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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

<   2017年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧

昨年と今年の集団授業で変えたことが1つある。それは授業を無料から有料にしたことだ。試しにグーグル先生に補修を無料で行う塾というのを検索すると、大々的にそれを謳っている塾は結構ある気がするのだが、昨年やってみて痛感したのは、授業を軽視されてしまったことにある。要するに、無料だからという理由で簡単に欠席してしまうのだ。あと、定期テストの勉強でそれどころでないので欠席しますという類の欠席。体調不良の欠席なら仕方がないと思うが、こういった欠席は指導者側からしてみたらかなり腹が立つ欠席のタイプだと思う。何のための集団授業なのか、また時間の使い方をよく考えてほしい。北辰という埼玉の模試の成績を上げる目的をやっているので、定期テストでは出ないからといってそう簡単に休んでいいものだろうか?少し疑問に思ってしまった。


そこで今年は集団授業をやるに当たって、ほんの僅かの気持ち程度ではあるが、参加費を徴収した。すると欠席者は激減した。もちろん、社会の集団授業は前期・後期ともに実施し、理科は後期のみという扱いもあったか、前半社会の参加者は10人を超えていただが、後期社会に残ったのは8人だった。全8回中出席率はほぼ100パーセントに近い形となった。全員の成績を伸ばしたいのなら、まず全員が出席するというの当たり前でなくてはならない。やはり、こういった授業にでなければ保護者側にも『もったいない』という心理が働くのであろう。後期社会だけ出席した子もなかにはいるが、結局は意欲の差が出た。直近の模試で、8人中5人が偏差値60を超えているので、後半まで夏休みに地味で退屈だったとは思うが一問一答に懸命に取り組んできた子たちがみな圧倒的に成績を伸ばしている。

世の中には、質のよいモノも含めて無料・タダというキャッチコピーが踊っているが、成績を上げる塾でそれを使う場合はそのタイミングをちゃんと考えなければならないと痛感させられた出来事だった。。高い料金に設定するなら、モトをしっかり取るのだという意識も働くことも忘れてはならない。

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by masa717h | 2017-11-28 15:07 | 指導雑感 | Comments(0)
これまで、ずっと小テストをどこかおろそかにしていたY君。志望する私立高校に対して相手側が要求している偏差値に専願でもまだその数値が届いていないので、理科・社会の特別授業を組むことになった。最近は、こちらが要求した指示や課題に対し真摯に取り組んでいる。北辰まで後1週間。このペースで自習がしっかりできるのなら、目標の数値には到達できそうかな今後の学習次第だけど。

タイトルの邦題は『自分自身に期待しろ』というマイケルジョーダンの言葉だ。受験生にもかなり響く言葉だと思う。機会があったらどこかで紹介したいな。以下、コピペ

4年間控え選手をして故郷のガソリンスタンドで働くと思っていたよ。皆の予想を越えることこそチャレンジ、それがモチベーション。

いつも失敗ばかりしていた。世の中で最高の教育は、名人が仕事をしているところを見ることだ。まずは小さくて短期的な目標をたて、

とりあえずそこに一歩一歩近づいていくようにした。

"I can accept failure, but I can't accept not trying"

(俺は失敗は受け入れられるが挑戦しないことは受け入れられない)

俺の辞書に「不可能」の文字はあるが「挑戦しない」という言葉はない。永遠にダメだとは言ってない。今日がダメだったってことさ。

今日は明日じゃない。勝ったのか負けたのか、それを言える人間は一人しかいない。それは自分自身だ。敗北から学ぶことは多いが、敗北に甘んじるつもりはない。俺はこれまで9000本以上のシュートを外してきた。これまで300試合近くに負けてきた。人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそこうして成功しているんだ。勝つためにしなければならないことがあれば、俺はいつも絶対それができると信じているもちろん失敗することも少なくないが、だけど失敗しそうだなんて考えることはない。いつだってやるべきことは必ずできると信じているんだ。運命よ、そこをどけ、俺が通る。


