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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

ずっと放置していたこれの続き。前回は思考力・判断力・表現力の力をつける前にその前提として当たり前だけど、知識力をつけるという内容を書いたように思う。基本、塾の指導方針としてもまず最初に覚えるっていうことだと思います。で。差がつくのはその後…夏休みぐらいを目途に覚えるべきことをしっかり覚えたらどうするか…まあ、これについては各教科特質があるでしょうし、自分自身も明確な答えを持っているわけではありません。あくまでも、自分のなかで考察したメモ的なものとして読んでいただければ幸いです。

ところで先日、以前紹介した超優秀学生講師として紹介したN先生が無事に就職活動を終えたので、そのお祝いも兼ねてスタッフと一緒に飲みに言ったときのことです。N先生は一般職から内定をもらったそうですが、教育に関心がある彼は自分自身のなかでのチャレンジも兼ねて、首都圏の大手塾の社員にも応募してみたんだとか、結果的に最終選考まで残ったそうですが、最後の最後で採用に至らなかったそうです。二次、三次とほとんどが模擬授業の実施だったそうですが、そのとき指摘されたのが発問について、発問して間髪入れず生徒を指名するのではなく、発問し間を置いて生徒を指名するようにとアドバイスされたそうです。なるほどなあと思いました。発問→間髪入れずの指名になると、指名された子が考えなくなってしまう、発問をして十分な間を置いてから生徒を指名する。そうすると、指名されるかもしれない緊張感で、生徒が全員きちんと考えるようになるということです。これが集団授業の『間』って言われる力のことですね。かくいう自分もそれができていたかとなると、うーんってなってしまう。決してただ板書を移すだけの授業にはなっていないとは思うが、これは意外と見落としがちな点かもしれない。自分の授業においてももう少し工夫する余地がありそうだ。

個別指導の講師を研修する立場からいっても、昨今何といっても映像授業が主流になっているため、模擬授業をさせると発問もなしに終わってしまう若い講師の子がよくいる。彼らの授業のお手本は、映像授業なので、ただ単に流れていく映像のイメージを実現させてそれで終わりとなってしまっていることが多い。

塾ではよく言われることだが、応用問題を解く際に必要なのは、原理や原則をしっかりと理解している子であろう。えてして当たり前のことほど教えるのは難しいものである。これが如実に現れる筆頭科目は数学かな。ただ、自分は数学の専門家ではないため、少し本の力を借りることにします。最近読んだ本のなかで、面白かったなと思う部分を引用します。なお、内容は交換の法則ですが、これを六年生に教えに言った先生の話です。

六年生の学級に補教に行った時のことである。算数の授業であった。教科書を見ると、交換の法則が出ていた。子供たちに聞くと、全員「わかります」と言う。
a+b=b+a a×b=b×a
が説明してあった。これを覚えさすだけなら三十秒もあればできる。しかし、それでは算数の授業とは言えない。内容を理解することと、覚えることは別だからである。(中略)そして次の4問を出した
①4÷2=
②4m÷2=
③4÷2m=
④4m÷2m=

全問正解は一人もいなかった。特に②や④を「できません」と答えている子が目立った。本当にできないのは③だけである。②も④も四年生ですでに習っているはずのことであったが、正解は5名であった。(中略)続いて次の問題を出した
⑤4×2=
⑥4m×2=
⑦4×2m=
⑧4m×2m=

今度は⑤も⑥も正解が多かった。しかし、⑦と⑧は正解は一人もいなかった。全員「できない」「わかりません」と答えていたのである。⑧は8㎡になるのである。
「みんなは面積の出し方を習わなかったかい?」と聞くと、「あっ!そうか」とおどろいたような声をあげていた。
「⑦はできるのです。なぜならかけ算では交換の法則が成り立つからです。4×2m=2m×4とすることができるからです」と説明すると、今度
もびっくりしていた。「君たちは交換の法則を習ったとき、『なんだ、簡単だ』と思ったでしょ。算数の原理はどれも簡単なのです。しかし、それを理解し、使いこなせるのは大変なことなのです。どれほど、簡単に思えることでもしっかり勉強してください」

