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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

昨日で冬期講習の前半戦が終了。12月22日から24日の模試を挟んで休みなしの8連勤でした。ツイッターの塾の先生がこのことを今上映中の『鋼の連勤塾』に捩って、『鋼の連勤塾』と例えていましたけど、まさに自分もその通りで9時から22時までフル回転です。メインは中3生ですが、昨年と違った学校選択の対策(英語)に加え、ここに高校生の現代文の授業→予習→解説がほぼ毎日あって、はっきりいって仕事倍増でございます。自転車操業のような毎日でした(当然睡眠時間が削られていくわけだが朝9時から授業があって、7時には起きなければいけないので寝坊できない)。

1限から8限まで目いっぱい授業を入れるとさすがに疲れるので、お昼の3限目の授業だけは休憩時間として(といっても予習やることが多かったけど)それ以外はギッシリ授業を消化しました。この直前の時期に中学受験生の生徒がインフルエンザにかかってしまってということを除けば概ね満足いく仕上がりなようです。

ただ心配なのは以前、模試で極端に成績を下げてからネガティブ思考がなかなか拭いきれないSさん。学校の成績はかなり満足いく内申点だったようです。実技科目で稼いだそうです。ただし、24日から実施している模試については絶対に落としてほしくないようなところを落としているため、こちらとしては相当に頭が痛い。模試のような極限状況に追いつめられると、どうしても『無理』『できない』と早々にあきらめ、白紙解答を平気で作ってしまう自己不信が現れてしまう。

11月の終わりぐらいから、取り組んできた英語長文対策ですが、少しずつ成果は出ています。何度も取り組んでいくうちに、内容一致問題の正解率が格段に向上してきたのが講習に入って現れました。長文の内容について○か×かを判定するだけの問題ですが、間違えた場合はどこを根拠にして解答したのか理由を尋ねていくため、最初は適当に答えたとしても次第にリーズニング(正解にした根拠を考えること)ができてきました。教えている子たちも全体的に正答率が上がってきました。

ただし、英問英答のような形式になってしまうと、聞かれていること事態は単純なことであっても難しく考えすぎてしまうのが次の課題になっている。少なくとも、ここのところで部分点だけでも拾いにいく執念を見せてもらわないとね。英単語や熟語の進み具合もまだまだ。長文読解はあくまでもどう考え、解くのかを伝えていくスタイル。そこで与えられた道具をどのように次にいかすのかを考えてほしい。ここまでやってきた内容を軽く触れると、

設問を解く手順は?

下線部に冠詞のaやthe を見たとき、文の前後どちらを確認しなけばいけないのか。

文中にandを見たときにどのように処理しなけれないけないのか

前置詞byとwithはどのように使い分けるのか?

文のどこかに対比になっているところはないか

enjoyやfinish といった単語を見たら何を思い浮かべなければいけないか。

Letsの言い換えを4通り言い換えられるか?

…長文を読んで解説していくたびにこういったことをしつこいぐらいに何度も確認していく。


ここまで一緒に長文を解いてきた子については、違う問題でありながらも解き方は一緒と確認してきた。

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後は、授業のなかで扱った長文は必ず自分で和訳を作成して復習としてこれ以後の問題のときに、自分で解けるイメージをきちんと持ちながら、書き込んだページを見ながら音読してごらん。

復習とは次の予習のことだよ。
Sさんには、そんな風に伝えて、毎回この長文和訳はしっかりやってきているようだ。ただし、形式や不慣れな問題になるとすぐにできないと思いこんでしまう。このネガティブ消し行動をもう少し続けないといけないようだ。こういった子に限って何回かある直前の本番そっくりの模擬試験を『もっと実力をつけてから…』といって頑なに数字や数値を出すことを厭うように思う。