夏休みにあれほど億劫がっていた小テストをもう後がないからといって、やっと真剣に取り組み始めた。やれやれ、これがもう後3か月前からだったらな…と言いたいこともあるが、言わない。ジョーダンの言う失敗なんだろう。次に繋がったのだからひとまずはそれでよしとしよう。
北辰までに残された時間は後1週間。精一杯自分に期待しろよ。

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by masa717h | 2017-11-27 09:22 | 指導雑感 | Comments(0)
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定期テスト対策自習会の改善を促されてから、ここ最近ずっと勉強法の本を読み漁っていた。先日、学年トップを目指しているSさんのお母さんと面談をしたのだが、前回の定期テストの学年順位は二位だったとのこと。ただ、一位を狙っての二位だから、こちらとしても褒めるわけにもいかない。前回テスト前のアドバイスとして、学校ワークを七回やってみなというアドバイスに対して真摯に取り組み(数学の進みが少し遅いのが気になったが)9回成し遂げて定期テストに臨んだのである。

昨日、その話を少しだけした。この学年の定期テストで最も点数が取りづらいのが理科。なんでも、腑に落ちない減点をそうとうされたようで、少し凹んでいたとんこと。いつも、結果が出てから振り返りの文章を書かせるようにして出来具合や勉強の取り組みなどを改めてふりかえってみると、英語の失点に関してはアメリカンジョークということなので、ケアレスミスといったことではない。これはわからなかったゆえのミスなので仕方がない。数学の計算スピードが遅かったゆえに、数学は少し点数を下げてしまった。ただ、1位との差はほんの数点といった具合だろう、今回の期末テストにおいて、この子の勝負科目は数学だろう。理科を除けば、他は9割ぐらいとってくる自力はある。ショックだった娘の姿を見て、見かねたお母さんが普段は数学の授業をとっていないけれども、今回は定期テスト前に定期テスト対策の授業をとってみたら?という提案に対して乗ったらしい。どちらかといえば、この子は刹那主義のところがあるので、塾側からすればその先の通常授業に繋げたいところだが、定期テストの結果を見て考えるという。

昨日の英語の授業は学校ワークをもう既に二周しているが、教科書本文がまだ全文覚えられないというので、以前教科書を見ないで、復唱再現練習をやったらものの見事に一度もつっかえずに正確に言い切ってしまった。これがたいていの子たちは、何度もつっかえ、間違えながら読みこなすのにである。そのため、昨日はさらに数段レベルを上げて、テープレコーダーにプログラムの本文を予め録音しておき、それを再生して、書きとってもらうディクテーションの練習。ナチュラルスピードで読み上げているので、そうとうに速い。テスト期間のときにそのテレコを貸してあげた。影のようについていくシャドーイング。完全に同じ速さで読み上げるオーバーラッピングといった練習方法も伝えた。実際に、通訳の人なんかが訓練している方法だ。これがしっかりできればまずリスニングや教科書本文の問題で失点するということはなくなる。

英語の今回の範囲は、不定詞と動名詞なので、中二の平均が下がる最大の山場といっていいだろう。
昨日も、彼女は最初こんなミスをしていた。『私はダンスをすることが得意です』という英作文を

I am good at dance.

と書いていた。
なるほど。動名詞を習いたての初心者がよくやってしまいがちなミスだと思う。なので、こんな解説をした
俺「英語ってさ、文の中に動詞ってふつういくつだっけ?」
sさん「1つ」
俺「そうだよね。だとすると、この文章だと動詞が2つあることになって文法のルールに違反していない?」
sさん「!」
俺「で、atが前置詞っていうのはいいよね。だから、動名詞っていうのはね、文字通り動詞を名詞に変えるの。そのルールに従ってdanceっていう動詞を名詞のdancingに変えれば正しい文になるよ」

