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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

中学受験を担当している生徒に夏以降ちょっとだけ変化だあった。お盆を空けたぐらいに「志望校はS1中学でいいの?」と尋ねたところ、「実はS2中学にいきたい!」と言い出した。これまで少し心配していたのが、近いからという理由だけでS1中学を志望校に決めていいのかと心配していたが、S2中学には演劇部があって、演劇部に入って活動したいというもの。こういう健全な理由なら後押ししてあげたいと思う。

もともとこの子の中学受験をやりたいと考えたきっかけは、某有名子役の難関私立中学合格というニュースだったというので、親から聞かされていた。それで、そのときに聞いていたのが、子役のオーディションも受けたりしていたとのこと。憧れは本田実結ちゃんだそうで、こういうのに疎い自分は知らなかったのだが、後で調べてみると『家政婦のミタ』でブレイクした子らしい。結構行動力があるなあと思ったのと同時に、夏期講習ぐらいから緊張感が緩和したのか、授業のなかでもよく笑うようになった。前までは、本当に反応が薄くて、きちんと理解できているのかすら、表情から読みとれなかったが、笑うようになっただけでも、授業のメリハリは効くようになった。

S1中学はここ最近特に進学に力を入れだしていて、付属の中学が出来たのもつい最近。中学から入るのならば、旧帝大クラスを目指せみたいな空気を全面に押し出しているので、小6からとスタートが遅かったこの子には難しい。下剋上受験みたいなパターンは、あれは例外中の例外。一方のS2中学は、昔から存在しているどちらかといえば、首都圏の有名中に入れなかった子達の確実な滑り止めみたいな中学として存在している。

どう考えても向いているのは後者の方かなと思うのだけれども、S1中もチャレンジするということになった。本当ならS2中だけに絞ったほうが合格はさせやすいとも思えるが…そこは本人の意思を尊重するしかない。この子は持病を抱えており、ここ最近変な天気だった影響もあり、塾もどちらかといえば欠席しがち。自身が担当している社会も、今まで3回ほど欠席されてしまったので、考えていたカリキュラムを削りに削って(削った単元については、冬期に復習としてやらせる)どうにか、今使っているテキストを1周できる段階にまで来た。11月後半からは、この2つの中学の過去問演習に入る。課題はまだまだ山積しているのだけれども、直前まで伸びると信じてやるしかない。
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# by masa717h | 2017-10-30 10:31 | 指導メモ書き | Comments(0)
塾の講師をやっていると、毎年この子は成績を上げるのに時間がかかると思ったタイプの子がいる。兆候としては、わからない問題あるいは難度の高い問題に取り組ませたとき、すぐに「わからない」「できない」「無理」と考えることを放棄してしまう子。自身の経験では、圧倒的に女子に多い気がする。男の子はプライドがあるのか、すぐにはわからない、無理、できないと言うことは少ない。

これまでこういったタイプは何度も成績を上げるのに苦労した経験があり、大学生のアルバイト時代の頃からずっとこういったタイプの生徒を上げるにはどうしたらよいのか腐心した経験がある。今年の受験生にもやはりこういったタイプがいる。こういった子の指導はかなり難しい。なにせ、いきなり難問を与えても、まともに考えてくれないのだ。で、彼女らに共通して出てくるセリフ「できない」「無理」「わからない」の3点。思考は現実化するという言葉にある通り、何とか解説を終えてもその日のうちは理解できたとしても、結局後日同じ問題が習得出来ずといったパターンになる。こういうネガティブな思考を持っている子は今までの経験からかなり伸ばしづらい部類に入る。似たような子を指導していて苦労されている先生も多いのではないだろうか?

ところで、以前読んだ本のなかに、自己啓発の本ではあるがスランプ時期の行動方法としてどうすればいいかといったことが書いてあった。その本の中から内容を少し引用する。

営業マンをやっていた当時、私が得意としていた飛び込み営業から、はじめて経験する電話による営業(いわゆるテレアポ)をしてほしいと会社から言われたときのことです。正直、最初はまったく結果が出ませんでした。約2か月間は契約数0件、売り上げ0円で給料泥棒とも言われ悔しい思いをしました。「アウトソーシングの会社として大手企業のコールセンターや総務の設備管理を1手に引き受けます!」という営業だったのですが電話をかけても断られるという毎日でした。アポイントが取れて現場に向かっても、ただ名刺交換をして「仕事をもらえる気配がない」というさみしい結果です。あのときは「これでは本当にまずい!」と非常に焦っていたのを今でも覚えています。売り上げが全く上がらない状況に、会社もプレッシャーを与えてきて「退職」に追い込まれそうな状態でした。