中学生でも、この内容しっかり理解できている子は多くないんじゃないかな。今年の学校選択問題は、数学の難問ばかりかピックアップされましたが、一番本質的なのは、こういった考え方がしっかりできるかということなんじゃないかと思います。(続く)

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# by masa717h | 2017-10-20 10:33 | 指導メモ書き | Comments(0)
前回の記事を書いていて、そういえば西谷先生のコラムと似ているなーと思ったので、昔のテキストを引っ張り出してきて、確認してその内容をここにも記載してみたいと思います。西谷先生は、今なお予備校で一線をはっているカリスマといっていい講師ですね。自分も昔授業を受けていたので、いわゆるカリスマといわれる講師の方って、受験生のモチベーションを上げるのがものすごく上手なのですね。自分自身が講師になったときも、ある意味で教え子が悩んでいたり、勉強してもしても成績が上がらず、落ち込んでいる生徒に力になれるよう声掛け次第でまた変わっていくことも可能だと思うのです。以下、引用します。

大リーグのイチローは部活が終わり、一度帰宅したあと、バッティングセンターに毎日通っていたという有名な話がある。疲れた体に鞭打って、200球以上ものバッティングを繰り替えていたそうだ。その気の遠くなるようなバッティング練習で、イチローは何を得たのだろう。まずは、いくつものパターン化された動きだ。つまり、体のなかにどんな現実にも対応できるぐらいの圧倒的な数の型の蓄積ができた。おそらくイチローは行き詰ったとき、かつて行った基本の反復練習に今でも戻ってみるのではないだろうか。

目標を実現するには、2WAYのアプローチが大切だ。基礎を徹底し、そのうえで実践に持っていくこと。実践で行き詰ったときは、基本に戻って打開すること。この2つの道を常に自分のなかで両立させていないと、行き詰ったときにスランプが長く続く可能性が出てくる。実践で行き詰ったときに生きてくるのが本当の「基礎力」だ。予備校の勉強だったら基礎問題、ピアノだったらバイエル教本、サッカーだったらドリブル練習。どんなものでもはじめのうちは、基本といわれるものの反復練習をする。一流のサッカー選手でも、常にドリブルやリフティングなどの基礎練習を念頭に置きながら行っているのである。彼らはその基礎練習のなかに、将来の勝利や成功を見ているのだ。基礎の礎は「いしずえ」とも読む。建築物の大黒柱を支える土台を置く石という意味だ。

20代は、人生の土台ともいえる時期でもあり、この時期に何を見つけ、どんな基礎力を積み上げたかで、その人のその後の人生が決まってくるといっても過言ではない。もし、人生で大きな何かを手に入れたいのなら、ひとつこれだと思うことを妥協もせずに、徹底的にやりぬくことだ。僕の20は何もなかったといえばなかったが、英語の勉強だけは毎日続けていた。その蓄積は今の仕事で、技術的にも精神的にも僕を支えてくれている。細くても続いていく一本の線は、あとで振り返ったときとても大切な支えになる。

何でもいい、妥協せず徹底的に続けてみよう。基本を固めることで、実践で行き詰ったとき、原点に返ることができる。そのとき、基礎は本物になる。
本当の基礎とは、実践で使えるものだけを言うからだ。

一問一答のような基礎問題を淡々とこなし、北辰のような実践的な模試の問題でできなかったところを分析し、またその分野の基礎をコツコツと固めていく。できる子には、それが備わっていますね。ただ闇雲に言われたからやるということではなく、今の自分に必要だから計画を実施する要領でやっていく。そういしたら塾は今後必要なくなるでしょう。そんな子を育てていきたいものです。

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# by masa717h | 2017-10-19 11:07 | 指導メモ書き | Comments(0)
定期テスト前にもしっかり自習を頑張っていたSさん。北辰、今回の定期テストと思ったような結果が出ず、少し焦っているように感じる。ところでSさんは西武ライオンズのファンでその中でもベテランの栗山選手がお気に入り。最近、めっきり野球の記事を書くことが少なくなってきているので、栗山選手がどんな選手なのかというと…



多分、この動画がいちばん彼がどんな選手なのかよく分かると思います。キャプテンや選手会長を歴任したほどの選手なので一言で言うと男気あふれる選手ですね。で、家にある古いオフィシャルのファンブックの中にこんな言葉が書いてありました。