先の見えない我慢の中でも、子供たちが勉強に意欲的に取り組めるきっかけはある。それは自分の受けている授業が「わかりやすい」という事実だ。少なくともこの先生の話を聞いていけば、自分もできるようになるかもしれない、そういう希望を与え、しかもそれが幻想に終わらないように、子供の実力を上げるのに適切な情報を適切な形とタイミングで与えていくことが、教師の最大の務めなのである。(富田一彦『キミは何のために勉強するのか』)

お母さんと面談していて感じたのは、この子との信頼関係は絶大だということかな。本来、こういった女の子は小さい頃から、知らない男性にはついていってはいけません!としつけられているはずである(笑)。では、なぜ本来ならアカの他人であるはずの自分が生徒からこれほど信頼されているのか。要するに信頼を得るとは、わかるように教えることと同義だからだ。

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by masa717h | 2017-11-23 09:47 | 指導メモ書き | Comments(0)
どうすれば子供が学力を上げるために自主的に取り組んでくれるのか?

これは長年、塾の講師をやっている方の永遠の課題ではないだろうか。生徒の数が増えれば増えるほど、講師の目は生徒一人一人にまで行き届かなくなっていく。専ら最近の課題は、まだ学習習慣が身についていない中一と中二生。学校ワークも未完のままで、テスト本番を迎えてしまうつめの甘さが気になるのだ。定期テスト対策の自習会のやり方を変えたのはある意味ではこういった中一、中二をどういうシステムを作れば伸ばせるかというシュミレーションでもある。

この四月から英単語・漢字の読み書き・計算といった基本的な小テストの積み重ね、三年生には理科・社会の一問一答も増やした。夏休みにはこれらのコンテストで景品も用意したりしたのだが、それ以降やはりこういったことに対しての取り組みは鈍りがち。中三はしっかり取り組んでくれる子も多いのだが、反復という観点からみると、ただ一回合格基準に達してしまっただけで満足してしまう子が多いのが現状だ。本来なら、例え合格できなくても、何度もやり直して全てを満点にするといった気概を持つような子がいない。ある意味俺からすれば、せっかくよいシステムを作ったと思うのだが、まだ上手に使いこなせていないのだ。この辺りの意識を少し変えるだけでも、抜群に伸びていく子が増えていくと思うんだが…。

明日で、内申に関わる中三生のテストが終わる。まだまだ模試では点が取れない子。ここから劇的に伸ばしていかないと、合格がおぼつかない子も多い。最後の勉強は独りでやらなければならない。ならば、その時間を有効に使って、知識を覚えたのならそれを引き出す練習を常にしてもらいたい。合格基準に達したからといって、本番ではそのときに失点した問題が形を変えたりして出てくる。入試とはそういうものだ。まずは雑でもいいから、一度完成させる。それができたなら、今度はできなかった部分を潰しこんでほしい。そういう反復こそが力をつける方法なのだ。

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by masa717h | 2017-11-21 09:27 | 指導メモ書き | Comments(0)
第6回の北辰結果が返ってきました。改めてデータや結果をちょっと検討していくことにします。

全県得点平均
国語 57,0 数学49.8 社会47.9 理科48,7 英語55.0

理想のテストとは、平均点が50点になるテストであるといわれがある以上、この数値を見ると、ある意味北辰の問題はとてつもなくよくできている。近年の北辰は以前自分が大学生講師だったころと比べて傾向が県立入試により近い形になり、本当に偏差値を上げるのが大変になってしまった。ただ、それでも入試は待ったなしだから、この結果を含めて来期以降の自分の授業の方向性や今後などを検討していく材料にしていきたい。そこで気になったことをいくつか箇条書きして整理する。