昨年はそれで手痛い失敗をしたので、今年は本番と同じ極限の緊張感を全ての回しっかり受験してもらうことで本番に強くなれるのだと思う。

とにかくこの子にとっては自己不信が最大の課題だ。しっかり勉強しているというのなら、火事場の馬鹿力を見せてほしい。そのリミッターを自分で外せることができたとき、きっと受験生としてでなく、間違いなく大きく成長できるはずだから。




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# by masa717h | 2017-12-30 21:29 | 指導メモ書き | Comments(0)
冬期講習での出来事です。

中2の生徒が「明日の漢字テストのプリントをもう一度練習したいので、プリントを頂けますか?」とたずねてきたので、再度プリントを印刷して解答とセットで、渡してあげた。基本国語を解くスピードが遅い子は例外なく漢字が苦手な子が多いので、最近では小学生レベルからやらせるようにしている。Wさんも、学校の定期テストの漢字はまだ点数が…という子だったが、ようやく小学生レベルの漢字ならば練習して満点を積み重ねられるようになってきた。ちょっとずつ自信がついてきたようだ。

ただ…先日解答を渡した際に、「これって解答をそのまま覚えればよくないですか?」とどうも妙な誤解をしていたので、指導してあげた。日本語にはたいそうに同音異義語が多い。漢字テストには必ず文脈の使い方が乗っている。そこで、よく使われる漢字として、すぐ近くにホワイトボードがあったので、『鑑賞』と『干渉』の2つの字を書き質問してみた。
俺「この2つの意味はどう違うのか言ってごらん」
生徒「ええと、鑑賞は音楽とか聞くやつで、干渉はわかりません。」

…当然辞書を引かせて意味を確認させる。正しい例文が作れたら合格。もし、答えだけ覚えようなどと思ってしまったらこういうところに派生していかない。

ところで、解答といえば、原則自分の扱う教材については、解答を渡すことにしているのだが、なかには答えを渡したくないなと思ってしまう子がいる。それが答えに過度に答えに依存してしまう子。正直、今の時期は受験生は可能な限り力試しでなるべく答えを見ないで解いてもらいたいのだが、そこまで堪えきれないのか、すぐに解答に飛びついていしまう子がいる。当然、成績は下降気味。

英語の長文教材を渡すときに、この子だけは解答を渡すべきか迷ったのだが、同じ授業を受けている子が学校で同じ教材の復習をしているのを見かけたそうで、不平等だと感じられるのも何か嫌なので結局は答えを渡した。授業の中で演習の解答はその場で確認させるが、長文演習は全訳させて音読に取り組むサイクルを1つの流れにしているので、答えがないと不便な時もある。この答えの扱いや使い方について、指導者は気をつけなければならないと思った2つの事例だ。
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# by masa717h | 2017-12-28 23:21 | 指導メモ書き | Comments(0)
金曜日から冬期講習が始まりました。夏休みに比べて冬休みは期間が短いので、短期間で結果を出さなければならないというのは入試とも共通しています。公立受験まで残り3か月となりましたが、なかな5教科が全てできる受験生などまずいません。この時期に全くの不得意科目があるというのなら、それはマネジメントができていない証拠ではあるけれでも、四の五の言っても始まらない。

指導する立場として、特に受験生はしっかり勉強しているので、直近の模試も参考にはなるだろうがあてにはしないようにしている。国語・社会なんかは講習でしかとらない子が大半なので、必ず少し苦手な分野はどこか訊くようにしている。説明文の内容一致問題だけがうまくいかない。昨日国語を担当した子はそんな子だった。もう既に、埼玉県の説明文の入試問題を解きつくしていて、春からしっかり受講し続けているのでこちらも扱うネタがなくなってきた(笑)。

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その日はたまたま高校1年生の現代文の入門授業をやることになっていたので、急きょそれをやることに…

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問題を読んでいく手順としても悪くないし、基本的な姿勢はしっかりとできている。公立の過去問の説明文は既に解き切っているので試しに立教大学の入試問題をやらせてみました。結果は…内容一致問題のみ間違えた1問ミス。解いていて思ったが、おそらく正しい選択しと間違えた選択しを分析する視点を持っていないのかな?という印象でした。