このようなことで悩んでいた私は、休日の2日間にカフェや実家(家族に話を聞いてもらったり)に帰って、今後の仕事についての作戦を練ることを
えました。そして「私は、なぜこのような状態になっているのか?」「なぜ結果が出ていないのかと考えたのです。

・今まで得意としてきた飛び込み営業とは違って、結果が出ないということから楽しさを感じられない。
・仕事の達成感が生まれない
・その結果として、自身の営業パワーが落ち、担当者から、「気に入られない人」になっている(実際、そのときは電話をかければ「怒られる」ことも多くありました。

つまり私のスランプの原因は「仕事に充実感を持っていない」ということだったのです。それから私はある目標を作り、電話をかけるようにしました。それは「1日2件の訪問の約束を取る」ということです。しかし「訪問だけすればOK」という自分に甘い目標を立てました。これができたら営業はやめてしまって、営業の事務や自分の興味のある会社の情報を集めるという、心理的低い仕事をやろうと考えたのです。とにかく今まで飛び込み営業のときにやっていた目標の立て方である「会社の目標である契約を月に何件、売り上げ●●円を必ずやる!」とは決めず、「一日2件の訪問をする」ということだけにしました。このやり方を実行していくと、私は仕事が楽しくなっていきました。なぜなあ、「自分が考えたノルマを終えれば成功でありその日のアプローチは終了!」と考えられたからです。そして、小さな結果が出るようになると、目標達成の楽しさから1日2件を、1日3件、4件、5件と変えていきました。そうこうしているうちに、大手企業との受注が決まり、ビル1本立つぐらいの営業成果を持って帰ってくることができました。


スランプ時には、自分ができそうな「甘い目標」を立てることが重要です。

後日、知ったことですが、ある心理学者の法則を気づかないうちに私自身実行していたようでした。その心理学者の法則をご紹介しますので参考にしてみてください。

①目標はひとつだけにする
②数日じっくり考える
③以前立てた目標は避ける
④ごく普通の目標にする
⑤細かくポイントを設定し、ひとつずつクリアしていく
⑥自分にプレッシャーをかけ、サポートを得るために友人や家族に目標を話す
⑦定期的に「達成するとどう好ましくなるのか」を書き出し、利点を考えるようにする
⑧モチベーションと進歩の感覚を守るため、ひとつのステップをクリアしたら自分にご褒美を与える


なるほどねえ、既に実施済のものもいくつかありますが、目標を小分けに設定するってのはこういった子の指導は特に大切だと思う。難問を解く過程を分析していって、ひとつずつ小分けにしながらクリアさせて、気づいたら大きな山を登らせきれたことを実感することが大切なのだろう。そのためには、まずは小テストを工夫することからかな。


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# by masa717h | 2017-10-27 23:53 | 指導メモ書き | Comments(0)
以前代ゼミの教育総研にて、高校の先生向けの指導スキル向上を目的としたセミナーに参加してきたときのことです。恩師でもある富田先生の授業を受講したのですが、そのときのセリフが印象的でした。知り合いに中学、高校の教員がいるのだけれども、彼らが言うセリフは、
中学校の先生「週3時間の授業では、英語に慣れるのが精一杯で、とても体系的にルールを教えている余裕はない。だからその先は高校でやってくれ…」と、一方で
高校の先生「基本的なルールは、中学校で終わっているはずだ、と。1年間でリーダーのテキストを終わらせるためには、いちいち細かいことまで時間説明してはとても時間がたりない…と」

要するに責任の擦り付け合いのような状態になってしまっている…と。じゃあ、結局どこでやるかといったら塾や予備校で…といった話になる。先日、5文型のことについての記事を書きましたが、今この5文型しっかり教えられない背景こういうところにあるんだろうなあと。公立の中学校でも、本当はしっかり教えたいのだろうけど、時間が足りないゆえ、この単元どうしても熟語という形で処理してしまうのでしょう。

実際、予備校でこの先生の授業を1年間受けていて、構文読解の授業を担当していたのだけれども、仕込みと称しておよそ2時間30分にわたって、5文型及び句と節の解説です。予備校の授業は1コマ90分なのだけれども、英語の読み方をイチからやろうぜ!といった形になる。他の授業は、1回目からテキストに入るのに、1コマまるまる仕込みの解説に使うもんだから、えっテキスト終わるのか?みたいな空気になるのだけれども、その仕込みが終わるとそこで授けた知識を使用しながら、バシバシ進めていくので、結果余って長文もやるぐらいの時間が余る。