理社を制するものが受験を制す。

夏休み明けの第4回まではうちの塾ではトップの子が固定していた。ところがそのトップの子が志望校を私立に狙いを定めてから、理社に手を抜いてしまったためか、第5回からトップが入れ替わった。現在トップの子は社会の伸びが凄まじく、夏休み以前の回と直近の回で+8ほど偏差値を伸ばしています。(60→68)多くの子たちは勉強していても横ばいか下げることも普通なわけですから、この伸びは素晴らしい。今回社会で65以上取ってきた3人の子たちは県立入試でも安定して成績取ってこれるでしょう。この学年の子たちは理科も非常に高く、また集団授業もうまく機能して全体の塾内偏差値平均が60を超えた。これは誇れる数字といっていい。まあ、集団授業を担当してくれた若い講師の手柄にしてしまうのがいちばんよいかな。自信にしてもらったらいい。

英語はやはり構造が大切
夏休みだけ、俺の英語の夏期講習を受講した子、もともと偏差値60程度あった子ですが、夏休みは長文問題を一切やらずに、構文読解にウエイトを置きました。後は自主的に英単語・熟語のボキャブラリーを増やしてもらい、お盆休みに英訳した日本文を日→英変換できるようにする練習を課題として課して偏差値67まで行きました。昨年は英語でイマイチ結果を出し切れなかったので、ある意味今後レギュラーの子たちは今その構文の日→英変換をさせているのは以前の記事で書きましたが、その正答率が如実に偏差値に現れています。12月北辰までにはある程度書けるように仕上げておこう。

目標まで後0.5歩

自分が集団授業を担当した社会、とりあえず後期の集団授業を受けた子は8人ですが、1人都合により北辰を受けていないので、その子は抜いて7名の平均を出すと…

第6回平均 59、4でした。
悔しいなあ。今回は正答率15パーセントの東条英機を的中させたので、なかなかこせなかった偏差値60の壁を5名の生徒が突破してくれたのは、よかったが、極端に社会が苦手な生徒が1人で偏差値を下げたしまったのが60の壁を越せなかった要因。今は定期テストに集中してほしいので、とやかく言うことはしないけれども、この数値は本人が一番まずいと思っているだろうから、テスト明けたらビシバシしごいていくことにしよう。前期集団授業のみを取り、後期を受けそのいない子はたいていは横ばいか、下がってしまっている子がほとんど。特に社会は、1人の独学で何とかなると思われる筆頭教科だがその考えでいると危険だな。来期以降の警鐘の材料にしたい。結局は意識の差が偏差値の差につながったということ。


私立志望の子も1人社会の集団授業を受けていたのですが、この子は北辰でまだ思うような数値が残せず私立が提示する確約の条件が取れないというので、12月北辰で何としても数値を取りにいくという背水の陣を敷いて、理科・社会の特訓授業をする運びになりました。残りの12月までの短い期間で成績をスパークさせるなら3科目よりも5科目を引き上げてくほうが可能性が高い。この子の評価したい点は、私立を受けるからといって最後まで理社を捨てなかったこと。多くの子たちは私立に志望を決めると理科社会を勉強しなくなって成績を落とす子が圧倒的だが、それでもこの子は(私立志向に傾きながらも)理科・社会を最後まで授業をしっかり履修したのだから、短い時間であっても伸びしろは十分ある。後はどれだけ本気になれるか。

高校に入ったら今後の大学受験は小論文のような形に近くなっていくから、そのときに中学校のときの知識がないと苦労するぞ。逆に私立はもう少しこの理社の比重を考えてほしい。7月時点までトップだった子も、要求する私立の基準が3科でだったからで、国語の偏差値は70を超えているが、それでも5科総合だと苦手科目が1科目程度あっても、総合では理社ができる子のほうが上にくる逆転現象が生じた。