それでも、中学生が大学受験レベルの問題を1問ミスしただけなので、たいしたものだと思います。
基本的には、大学受験であろうと高校受験であろうと、アプローチの仕方は普遍ですからね。今年の受験生は意識が高い子が多いので、どうせならその先を見据えた指導をしたいと思います。


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# by masa717h | 2017-12-24 10:34 | 指導メモ書き | Comments(0)
以前の記事に書いたOさん。この子は夏の途中ぐらいに入学してきて、夏前の北辰で偏差値がずいぶんとガタンと下がってしまったのだが、夏期講習がV字回復のきっかけになったようだ。もとより普段から勉強に対しての取り組みがうまく、単語テストを施すのもノートにきちんと定規で線を引き左側に英語、右側に日本語を書き、そのノートに折り目をつき、常にテストをできるようにまとめていたりとかして関心してしまった。学校の内申はもう一段上のレベルを狙ってもよい位なのだが、本人・親とも安定の現状維持をしたがっているように見える。以前書いたハカセ君のような事例がある以上、自分はその子が行きたいと思えるところにいってくれればよいので、過度に進路に関して口に出すことはしないことにしている。

夏期講習のみの講習生として英語を教えたのだが、こないだの北辰で偏差値70をとってきたのは驚いた。(英作文は少し触れてが長文の授業は一切やっていない。)学校選択が不安だからという理由で今前倒しで冬期講習を消化しているのだが、授業を週に一度取っているレギュラー生と比べて本当に授業を大切にしている姿勢が伺える。例えば、いつも毎回冒頭に小テストを実施する際にいつも(五分まで)準備できる時間を聞いているが、たいていの子たちは即答で五分欲しいです!と答えるのだが、彼女はいつもいりませんといい、いつもクールに満点かそれに近い点数をとる。逆に5分欲しい!と言ってくる子に限って満点は取れない。準備が不足しているからだ。実際、レギュラーの子たちも同じ教材を使って長文読解の演習をさせているが、たった4回の授業でいつのまにか彼女が長文を一番進んでいる子になってしまった。全12回の授業で長文を30個やっつけると宣言したので、1コマあたり3つ以上のペースで長文を処理していかないといけない計算だが、このペースなら間に合いそうだ。

それにしてもわずか5分の差がとてつもない差になっていくのだなと実感している。

たった12回しかない講習だが、とにかく1分1秒でも無駄な時間は使いたくないという貪欲さを感じる。英語で北辰70を取ってきた子など久しくいていなかったが、それだけの集中力で授業に取り組んでいるからこそ到達できたんだと思う。また、諸事情により理科・社会などの授業は取れないので、自学で進められる教材を何かもらえないか?とリクエストしてきたので、集団授業をまとめた教材を渡してあげた。しっかり反復して力をつけてほしい。これからこの子はまだまだ伸びる可能性を秘めている。指導者としてこの子の力を最大限引き出してあげられるよう頑張ろう。
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# by masa717h | 2017-12-22 00:02 | 指導メモ書き | Comments(0)
先日、センター試験に代わる新しい試験を高校生に実施したそうです、その問題が公表されていたので専門である国語に目を通してみましたが、生徒会の規約をもとに正しく書かれている記号を選びなさいという問題…これどちらかというと社会とか小論文に近いような…。あとこれよく言われていることですが、採点本当にどうするんでしょうね。もし、これ塾の先生とかに採点を打診とかされようなものなら少なくとも自分は全力で断ります。

多分100万円もらえるとしても嫌だって言いきれる自信がある。
だって、仮にミスなくなしとげたとしても誰もほめてくれないし、逆に1つでもミスが見つかりようものなら激しい批判の嵐にさらされる憂き目にあわされるのが目に見えているから、一番困るのは間違いなく受験生。入試改革は大いに結構なことだけど、それは誰の為なのかしっかり考えてもらいたい。