ところで、今年の子たちは、理系的なセンスを持っていて、理科や数学が抜群に得意なのに、英語だけが苦手で…という子が結構多い気がする。高校に入ってからの英語は論理的思考の追及だから、この5文型しっかり教えることができたら、結構できるようになるんじゃないかなという子も多い。ただし、教える側がこの5文型をしっかり理解しておかないとただのパズル要素で終わってしまう。いろんな塾の先生がこの5文型の話はされているが、もし自分が今年の子たちにしっかり理解させることを想定したら、こんなことをやりたいと考えている。

① The man [ ]ed.
② The man [ ]ed angry.
③ The man [ ]ed a girl.
④ The man [ ]ed her a present.
⑤ The man [ ]ed her angry.

導入として穴の空いた例文を見せて、誰かこの文章1つでも訳せる人といった形で尋ねてみたい。多分、単語に穴が空いてるから訳せるわけねーだろみたいな顔をするはず。でも、この文章、①と③は無理でも、第2文型、第4文型、第5文型は、その型が表す趣旨が決まっていることが理解できていれば、②、④、⑤は訳せるのだ。方程式を解くような感じで少しずつ謎を解いていく形でやっていく。長文で未知語に出会ったときの推理や推測にもつながるし、英作文にもつながっていく。そうやって最後にそのからくりがわかったとき生徒はめちゃくちゃ嬉しいはずだ。



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# by masa717h | 2017-10-26 11:23 | 指導メモ書き | Comments(0)
社会の集団授業の際に、毎回授業の後に振り返りの文章の項目として、何を間違えたのかと間違えた理由、間違いを防ぐためにはどうすればよいと思いますか?と答えさせる項目があるのだけれども、そこに決まって間違えた理由は知識がないから、どうすればいいかを尋ねると決まって知識を増やすと書く子が多いのが少し気になる。確かに社会にはある程度の知識は必要だと思うが、偏差値65を超えてきた辺りからは、知識よりもむしろ知恵を磨くべきなのだと思う。一応定義しておくと、知識とは誰もが知っているべきもので、知恵とは誰も知らないものである。だから、知っている知識を組み立てて知恵をひねり出すという意識を持ってほしい。今週は、公民の解説が進みすぎたので、北辰対策を進めるが、生徒には新傾向と称してこんな問題に取り組ませたいと考えている

次の文章を読んで、下の問に答えなさい

いま、日本にある自転車の台数は8000万台を超えていて、人口の半分以上の人が自転車を持っていることになる。だが、ヨーロッパの自転車先進国オランダでは、人口1570万に対して自転車の台数は1700万代もあるという。風車とチューリップで有名なオランダは、干拓によって海を陸地にした土地が国土の約4分の1を占める国だということを、僕は学校で学んだ。干拓で広がった国なら、たぶん坂道などは少ないのだろう。地形が自転車向きだから自転車が多いのかもしれない、と最初思った。でも、本によると、30年ほど前まではオランダも自動車道路をたくさん作ってきたという。ところが、1973年に原油の値段が急に上がった。この出来事の後、自転車専用道路を作り始め、今から約10年前には、本格的に自転車の利用を増やしてマイカーの利用を少なくする計画を実行に移したのだそうだ。

問:上の文章に関して、オランダやその隣の国のどいつで、自転車を交通手段として使うことを積極的に進めている拝啓には、環境についての厳しい見方があります。ドイツでは、森が酸性雨により失われかかっているという問題があるのですが、オランダではどのような問題が深刻になってきていますか。上の文章で得た知識に基づいて答えなさい。(麻生中学—一部改変)

かなり練られて作られた問題だと思う。もしかしたら正解する子は1人もいないかもしれない。それでも、この問題時間をたくさんとって生徒にうんと考えさせたやりたい。この問題、最後の上の文章で得た知識に基づいて答えなさいが心憎い。実際、知識がないとすぐに知らない→できないと諦めてしまう子は多い。ただ、それで諦めるよりかは、ダメ元でいいからありとあらゆることをやってみるんだよ!という話はしている。その代表的な考えが漢字を困ったら訓読みして考えてみようというもの。もう1つ生徒には観察力を上げる3つの条件をいつも言わせるようにしているので、この観察力を上げる3つの条件を言えるようになった子は多い(全員とは言わないが…)