12月北辰に向けて
集団授業は終えてしまったが、まだ伸ばさないといけない子が、今回集団授業を履修した子のなかでは60のレベルを超えられなかった2名。ある意味、俺が恵まれているのはこの2名が背水の陣を敷いて、本気で取り組んでくれることか。忙しいや時間がないなどもう言い訳にはならない。授業だけでは限界があるので、塾のシステムや課題を上手に使いこなしながら、12月北辰は何としてでも、平均偏差値60超えは達成したいと思う。結局最後まであきらめずに頑張ってがむしゃらに暗記や課題に取り組んだ子たちが劇的に偏差値を上げるのだ。




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by masa717h | 2017-11-19 21:45 | 北辰 | Comments(0)
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by masa717h | 2017-11-18 10:02 | 北辰
もうすぐ2学期期末試験だが、それは高校生とて同じである。うちの塾には昨年の受験生が2人残って今でも週に一度授業をとって通塾している。あとは2人ともよく自習に来る。そのうちの1人は、俺が英語を指導しているハカセ君である。先日の中間テストもハカセ君の結果はクラス1位で、学年では8位だったそうだ。その得点の内訳は

英語表現97点
コミュニケーション英語97点
数学96点

…といった具合に続いていく。そのほかの細かい数字は忘れてしまったので、詳しくは記載できないが、この子の場合、高校に入って大きく伸びたといっていいだろう。information のスペルさえ、書き間違えなければ英語は98点で学年トップだった。こういう結果を見ると、中学から一貫してやってきた俺の指導は間違ってなかったのだろちょっと安心させられる。

そんな結果だから、授業でさぞや定期テスト対策に血眼を上げ時間を割いたのだろうと思われるかもしれないが、そうでもない。せいぜい、定期テスト対策に時間を割いたのは直前のたったの2回である。授業は文法書の解説がメインで、定期テストの勉強はほとんど塾に残って自習しているのだ。この子は中3の1年間で学習体力を身につけたということが大きい。埼玉県は1年生から内申をとても重視するので、その点もあり、チャレンジで上のレベルの県立を目指すのか、それとも中堅のレベルの県立を目指すのかということで一時期かなり揺れていたが、最終的に彼の出した結論は

中堅レベルの高校に進学して、そこでトップを取るということだった

最初のうちは、思い描いていたイメージと違っていたのか、クラスメイトに関する愚痴をよく言っていた。「あいつら、全然勉強してないくせに、それなのにGMARCH行きたいとか言っているんですよ~」

まあ、以前に比べたらGMARCHは優しくなっていると思うが、大学受験の大変さは高校受験の比ではない。多くの子たちは、不安だった受験勉強というものに決着がつき、区切りを迎える。ただ、本当に大変なのは高校に入ってからだ。特に今の時期、私立高校へ心が流される時期だが、確約をとったからといって安心してしまっては、次の高校最初のテストで惨憺たる結果になってしまう。そこで、私立は合格したからといってそうはさせじと大量に課題や宿題を出すところが多い。ただ、それも本人の問題。別に課題はやらなくてもよいわけだし、ストイックに勉強を続けてきたハカセ君でさえ、最初のうちは入学直前になって学校の英検の課題がまだ終わっていないというので、春期の1コマか、2コマはその課題を進めることに時間を割いた。

ただ、この子の場合クラスで1番をとったことが周囲をより勉強させるきっかけになったようだ。「まさかアイツがクラストップかよ!」みたいなまるで漫画版進研ゼミみたいな展開になった。それで周囲もますます勉強するようになったらしい。最近は、クラスメイトの愚痴も聞かなくなった。

中学入試で失敗して不本意な中学に入学することになったとしても、高校入試がうまくいかなくて大学合格実績が全然ない高校に通っていても、とにかく今通っているその学校で定期テストで満点を取り続けるような努力を続ければ、最高峰の大学に合格する可能性は必ず見えてくる。逆にどんな素晴らしい中学校に合格しても、その学校の定期テストで好成績を積み重ねていかない限り、今だけはよくてもそれは昔の勉強の名残または残照に過ぎないのであって、近い将来必ず成績は下がっていく。天才はともかくとして、普通の人間は中間テストや期末テストでの小さなステップの積み重ねでしか向上できない。『これを知らずに塾には通うな』 今井宏

