気づける力『観察力』 成績向上の最大の鍵
(1)久美はいま、英語をとても上手に話すことができる。私たちも彼女のようにたくさん練習をしなければならない。(canを使って)
(2)外はとても暗くなりました。私は心細くかんじました。それで、私はホテルへ歩いて帰りました。
(3)私はきのう、通りでベティー(Betty)を見かけました。彼女は友達と歩いていました。楽しそうにおしゃべりをしていました。
…指定された範囲の中から、全部で10個問題を出している。2学期の一番最初にやったころの熟語の日→英変換よりも格段に難易度が高くなっている。これがスラスラ書けるようならいくら難しくなったとはいえ、学校選択の英作文も無難にこなせるだろう。
生徒「先生(3)なんですけど、yesterdayみたいな副詞は、通常文末に来るって学校の先生に教えてもらいました。ただ、この文章はyesterdayが文末に来ていません。どっちが正しいのですか?」
俺「それは情報構造っていってね、英語ってふつう強調して伝えたいものを一番後ろに持ってくるの。だから、ベティに会ったのは昨日なのよ!って強調したければyestedayが後ろ。ベティに会った場所が通りなのよ!って強調したければon the streetって語句が後ろに来るの。どっちでも正解なんだけど、学校の先生がそういったのなら定期テストではyesterdayを後ろに持ってくるほうが無難だね。」
いきなり予期せぬ質問をされたので、ふと情報構造なんて言葉を口に出してしまったが、こういうことをしっかり理解しておくと、今後4文型→3文型への書き換えも自然と理解できるだろう。実際、この子は学校の先生の説明と自分が覚えた例文に違和感を感じて質問してくれたわけだが、俺の対応でこれで1つ発見をしてくれたわけである。2学期以降はこういう『観察力』を高めることに焦点を置いて授業をしているわけだから、俺の狙いと生徒の質問が一致してくれた瞬間だった。
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