さて、ずっと書いていなかった思考力・判断力・表現力の鍛え方の続きです。直前の社会を例にちょっと考えてみたいと思います。

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集団授業の最終回で解かせた平成14年の埼玉の入試問題。塾に通っている子以外では、こんなに古い問題をやる機会はおそらくないでしょう。黒潮に浮かぶ日本で最初の世遺産( X )島と書かれていて隣に主な世界遺産が書かれている日本地図がある。大問では、( X )島ではなく、( X )島の場所を聞いてくる辺りがよく作られている入試問題だと関心してしまう。この問題よく考えたら( X )に入る言葉がなんだかわからなくてもしっかり考えることができれば正解できてしまう問題なのである。去年もこの時期に全く同じ問題を受験生に解かせた。問題事態は西暦換算すると2002年なのだが、当時はゆとり教育の真っ最中で知識に関することが聞けなくなった分、もしかしたら質のよい良問が多くなっているのかもしれない。

この問題解けない子たちがついつい( X )島が何なのかを一生懸命考えこんでしまう。しかし、使うてがかりはそこではない。この問題一見目立たないがヒントになるのは黒潮なのである。ちなみに黒潮は今年使った一問一答の問題集のAランクにあたり、図表整理というページに黒潮はどの位置かというのか書かれているのである。要するにこの問題は基本的な知識だけで屋久島など知らなかったとしても正解できてしまうのだ。黒潮事態は知っていても、空欄の( X )に囚われてしまい、そこだけを見ようとするとなかなか正解できなくなってしまう。自分はこれを雑音と呼んでいる。つまり、知識それだけを単体で知っていたとしてもその知識を立体的に組み立てられないため、正解にたどりつけないのだ。

今年の社会は段階的な学習を心がけていたので、1学期、夏休みまでは一問一答を軸にひたすら暗記がテーマ、集団授業も覚えることが多い社会においてどうやって覚えるかという暗記の手法がメイン。で、この辺りからある程度できる奴からしたらあの先生、暗記しかやってくれないんじゃね?みたいなイメージが沸く。もちろん一問一答だけ(自分)でやるのとさして変わらないと思い2学期からの後期は授業を切る子が何人かいた。残念ながらそういう子は伸びない。独学でどれだけやってもせいぜい北辰の偏差値は60程度で留まるだろうと思っていた(実際にその通りだったが)。

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さらに指導者側の視点で面白いと思えるのが埼玉の平成12年度のこの問題。一人あたりの国民総生産、乳児死亡率、人口千人あたりの医師数を表したものと書かれており、意地悪なことに日本以外の国は①~⑤と表記されていて、その①~⑤は世界地図中に表記されている。アメリカ、ブラジルなどの主要な位置は分かるだろうが、ミャンマー、エチオピアなどの位置を知っている受験生はそうはいないだろう。そこで今度は目の前の現象を正直に見る目が必要になってくる。この問題国際社会の重要な問題を考えろと言っているので、まずはそこにマーカーを引かせ、国際社会の重要な問題って何だと思う?と発問してみる。そういって発問すると、案の定すぐに答えが返ってきた。南北問題…そうこの問題の手がかりは南北問題を説明すればそれでOKなのである。だから、実はこのグラフは単に先進国と発展途上国を2つのグループに分けたものにすぎないのだ。

この2つの入試問題に共通して言えるのは

分からないことがあっても正解には辿りつけるということである。
2学期はそういいたことに拘って、言ってみれば丁寧な頭の働かせ方、また解答するに至ってのプロセスなどを整理していった。分かりやすい授業だけで授業を組み立てようととすると、余計な雑音が入っている入試問題を選定しない先生がいるがそれでは生徒の力はつかない。ついつい指導者は自分の持っている知識に寄りかかってしまいがちだが、こういった直前の問題にはどこまで分からなくても正解できるのか。そういった視点を持ってあげることもまた大切だ。



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# by masa717h | 2017-12-20 15:44 | 指導メモ書き | Comments(0)