これは、本当にその通りで多くの進学塾は実績を気にするのか、学習相談をする際には、上位へのチャレンジを薦めるであろう。ただ、この子の場合中堅に進学したのなら塾の助けを借りて自分の目標を実現したいというエネルギーが大きいのだと思う。学部さえ気にしなければ、今の努力を続けられれば学校推薦で十分大学に合格できるだろう。

ハカセ君の最近の悩みは模試が思うように得点できないということだ。だからこういうことにしている。
「とにかく今は学校の定期テストを頑張りなさい。そういう努力を積み重ねていけば、模試の成績の向上も早く訪れるはずだよ」

高1からの通塾はある意味では、生徒の意識の高さを示している。受験の頃とまでは言わないが、ほんの少しの努力の集積がおそらく高2になってとつてもない差を生むのだろう。受験のときに周りが勉強するから、自分も勉強するというのは当たり前。だけど、周りは受験をしていないなか、多くの子たちが塾をやめて開放感に浸っているなか、ストイックに受験レベル並の努力を続けているハカセ君。差がつくのは当然といっていい。通塾する子供本人のモチベーションが一番だけど、高1からの通塾もやはり大事ですね。

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by masa717h | 2017-11-16 10:35 | 指導雑感 | Comments(0)
2学期以降、英語を担当している子の小テストは全員が日本語→英語の日英変換テストを行っている。一部だけ問題を列挙すると

(1)久美はいま、英語をとても上手に話すことができる。私たちも彼女のようにたくさん練習をしなければならない。(canを使って)

(2)外はとても暗くなりました。私は心細くかんじました。それで、私はホテルへ歩いて帰りました。

(3)私はきのう、通りでベティー(Betty)を見かけました。彼女は友達と歩いていました。楽しそうにおしゃべりをしていました。

…指定された範囲の中から、全部で10個問題を出している。2学期の一番最初にやったころの熟語の日→英変換よりも格段に難易度が高くなっている。これがスラスラ書けるようならいくら難しくなったとはいえ、学校選択の英作文も無難にこなせるだろう。

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材料として使っているのは、夏休みに長文を読みこなす橋渡しとしての構文読解。一定の基準を設け、一定の基準に達していなければ、範囲を広げて小テストを課すため、最初は10個くらいが範囲だが、不合格になると15個に増える。子供たちはブツブツ言いながらもしっかり取り組んでくれている。昨年は英熟語の文章を50個日→英変換だったのだが、複文に増えているのでこちらのほうが明らかに大変だ。51個と一見覚えられそうと錯覚させておいて、実際覚える文の量は100を超えている。ただ、これにしっかり取り組んでいる子はいろんなことに気づいてくれるのである。先日はある女の子からこんな質問を受けた。

生徒「先生(3)なんですけど、yesterdayみたいな副詞は、通常文末に来るって学校の先生に教えてもらいました。ただ、この文章はyesterdayが文末に来ていません。どっちが正しいのですか?」

俺「それは情報構造っていってね、英語ってふつう強調して伝えたいものを一番後ろに持ってくるの。だから、ベティに会ったのは昨日なのよ!って強調したければyestedayが後ろ。ベティに会った場所が通りなのよ!って強調したければon the streetって語句が後ろに来るの。どっちでも正解なんだけど、学校の先生がそういったのなら定期テストではyesterdayを後ろに持ってくるほうが無難だね。」

