので、とりあえず、あのときこちらから伝えたかかったメッセージを残しておきます。

とりあえず試験おつかれさま、まずはがんばった自分をほめてあげることです。入試というのは第一志望に合格する人よりも落ちる人のことが多いことを思えば、むしろ失敗した人のほうが多くて当然なんです。でもね、大切なことは「どんな時でも自分を励ましながら」がんばっていくことだ。改めて言うけれども、キミがどこの大学に行くかなんてどうでもよいのです。

「自分の実力はこの程度だったんだ…と受け入れるには時間がかかる…」と思っているかもしれない。何を弱気なことを言ってるんだ!たった一回の失敗で、どうして「自分はこの程度だったんだ」なんて言えるんだ!俺はそんな弱気なことをいう人を育ててきたんじゃない。自信をなくしてしまうことなんかない。今こそ自分を信じてあげることです。あのとき手紙に書いた「何があっても負けるな」という言葉は、こういった状況に直面したキミのためにあった言葉なんだ。今こそ、その意味を思い出してほしい。「自分の力を信じる」「自分の可能性を信じる」、「口で言うのはたやすいことだ。でも、どんな苦難にあっても、どんなに苦しい状況においても、それを言い続けるのは本当に大変なことだ。だから、今が勝負なんだよ。もう一度自分を信じてあげるんだよ。たしかにできなかった悔しさも痛いほどわかる。でも「君ができなかったこと」なんかより、「君が自分自身の力を信じられなくなること」のほが俺にとっては何倍も辛い。だから頼む、絶対に自分を否定するんじゃない。試験に負けても人生に負けるな。自分が入ったその大学から、自分のなりたいものになっていけばいい。そのときに夢をかなえればいいんです。

もし、君のいく大学に前例がないなら君が作ればいい。道がないなら開けばいい、そうやって、君に続く誰かの光になれ。希望になれ。僕はそれを祈っています。そのために、俺自身がそうありたい。そもそもお姉ちゃんの小論文指導も、アトラスの問題も指導したことなんてなかったんだから。そのために、今回の指導を糧にしてもっともっと成長していきたい、そう思います。

大学のブランドなんかより、むしろ自分のやりたいことができるところにいくならむしろ「勝利」です。

TOEICやTOEFLを積極的に受験すること、インターンシップなどを活用して積極的に海外に出てみること。短期の語学留学もよし、交換留学生になって長期滞在するもよし、アルバイトをたくさんしてどんどん海外旅行にいくのもいいね。もし、資格試験の英語などで壁を感じるようなら、一度声をかえてくれれば社会人講座の準備もしておくよ。

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by masa717h | 2017-02-21 01:08 | 指導メモ書き | Comments(0)
これといって大きな話題もなく、先日は紅白戦などもあったようですが、秋山が本塁打を打つなど、WBC組は順調なようです、後は前回も牧田がちょっと無理をしているので、対外試合に出るのはもちろん構わないかれども怪我だけは避けてほしいという思いがあります。そういえば、スポーツ新聞に、秋山にレフトもさせるみたいな記事を見ましたが、GGのようにならないとよいんですけどね。

今年自分のなかで活躍を期待する若手を紹介してみたいと思います。一回目は呉念庭(ウーネンティン)選手です。



持ち味は何かといったら、粘り強さでしょう。去年のソフトバンクとのこの試合、1打席で松井稼頭夫以来となる18球粘るという球団タイ記録を樹立しました(この動画だと2分33秒辺り)。日ハムの中島(卓)のようなタイプでしょうね。西武にはいなかったため、こういうタイプのバッターはほんと貴重だと思いますし、辻監督はをじめ、玄人が好むタイプの選手だと思います。現状ではショートのレギュラーが空白状態なため、体力勝負にもなるので、まずは年間の半分くらいは試合に出場して、レギュラーを目指してもらいたいと思います。野手のなかでは、自分がいちばん注目している選手です。

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by masa717h | 2017-02-20 08:33 | 指導メモ書き | Comments(0)
塾の7不思議を検証するシリーズ第4段は転塾についてです。そういえば、自分が塾に通っていたころは、まったく転塾というのをしたことがなかったので、転塾がよいか悪いかといった判断は下せないのですが、僕が担当し、指導してきた子たちはそういえば転塾してうちの塾に通ってくれた子が多いなあと今になると、そんな思い返しができます。そもそもうちの塾は開校したのが、2年前の11月ということもあり、かなり中と半端な時期から、またメインは個別指導の塾ですから、集団塾になじめなくてという子も多いです。で、僕が指導してきた子のなかで、転塾が成功した例を書いてみます。

Nさん〔一年目に在籍し通ってくれた生徒。夏休みまでは、学校の部活動(合唱部)の伴奏の練習や、体育祭の応援団長なり、合唱祭の伴奏練習などで、いわゆる忙しすぎて、日々の勉強が手つかずになってしまい、成績が上がらなかったケース。また、この子が在籍していた英語の先生が容赦なく難しい定期テスト(平均30点)を作っていたこともあり、Wという個別指導塾に通っていたが、なかなか成績が上がらず悩んでいたところで、うちの塾が開塾して、どうすればいいか兄に相談したところこの塾に賭けてみるのがいいんじゃないなんていうアドバイスをもらったんだとか。結局、部活が引退したことなどにもより一段落つき一日12,3時間の鬼気迫る猛勉強で志望していた高校にほぼトップの成績で合格しました。〕

英雄くん〔中1から家の近くにあった個別指導塾に通っていたが、数学の成績が振るわず、退塾をかけて定期テストに臨んだが、結局よい結果をだせず退塾する。その後、うちの塾に通いだしたのだが、ここでも数学の成績が振るわず…。見かねた両親がこの子は勉強ができないから塾に通わせても意味がないなどと言われていたので、オーナーに相談し、社会の授業を担当することに…徹底的な復習主義に基づきしっかり納得いく結果を出せたので、そのまま俺がこの子を担当することになりました。〕

ハカセくん〔Yという個別指導塾にかよっていたが、塾が移転してしまい通塾しずらくなってしまったというのが転塾を決めた要因。また、以前の塾では塾の宿題などをおろそかにしてしまったことが多いけれども、転塾したことを契機に心を入れ替えて頑張ろう!ということを決めたのだとか。この子は社会の成績がダントツに良いので、俺が指摘した点はまずそこでした。唯一初授業が定期テストの前日ということもあり、モチベーショントークをしなかったのですが、暗記が得意なこともあってコンスタントに英語で80点以上をとってくる生徒で内申も中1のころに比べて10以上上げています。〕

こうやって書いていくと結構いるものですね。転塾が成功するパターン。いずれも共通しているのは、本人に「環境を変えて頑張る!」という意識が浸透している点でしょうか。指導者としては、まずそこを確認して心に火をつけてあげたいものです。高校受験はモチベーションを喚起することで、どうにでもなりますからね。でも、そのモチベーションコントロールがそういつもうまくいくわけでもないですが、まずはそういったところを高めていくことを転塾を経験してきた子たちに最初にやっておくべきことなんでしょうね。





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by masa717h | 2017-02-19 09:12 | 指導メモ書き | Comments(0)