①答ではなく手がかりを探す
②他の何かを持ってきて比べる
③目の前の現象を正直に見る

この視点を持ってもう一度問題文を分析していくと
いま、日本にある自転車の台数は8000万台を超えていて、人口の半分以上の人が自転車を持っていることになる。だが、ヨーロッパの自転車先進国オランダでは、人口1570万に対して自転車の台数は1700万代もあるという。風車とチューリップで有名なオランダは、③干拓によって海を陸地にした土地が国土の約4分の1を占める国だということを、僕は学校で学んだ。干拓で広がった国なら、たぶん坂道などは少ないのだろう。地形が自転車向きだから自転車が多いのかもしれない、と最初思った。でも、本によると、30年ほど前まではオランダも自動車道路をたくさん作ってきたという。ところが、1973年に原油の値段が急に上がった。この出来事の後、自転車専用道路を作り始め、今から約10年前には、本格的に自転車の利用を増やしてマイカーの利用を少なくする計画を実行に移したのだそうだ。

問:上の文章に関して、オランダやその隣の国のどいつで、自転車を交通手段として使うことを積極的に進めている拝啓には、①環境についての厳しい見方があります。②ドイツでは、森が酸性雨により失われかかっているという問題があるのですが、オランダではどのような問題が深刻になってきていますか。上の文章で得た知識に基づいて答えなさい。(麻生中学—一部改変)

手がかりが環境問題ということと、ドイツと比べるという点まではおそらく多くの子は気づくだろう。問題は③のところ。環境問題として生徒が知っている知識として地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨などが挙げられるが、ドイツでは酸性雨となっているので、酸性雨ではないことは確か。③の文章から「海抜が低い」ということを読みとらないといけない。そうすると、海抜が低い→地球温暖化→海面上昇につながる。だから正解は、「低地帯の多いオランダでは、温暖化による海面上昇の影響が大きいこと」とでも書けばよい。

これ、オランダの知識など一切必要なく、またこの問題本文の中に一度も「低」という漢字が出てこないことが難易度を押し上げている。それをしなかったことに出題者の意図を感じる。ここまで分析できる子はいないだろうからこれは解説のしがいがある問題ともいえる。こういった問題でうんと考えさせることが、思考力・判断力・表現力を鍛えることにつながっていくのだと思う。(続く)



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# by masa717h | 2017-10-24 09:43 | 指導メモ書き | Comments(0)
先日、学校選択を見据えてのことだが、夏休みに中3のカリキュラムは1通り終わったため、平成27、28年度の2年分を実施した。その結果を見たうえで、今後の数学の進め方を決めるとしていたが、個人的に今年難化するのは英語だろうと思っている。県教育センターが出したコメントによれば、ざっくり言うと昨年度は難しすぎた。今年は出題の仕方を工夫するとしているので、各塾対策が進むので、今年は昨年に比べれば軒並み平均点は上昇するだろう。

…問題は英語だ。昨年のデータの開示を見てたが、ボーダーラインの壊滅的な点数のボーダーの子はほとんどいなくなっている。おそらくリスニングはみんな満点とかそんな感じだったのではないか。私立のように、県立の入試問題には文部科学指導要領の領域は超えてはいけないというルールがあるので、これを超えて難しくさせることはできない。そこで考えられる難化のさせ方として

①リスニングをもっと速いスピードで流す

②長文をもっと長くする(又は従来の穴埋め要約を復活させる)

③英作文のテーマを抽象化する(答えが書きづらいテーマを出してくる)

このうちどれかを踏襲してくるだろう。個人的には②が危ない。何せ配点が高いところでもあるので昨年よりもここをいじってくる可能性が十分にある。

ところで、解説を俺がやるとしたら、どう考えても長文に行く前にやっておきたいのが5文型の解説なのである。今、5文型は公立の中学校でやっていなくはないのだが、どう考えても熟語と処理としてごまかしている感じが強い。第1文型から第5文型まで十分に解説する時間がないのだろう。比較的進度の速い子については、大学生の講師でも大事さがわかっていて触れるのだけれども、たいていの生徒は学校の授業に上書きされてしまうので、5文型は指導するタイミングが非常に難しい単元ともいえる。なので、間接疑問文、関係代名詞を終えた、このタイミングでやるのが最もベストだと思われる。そしてやるなら、これはレベルの高い、低い生徒に関わらずどうしてもやらせておきたい単元なので、多分かなり時間をとってやりたい。そのための指導案をいま画策しているところ。(この話続きます。)



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# by masa717h | 2017-10-23 15:30 | 指導メモ書き | Comments(0)