いきなり予期せぬ質問をされたので、ふと情報構造なんて言葉を口に出してしまったが、こういうことをしっかり理解しておくと、今後4文型→3文型への書き換えも自然と理解できるだろう。実際、この子は学校の先生の説明と自分が覚えた例文に違和感を感じて質問してくれたわけだが、俺の対応でこれで1つ発見をしてくれたわけである。2学期以降はこういう『観察力』を高めることに焦点を置いて授業をしているわけだから、俺の狙いと生徒の質問が一致してくれた瞬間だった。
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by masa717h | 2017-11-15 10:16 | 指導メモ書き | Comments(0)
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by masa717h | 2017-11-13 09:23 | 北辰
先週の土曜日にて後期全8回の集団授業が終わった。後期の社会は理科と並行して開催という形だったが、少なくとも前期から受講し続けた子、後期から新たに受講することになった子の合計で全8名となったわけだが、前期の手段授業が13人いたこと(うち2人は中2で後期の内容は公民メインなので召集はしなかった。)を考えたら、いろいろ反省しなければ点は多くある。ただ、その点をふまえて、後期は教材の選定から授業内容も改善を加えていったので、後期授業のほうが格段に生徒を伸ばしてあげられることができたと思う。理科の授後期から業が始まったので、妥当に考えたらそちらに流れるだろう。それでも社会を受講してくれたわけだから、受講した子の意欲、出席率はとても高かったように思う。全8回の授業で欠席は1人・1回(家族の用事によるもの)だけだった。来年度も、もし自分が社会の集団授業を担当することになったら、どういった点を治す必要があるか、今年改善した点もふまえて改めて整理しておこう。

1学期の主な目的は、基礎力の確立。社会でいうところの基礎力とは単純に一問一答がベース。集団授業の場合は、まず各自で自分の目指すレベルを決めてもらって、それに応じて毎回課題をやってきてもらうという設定にした。Aレベルならまず偏差値50以上、Bレベルなら偏差値60を超えるレベル、Cレベルなら偏差値70以上と3段階に分けた。Aランクは北辰で落とせない問題だけにまず絞って実施し、Bランクは少し意地悪をして課題をきつめに出した。70以上を目指すなら、これぐらいできて当然といった各レベルの量を1週間でやってこれる量に調整する。毎回Tシートと称して、提出を義務づけたのだが、これはよくなかった。後期は課題だけは書いておき、後は個人のスタイルに任せる放任にした。

前期授業に関して反省する点をいうならば、とにかくはりきりすぎて分量を詰め込みすぎた点だ。授業延長も多かったし、かなり長い時間授業を伸ばしてしまったこともあった。8回で地理・歴史の中1・中2分野の北辰主要単元をやるのだが、やるとしたら次年度はもう少し工夫の余地がある。地理→歴史の順番は変えないが、中2の子たちに気を使ってしまい、歴史の演習時間を多めに設定できなかったところも反省としてあげられる。教科書を使えば、条件は同じであるから、もう少し演習の時間をとったほうがよかった。後は、近現代までを実施できなかった点か。これも、このタイミングをどこかでとらないといけない。

1学期から2学期にかけてもう1つ大きかったのはフリーマーケットアプリであるメルカリの存在を知ったことだ。今まで、ブックオフでしか北辰の過去問は手に入らなかったが、これにより比較的簡素な値段で過去3年分の北辰を入手できた。H25、26、27と揃えてみてわかったのは今の40分で解くという形式に変わったのはH26年度からだ。それ以前は30分で実施という短いものだった。昨年から50分に試験時間が変更されたことを考えたら揃えるのはこのH26年度以降の問題で十分だ。

夏期講習の期間で既にできるようになっている子たちには、地理・歴史の記述式問題の演習をやらせた。夏休みは時間が十分にあるので2分野にわたって、この演習をやってもらう。この記述が部分点から満点答案が作れると、北辰の点数の伸びが大幅に変わってくる。さらに余裕があるので、公民の先取りもやってしまう。苦手な子たちが一問一答の範囲を少し広げてそれをひたすらトレーニングしてもらう。理科・社会も章テストを進めるシステムを夏休み明けに作ったので、来年はこの時点から進められる。仮に講習を受講できない子がいるとしても、こういった形で自習の指示が出しやすくなった。

