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野球好き塾講師のブログ

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TOEICの勉強や西武ライオンズの雑感とか

形式主語 It …for ~to を「~にとって」と訳すのはよくない

うちの近隣の中学校の英語教科書はsunshine を採択しているので、おそらく、sunshine をお使いの塾の英語の先生は、今頃形式主語について解説をしているだろうと思います。で、この形式主語1つ問題がありまして、先生や学校のワークが『~にとって』という訳を平然で教えており、また学校のワークにもまたしれっとこの形で訳を出してくる、という点に自分は疑問を感じています。確かに中学校なら、これで構わないのでしょうが、高校英語で意味上の主語を習うときに、この訳だと確実に混乱必至です。

They waited for the train to arrive at the station.

『~にとって』という訳文、こういう文を見たときに通用しなくなります。for●● to…の部分を最初から「●●が…すること」と覚えていれば、少なくとも上の文章の和訳は彼らは列車が駅に到着するのを待った。だから、高校英語まで俯瞰して教えるというのが、最近になって気づいたとても大事なことのような気がする。少なくともこの文、列車にとってなどとやったら確実に意味不明な文になるのは確か。高校生になっても、困らない程度の英語の力をつけてあげたいと思うのだが、結局学校の先生やワークにやたら…にとってと訳させる。少なくとも俺にとっては、この訳し方は良くないと思った次第です。

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by masa717h | 2016-06-21 09:38 | 指導メモ書き

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