週刊西武: 栄枯盛衰
さて、ところ変わってあれから約20年が経過した現代、パリーグはすっかり勢力図が変わってしまったように思います。あの頃パリーグのお荷物球団と揶揄されていた、ホークス、マリーンズが優勝争いに頭角を現し、あらに東京ドームでは常に閑古鳥だったファイターズが猛追を見せています。一方、ライオンズといえば今だ勝ち越しなし、一部にちらほらもう最下位でいいよという声まで聞こえてくる始末。何だか、盛者必衰ではないですけれども、この20年でパリーグの栄枯盛衰をまざまざと見せられている気になります。オリックスと最下位争いをしているわけですが、オリックスは近い将来きっと何等かのイチローの恩恵を受けるように思います。そういえば、3000安打までもう少しですね。
今シーズン、最下位で終わってしまえば、おそらく浮上のきっかけも難しいでしょうね。なぜなら、得点差がついてしまった場面でどこか試合をあきらめているようなところがあり、それが消極的なバッティングになっています。要は、負け癖がついてしまったのでしょう。こういった癖をつけると、下手をすれば暗黒時代の阪神や、かつての横浜のような『弱さ』を覚悟しないといけないのかもしれません。相変わらず状況は深刻なのですが、それを他人事のように嘆いてるようにしか思えない監督と、その他選手の管理すらまともに出来ない首脳陣に嫌気がさしてきました。チームが勝てないのなら、もっと頻繁に1軍と2軍で選手を入れ替えりゃいいだろうに、それすらしょうとしないのだから。
昭和野球の押し付けでは勝てないと何回負ければ分かるんでしょうかね。先発を可能な限り引っ張ってっていのは、あれは黄金時代だから出来たことで、今のチームにそれを求めてもできるはずがありません。なら、中継ぎの層を厚くして、きちんと役割を決めて、当たればよいのに。ポーリーノなんか中継ぎで使えばいいのに、それをしない理由がわからん。先発で引っ張っても勝てないって!何回やればわかるのか…。
一部の選手しか使わないから、二軍で何人かの選手が腐っているという記事も目にしました。こんな記事が出てきてしまうことじたい、選手の管理がなっていない証拠ですよね。本当に外部から誰か連れてきたほうがいいんじゃないですか。チームを改革したいのならかつてロッテがやったみたいなバレンタインを連れてくるぐらいのインパクトがなければ、いつもでも万年Bクラスのままでしょう。
本当に、これほどライオンズの弱さに腹が立つシーズンは初めてです。こんな野球を続けるようなら、球場に足を運びたいとも思えません。残りの数試合、きちんろ来年に繋がる野球と、出来うる限りの意地を見せてください。
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