毎回9月の成績は素晴らしくよいのだが、10月になり範囲に公民が入るとガタンと下がってしまう子もいるので、先に公民のちょっとした難しさに慣れてもらう。ただ範囲も狭いし出されるテーマもだいたい決まっているので、ここで下地を作っておくと定期テストにも結果が反映されやすいようだ。これは社会が苦手な子にこそさせておきたいテーマかもしれない。

昨年から想定していたことだが、記述問題の配点の割合は全体の40%だが、その全8問のうち、7題は講習で扱ったのと同じ問題が的中したわけだから、ここで記述が解けるレベルにまで生徒を高めるのが前期の集団授業の目的。一方で、できない子たちは一問一答を使って、とにかく社会で足を引っ張らない程度(偏差値50)のレベルにまで最低限引き上げておくことができない子たちの目的。毎回、授業の振り返りを書いてもらうプリントに目を通すとやはり、普段偏差値が低く出てしまう子ほどトンチンカンなことを書いていた。

もう1つ俺が気にしなければいけないのはホワイトボードに書く字について。どうしてもスピードを重視して殴り書きで書いてしまがちで、改めて自分の字を見ると(ひでーなこの字)と思うことがあったので、ホワイトボードに丁寧に字を書く方法をネットで調べてみた。そこで解決策として考えたのが1ホワイトボードの隅にマグネットを置いてそのマグネットと平行になる字を書くことを意識したこと 2細いペンだと書きづらいので太いペンを用意しておくことだった。

この2つを意識するようになったことで、ホワイトボードの読みやすさは改善できたと思う。
後期授業の時点で社会が苦手だった子たちが偏差値50を超えた結果が出たのは朗報だった。これで十分説明が理解する体力もついてきたわけだから、少しづつ後期の授業は問題の解法や考え方に焦点を当てて解説していった。正誤問題やグラフの読み取りや記述の仕方など、前期に教えてあげたことが生きてくるわけだが、前期に出ていない子については最初の授業でガイダンスをやり、しばらくインターバルが空いた子にもどんなことをやっていたか思い出せたと思う。毎回の一問一答の満点取得者がだいたい1名か2名に限られていたので、次年度はもう少し工夫しておきたい。こういったことがしっかり取り組めるようになるだけで成長のスピードが違ってくる。

後期授業から毎回授業の冒頭でトピックを示していたったので、授業の理解はすんなり頭の中に入っていっただろう。この集団授業の主な目的は、北辰の成績UPが目的なので、学校の授業との兼ね合いがとても難しく、おそらくこのタイミングで終えたのも、最後の内申に関わる学校の定期テストに集中してもらいたいということで当時の自分が考えていたのだろう。ただ、定期テスト対策として前回の定期テストはそれでしっかり結果を出せている子も多いので、もう1,2回ぐらいあってもよかったというのが正直な本音。特に経済分野について解説する時間がななくなってしまった。来週の金曜日に北辰の結果がおそらく却ってくるはずだが、このときの結果が自己ベストではなく、12月の結果で自己ベストとなるような構成になってもらいたいのが、後は生徒の自学次第ということになってしまった。最後は自習問題を無理のない範囲で大量に載せてあるので、これをしっかりやりきった生徒は北辰でも入試でも対応しきれるぐらいの学力はつくだろう。学校ワークは繰り返し解く力は十分に備わっている子たちだ。あの子たちの結果を見ながら今後集団授業のやり方・進め方を再度見つめなおしてみることにしたい。間違いなく上がっている子がほとんどだと思うが、では全員を伸ばせたかというと少し疑問が残ってしまうので。後は冬期講習で残った公民記述と分野融合がメイン。去年の子たちの入試平均が60点代なので、今年の子たちのレベルを考えて70点代ぐらいまでには引き上げたい。

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by masa717h | 2017-11-12 21:22 | 教師修行 | Comments(0)