…簡単に内容をかいつまんで説明すると2009年度の栗山選手は開幕からスタメンを勝ち取ったものの、26打席ノーヒットを記録するなどとにかく苦しんだシーズンだったということが書いてあります。その当時は焦りもあったのでしょう。状態を回復するために3か月ぐらいかかったとも…そのなかにあるセリフから

大事なのは、練習を積み重ねて無心で取り組むこと。
当たり前のことですが、やっぱりそれが一番大切ですね。いい時の感覚よりも、いい状態で打った時の感触を大事にしたい…」

…流石、プロ野球選手は言葉の重みが違う。彼女が北辰が点数を取れなかった原因もおそらくは、国語の時間配分の失敗でしょう。一科目目の出来が数学のケアレスミスの多発など、他に引きずってしまったのだと思いますが、おそらく彼女自身そのことにもしかしたら気づいていないかもしれません。彼の言う感触とは塾講師の言葉で置き換えるなら小テストで満点を取るイメージを実現させることかな。

彼女には今度授業あるとき、この言葉を読ませてみよう。苦しい経験から得られることは大きい。




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# by masa717h | 2017-10-17 13:04 | 指導メモ書き | Comments(0)
先日第5回の北辰の結果が返ってきて早速内容を確認。先月より、3教科、5教科の偏差値は微減といったところですが、どういうわけか社会だけは突出して伸びていました。今回から新たに公民が範囲に加わったので、夏休みから講習とった子には先取りの範囲としてやらせていましたので、今回から圧倒的に伸びた子がたくさんいました。これはいけるんじゃないかと、後期の授業を受けた子の平均の偏差値を算出してみると…

67、64、65、64、59、57、46、51…

これを8で割ると…

10月後期社会受講者平均59,125
まじで、これ偏差値をあと1上げればいいとかではなく、あと0,9で目標到達。前期の時点ではすさまじく高い数字であったが、これでおそらくもう少しで手の届くエリアに近づいてきた。これから、公民の配点が高くなってくるので、まずは苦手な子たちはそこを重点的にやってもらう。これで、後期の社会の授業をやる意味というのも出てきたので嬉しく思う。

65前後の子たちはこれをキープする形で、60前後の子たちもどちらも今回の定期テストが地歴の範囲全部ということもあり、ある意味では北辰対策になっているため、実際歴史が苦手でそうとうやりこんだそうだが、定期試験にはあまり出なかったと嘆いていたが、おそらくはその勉強は直接北辰の結果に直結してくるはず。後は、今回50いかなかった子を俺がフォローしてあげればいい。テストが終わった直後にその話をしたら、やはりそうとう悔しかったのだろう。授業後テストが終わったばかりで疲れているなか1時間ほど自習していった。

社会が本当に大の苦手だったH君も連続で50を超えた。最近では、俺公民はめっちゃ得意ですっていえるようになってきた。まあ、10月の北辰は範囲が狭いからしっかり対策を施せば点数取れるのは当たり前。ただ、この1分野でもできるというのが、今後に繋がる。

ところで、このブログによく出てくるハカセ君は、H君の部活の先輩で、彼がH君をたまに歴史分野とかを熱血指導してくることがある。ハカセ君の頭の中にあったのは、『とりあえず、アイツの成績を社会で北辰50は取れるようにしてやらねえと…』

ハカセ君の目標は達成した。後は、受講者の平均偏差値60到達という俺の目標を到達するのみ。夏休み前に宣言した目標是非達成できるように頑張ろう(俺も生徒も)。


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# by masa717h | 2017-10-15 10:10 | 北辰 | Comments(0)
集団授業を受けている社会の子たちに、毎回書かせている項目の中に間違えた問題と、どうしたら間違いを防げるか?ということを常に書かせるようにしている。本当なら、英語、国語と同じようにやってみてもいいのだが、まずは実験段階でという感じでやらせてみたが、書かれてくる答えに目を通すと圧倒的に多いのが知識を増やすと書いてあるもの。

これを書いてくる子が圧倒的に多い。ただ、野球に例えるなら攻撃が大事。そのために、対策としてはたくさん素振りをして練習する。そして、あまり気づかないのか、守備を改善する。つまり、ミスを減らすと書いている子はほとんどいない。攻撃も大事だが、えてして守備も同じくらい大切である。強いチームというのは、攻撃もさることながら、守備も安定していてミスがほとんどないのである。

模擬試験の採点をしていると、その子に限ってミスの型のようなものが、本人も気づかないうちに出来上がってしまっていることがある。
例えば、問題を最後まで読まないために起きてしまうミス。また、答えるべき因果関係が逆になってしまっているミス。こういったことをちょっと改善するだけでも点数は大幅に伸びるはずなのだが、それに気づいていない子があまりにも多い。以前の集団授業でそんな話をした。

以前に、学年トップを目指しているSさんに、定期テストの振り返りの文章を書かせていたら、4回ぐらい次は見直しをしっかりすれば…と書いていたので、少しだけアドバイスをした。実際にテスト状況を想定して、じゃあ見直しをしっかりやってみてとやらせて、それでも点が取れなかったのだから、どうするべきなのかを考えないといけない。

ところで、Sさんの中学校は昨日から試験で、昨日も塾に自習に来ていたのだが、その自習のノートに書かれていたタイトルが大変興味深かった。そのタイトルは

自分の「 」を見つけるノート

と書かれていた。うん、「 」には何が入るのかちょっと気になったが、すばらしい発想だと思う。もしかしたら、その「 」の中に入るのは、自分の強みなのか、それとも自分の弱点なのか。今日は聞く暇がなかったので、今度聞いてみよう。

これは別の子だが、ケアレスミスをよくやりがたな子については、自分のしでかしたミスを分析して、そのミスを本番前に書きだしてチェックリストを作ろうとアドバイスをした。

実際、これは最近知ったことだが、飛行機のパイロットは離陸前に一連の手順を確認しているそうだ。代ゼミ時代の恩師の富田先生のはしがきの中にこんな言葉が書いてあった。

試験ではかなりの緊張を強いられることは、諸君もよく承知だろうが、そうした緊張は適度なレベルに抑えておかないと考えられないミスを犯したりする原因となる。これは例えば、離陸直前の航空機のパイロットによく似ている。彼らは(それまでにかなりの経験を積んでいるにもかかわらず)離陸前には極めて緊張した状態になると言われている。そのような彼らが離陸前に実行するのが、チェックリストの確認である。これには離陸中の一連の手順を再確認するという効果に加えて、パイロットの精神的な安定を図るという二重の効果がある。そして、彼らは安全に離陸していくのである。諸君の入試も、途中で止めることができないという点で、飛行機の離陸によく似ている。本番に入ってしまえば、つぎつぎと適切な手順を利用して問題に対処していかなくてはならない。躊躇したり、焦っていたのでは途端に失速してしまうからだ。だからちょうどパイロット達と同じように、本番の直前にもう一度基礎的な手順を再確認しておくのは、ただがむしゃらに問題を解くこと以上に大切なことである…

なるほど。定期試験の直前の授業は、この言葉を踏まえて再度基本事項を点検しておくというのが重点なのだろう。彼女には、英語の演習を解いたときに、今までのミスを分析していき、一緒にチェックリストを作っていった。出来上がったリストは以下のようなものである。

□英作文や文章を書く時、ピリオドや?マークは正しくつけられているか
□整序英作文(並び替え)は斜線で全ての語句を消しているか。また時数が余るや不足などの見落としている条件はないか
□間接疑問文は 主語+動詞+疑問詞+主語+動詞の基本的な形になっているか
□分詞は、前からの修飾のパターンか、後置修飾のパターンか、その見極めがしっかりできているか
□make A B でAをBにするという正しい対応になっているか。また、三単現のSや受動態の見落としはないか

これぐらいなら、開始3分ざっとで、いいからどこかこういったことを書いていくのは、講師がただ見直しをしっかりしてなんていうより、はるかに具体的で効果的だと思う。結果が返ってきたら再度検証してみよう。



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# by masa717h | 2017-10-13 09:43 | 指導メモ書き | Comments(0)